EMLファイルを開く方法4つをご紹介

EMLファイルとは、メールを保存するために使われるファイル形式の一つです。本文では、EMLファイルを開く方法と大切なEMLファイルを復元するを解説します。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: ファイル復元・修復

EMLファイルとは、メールを保存するために使われるファイル形式の一つです。主にMicrosoft OutlookやOutlook Expressなどのメールクライアントで使用されています。EMLファイルを開く方法を学び、大切なメールを安全に保存しましょう。


EMLファイルとは

EMLファイルとは、Outlook ExpressやWindows Liveメールと言ったマイクロソフト製のメールソフトのみで扱われるファイル形式の事です。拡張子が「.eml」となるメールを保存するファイル形式という事から、インターネット上では一般的にEMLファイルと呼ばれています。EMLファイルは、上記で説明した通り、マイクロソフト製のメールソフトにしか扱う事が出来ない為、Outlook等のソフトに対応していない場合、EMLファイルを開いて内容を見る事はできません。もし、対応していないOSでEMLファイルを開く場合、違うファイル形式に変換させ、あるいはEMLファイル用閲覧ツールをPCにインストールする必要があります。簡単にまとめると、EMLファイルは、マイクロソフト製メールソフトでしか閲覧する事ができないファイル形式という事になります。

EMLファイルを開く方法4つ

EMLファイルを開く方法には、いくつかの方法があります。普段遣いの際に使用する基本的な方法から、どうしてもメールの内容を確認したいときに使える方法までさまざまです。全部で4つ紹介するので、ぜひお試しください。

方法1:メールクライアントソフトを使用する

EMLファイルは、基本的にメールクライアントソフトで開きましょう。言葉を聞くと、「何か特殊な方法をしないといけない」と感じるかもしれません。しかしメールクライアントソフトとは、普段使っているメールソフトのことです。「Microsoft Outlook」や「Thunderbird」などがあり、ほとんどのパソコンにメールクライアントソフトが備わっているでしょう。

「受信箱」からメールを選んで開くだけなので、簡単にできる方法です。今回はWindowsパソコンで使用頻度の高いメールクライアントソフト「Microsoft Outlook」を使い解説します。

「Microsoft Outlook」でEMLファイルを開く方法は、以下の手順です。

手順1.「Microsoft Outlook」を起動する
手順2.「受信箱」より、メールを選択する

メールを選択

手順3.EMLファイル(メール)が開き、内容が閲覧できる

方法2:ブラウザを使用する

EMLファイルは、メールクライアントソフトを使わずに開くことも可能です。インターネットを閲覧するうえで欠かせないソフト、ブラウザを使って開きましょう。ブラウザソフトには「Internet Explorer」や「Google Chrome」、「Safari」などがあります。今回はどのOSでも使用頻度の高いGoogle Chromeを例に紹介しましょう。

※「閲覧」のみ可能です。編集や特定のアドレスに送信などはできないため、注意が必要です。

「Google Chrome」でEMLファイルを開く方法は、以下の手順です。

手順1.Google Chromeを起動する
手順2.EMLファイルをブラウザ画面、またはタブにドロップ&ドロップすると表示される

EMLファイルをドロップ&ドロップする

EMLファイルを開く

方法3:EMLファイルビューアーを使用する

EMLファイルビューアーはさまざまなものがあり、性能が異なります。閲覧のみ可能なものから編集できるもの、送信できるものがあり、用途によって使い分けが可能です。

EMLファイルビューアーのメリットは、保存したメールを簡単に探せることです。とくにビジネスの場では、「どこ」「誰」「メール内容」などから素早く探したいときがあるでしょう。メールの整理に、EMLファイルビューアーは便利です。メールクライアントとあわせて使いこなせれば、簡単にメールを管理できます。

方法4:テキストファイルに変換する

EMLファイルで閲覧できないときは、テキストファイルに変換して開くと見れる可能性があります。テキストファイルは、文章のみが出力されている文書ファイルのことです。基本的に文字だけが保存されているEMLファイルと相性が良いため、メールクライアントで見られないときにおすすめします。ただし、添付ファイルを開くことはできません。また、文字化けで読めない文字が発生する可能性があるため、注意が必要です。

▼オンラインコンバーター「aconvert.com」は、EMLファイルをPDFファイルに変換することができます。

EMLファイルをテキストファイルに変換する方法は、以下の方法です。

手順1.「Convertio.com」を開き、EMLファイルを指定する
手順2.ターゲットフォーマット(変換先)を「TXT」に選択し、「今すぐ変換」を選択すると変換される

EMLファイルを変換して開く

パソコンで失われたEMLファイルを復元する方法

パソコンで失われたEMLファイルを復元するためには、専用のソフトが必要です。今回紹介した方法では、比較的安全にEMLファイルを開けますが、無理にファイル形式を変換するとファイルを失う可能性があります。

簡単に削除したファイルを復元したいと言う初心者の方にオススメなのが、Wondershare社のRecoverit(リカバリット)です。Recoveritは、様々な要因によってパソコン上から削除されてしまったファイル、Eメール、動画と言ったデータを瞬時に復元できる高性能リカバリーソフトです。あらゆる場面に迅速に対応できるのがこのソフト最大の魅力で、使いやすさを追求したデザインとスムーズかつ癖の無い操作性で、初心者でも簡単にEMLファイルを復元する事が可能です。データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)であれば、安全安心にEMLファイルを開くことが可能です。もちろん、変換を試すのも問題ありません。素早く簡単に復元できるため、可能な方法をお試しください。

EMLファイルを復元(Win版) Windows版 EMLファイルを復元(Mac版) Mac版

「Recoverit」を使って削除したEMLファイルを復元する方法

ステップ1復元場所を選択します。

「復元したいファイルの場所を選択してください」というウィンドウが表示されますので、復元したいファイルを保存していた場所を選択してクリックします。

保存場所選択

ステップ2削除したデータをスキャンします。

そうすると、復元場所のデータをスキャンします。復元したいファイルが見つかると、途中でスキャンを中止して復元することが可能です。

デバイスをスキャン

ステップ3復元したいファイルをプレビューして復元します。

復元したいファイルをチェックし復元ボタンをクリックしてください。復元したファイルを保存する場所を指定するウィンドウが表示されますので、適宜保存場所を指定します。

プレビュー

いかがでしたでしょうか?紹介した方法を利用すれば、簡単に誤って削除してしまったEMLファイルを復元する事ができます。もし、誤ってEMLファイルをパソコン等から削除してしまったと言う方は、ぜひRecoveritを利用してEMLファイルを復元してみてはいかがでしょうか。

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