DOCとDOCXの違いと変換方法:ワードの拡張子を徹底解説

ワードを使って文書を作成する際、ワードの拡張子について悩んだことはありませんか?実は、DOCとDOCXという二つの主要な形式が存在し、それぞれ特徴や変換方法が異なります。この記事では、DOCとDOCXの違いや変換方法を徹底解説していきます。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: ファイル復元・修復

この記事では、Microsoft Wordの拡張子であるDOCとDOCXの基本的な違いと、それらの利用方法について説明します。そして、DOCは古い形式であり、DOCXは新しい形式で、互換性や機能に違いがあります。このガイドでそれらの違いを説明し、適切な選択をする手助けをします。


Part1:ワードの拡張子DOC/DOCXとは

Microsoft Wordのファイル形式には、.doc と .docx の2つの主要な拡張子があります。.doc ファイルは古いWordバージョンで使用され、テキストとフォーマット情報が統合されているためファイルサイズが大きく、新しい機能のサポートが限られています。

一方、.docx ファイルは新しいWordバージョンで使用され、XMLベースのフォーマットを採用しています。.docx ファイルは通常、.doc ファイルに比べてファイルサイズが小さく、新しい機能やフォーマットをサポートし、他のWordバージョンとの高い互換性を持っています。

Part2:DOCファイルとDOCXファイルの違い

DOCとDOCXファイルの違いは、ファイルサイズ、互換性、機能、および安全性の側面で明確に現れます。以下はそれぞれの違いについての詳細です。

①ファイルサイズ

拡張子「.doc」のファイルは、古いフォーマットであるため、テキストとフォーマット情報を結合して保存されます。その結果、同じ内容の文書でもファイルサイズが比較的大きくなることがあります。この大きなファイルサイズは、文書を電子メールで送信する際やオンラインで共有する際に制約となることがあります。

拡張子「.docx」のファイルは、XMLベースのフォーマットを使用し、データがより効率的に圧縮されて保存されます。そのため、同じ内容の文書であっても、ファイルサイズは通常小さくなります。小さなファイルサイズは、文書を簡単に送信したり、クラウドストレージに保存したりする際に便利です。

そのため、DOCXフォーマットの方が効率的であることが多く、新しい形式を選択することが一般的です。

②互換性

拡張子「.doc」のファイルは、古い形式ですが、新しいバージョンのMicrosoft Wordと互換性があります。しかし、一部の高度な機能やフォーマットは制限されることがあります。また、新しいWordバージョンは、DOCファイルを読み込むことはできますが、新しい機能やフォーマットを正確に表示できない場合があります。

拡張子「.docx」のファイルは、より新しい形式で、他のバージョンのMicrosoft Wordと高い互換性を持っています。それは、多くの新機能やフォーマットをサポートしており、ファイルを共有する際に情報の損失やフォーマットの不整合を起こしにくいです。また、新しいWordバージョンともスムーズに連携し、文書を正確に表示できます。

③機能と安全性

DOCファイル

機能:古いフォーマットであるため、一部の高度な機能やフォーマットが制限される可能性があります。

安全性:セキュリティの脆弱性が高く、マクロウイルスのリスクが存在することがあります。

DOCXファイル

機能:より新しいフォーマットで、他のバージョンのWordと高い互換性を持つため、多くの新機能やフォーマットをサポートします。

安全性:セキュリティが向上しており、セキュリティリスクが低減されています。

Part3: DOCとDOCXの相互変換方法

DOCファイルとDOCXファイルの相互変換方法には、いくつかの方法があります。ここではそれぞれの方法について詳しく説明します。

3.1:Microsoft Word を使用する

Microsoft Wordを使用して、DOCファイルからDOCXに変換する方法です。具体的な手順は以下の通りです。

1. Microsoft Wordを開きます。

2. 変換したいDOCファイルを開きます。

DOCファイルを開く

3. 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択します。

「名前を付けて保存」を選択

4. ファイルの保存形式として「Wordド文書(*.docx)」を選択します。

保存形式を選択

5. 「保存」ボタンをクリックして、ファイルを新しい形式で保存します。

注意点:DOCXファイルをDOCに変換する場合、いろんな種類の形式で保存できますが、「word97-2003文書」を選択すれば、DOCXファイルをDOCの形式で輸出できます。

ファイルを輸出

3.2: Google ドキュメントを使用する

Googleドキュメントを利用して、DOCファイルをDOCXに変換する方法です。以下は手順です。

1. Google ドライブにログインし、Googleドキュメントを開きます。

Googleドキュメントを開く

2. ドキュメントを新規作成するか、既存のDOCファイルをアップロードします。

ファイルをアップロード

3. ファイルを開いたら、「ファイル」メニューから「ダウンロード」を選択し、「Microsoft Word (.docx)」を選びます。

ダウンロード形式を選択

3.3:オンライン変換ツールを利用する

オンライン変換ツールを使用する方法もあります。これらのツールは一般的にユーザーフレンドリーで、具体的な操作手順を提供せずともファイルの変換が可能です。検索エンジンで"DOC to DOCX converter"などのキーワードで検索し、信頼性のあるオンラインツールを選んで使用しましょう。

Part4:パソコンで消えたDOC/DOCXファイルを復元する方法

パソコンから誤ってDOC/DOCXファイルを削除したり、紛失したりしたDOCやDOCXファイルを復元することは可能です。それには、ファイル復元ソフトウェア「Recoverit」がおすすめです。Recoveritは、削除された大切なファイルを復元するための使いやすいツールで、パソコン上でのファイル復元作業を支援します。

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Recoveritは非常に使いやすく、多くのユーザーに高く評価されているので、大切なファイルを失った場合、ぜひ試してみてください。

以下は、「Recoverit」で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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