Windows10をセーフモードで起動する方法

本記事は、Windows10をセーフモードで起動する方法、起動しないときの対処法、及びその起動で消えたデータの復元方法をご紹介します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけ復元可能
内野 博

Jan 05, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10のセーフモードは、パソコンの動作が不安定なときに原因を調査できるツールです。セーフモードを使えば、自ずと対処法が見えてきます。

このページではWindows10をセーフモードで起動する方法を紹介します。

Windows10のセーフモードは、パソコンの動作が正常でないときに診断ツールとして活用できるモードです。

まだパソコンの起動ができる場合、セーフモードを使って端末の状態を診断できます。セーフモードを使えば動作させるドライバーを最低限に絞ってパソコンの起動が可能です。セーフモードでWindows10を起動して動作に問題なければ、インストールしているソフトウェアのバグか破損が原因である可能性が高いといえるでしょう。

Part1.Windows10をセーフモードで起動する方法

Windows10をセーフモードで起動する方法は以下の4通りあります。

自分がやりやすいと感じる方法を使うといいでしょう。

1)スタートメニューから利用する方法

スタートメニューからセーフモードで起動する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを左クリック
  2. 「設定」を左クリック
  3. 「設定」を開く

  4. 表示される設定のメニュー画面で「更新とセキュリティ」を左クリック
  5. 画面左側の一覧で「回復」を左クリック
  6. 画面右側で「今すぐ再起動」を左クリック
  7. 今すぐ再起動

  8. 表示される「オプションの選択」の画面で「トラブルシューティング」を左クリック
  9. オプションの選択

  10. 「詳細オプション」を左クリック
  11. 詳細オプション

  12. 「スタートアップ設定」を左クリック
  13. スタートアップ設定

  14. 「再起動」を左クリック
  15. 「再起動」をクリック

  16. 画面の切り替わり後に数字キーの「4」を押して「4)セーフモードを有効にする」を選択する

2)Shutdownコマンドを使う方法

Shutdownコマンドを使ってセーフモードで起動する方法は以下の通りです。

  1. WindowsキーとXキーを同時で押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」を左クリック(または同時にWindowsキーとRキーを押す)
  3. ファイル名を指定して実行

  4. 名前の箇所に「Shutdown /r /o /t 0」と入力
  5. 「OK」を左クリック
  6. コマンドを入力

以上の作業をしたら、画面の切り替わってから「スタートメニューから利用する」で紹介した④以降の手順を行ってください。

3)Shiftキーを使う方法

Shiftキーを使う方法では、以下の手順でセーフモードでの起動ができます。

  1. スタートメニューを左クリック
  2. 電源ボタンを左クリック
  3. Shiftキーを押した状態で「再起動」を左クリック
  4. パソコンを再起動

以上の作業をしたら、画面の切り替わってから「スタートメニューから利用する」で紹介した④以降の手順を行ってください。

4)システム構成を使う方法

システム構成を使ってセーフモードで起動する手順は以下の通りで、他の方法と比べるとシンプルです。

  1. WindowsキーとXキーを同時で押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」を左クリック(または同時にWindowsキーとRキーを押す)
  3. 名前の箇所に「msconfig」と入力
  4. 「OK」を左クリック
  5. 「msconfig」と入力

  6. 表示されるWindowsで「ブート」のタブを左クリック
  7. 「セーフブート」にチェックを入れて「OK」を左クリック
  8. 「再起動」を左クリック

Part2.Windows10でセーフモードが起動しない対処法

セーフモードの起動ができない場合、Windows10のシフテムが破損している可能性があります。

Windows10がセーフモードで起動しない場合、以下の方法で対処してみましょう。

1)sfc /scannowコマンドを使って修復を試みる

  1. Windowsインストールメディアをパソコンにセット
  2. パソコンを起動
  3. BIOS設定へ入る
  4. インストールメディアを接続しているドライブを1位へ変更
  5. パソコンを再起動させる
  6. 表示される画面で「コンピューターを修復する」を左クリック
  7. 「トラブルシューティング」を左クリック
  8. 「詳細オプション」を左クリック
  9. 「コマンドプロンプト」を左クリック
  10. 表示される画面の末尾に「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押す

④で1位に変更する項目は、接続しているWindowsインストールメディアの種類で異なります。

WindowsインストールメディアがCD-ROMであれば「CD-ROM Drive」を、USBであればUSBメモリを1位にしてください。

2)Windows回復環境を使いシステムの復元を試みる

セーフモードで起動するときに画面に円形が回っている状態が続く場合、強制終了による再起動を2回行うとWindows自動修復の画面が表示されます。

Windows自動修復の画面が修復されたら、以下の手順でシステムの復元が可能です。

  1. 表示される画面で「トラブルシューティング」を左クリック
  2. 「詳細オプション」を左クリック
  3. 「システムの復元」を左クリック
  4. 「最近の復元ポイント」を左クリック

3)接続中の周辺機器デバイスをすべて取り外す

パソコンに接続している周辺機器を取り外すとセーフモードで起動できる場合もあります。修復作業が面倒と感じるのであれば、まず周辺機器デバイスを取り外してみましょう。

Part3.セーフモードの起動で消えたデータを復元する方法

Windows10のセーフモードは動作不良の原因解析に役立つ機能です。しかし、利用すると大事なデータが消えるリスクも伴います。

またセーフモードでの起動ができないときの対処法を行うときも、大事なファイルが消去される恐れがあり注意が必要です。消えたデータの復元は基本的には不可能で落胆してしまうもの。しかし、「Wondershare Recoverit」があれば失ったデータを復元できます。

Recoveritは世界150ヶ国以上、500万以上のユーザーに使われているデータ復元ソフトです。開発会社は17年研究を続けている実績があり、信頼性を疑う必要はありません。Recoveritがあれば、復元場所をスキャンして大事なファイルやデータを蘇らせることができます。

Windows10でセーフモードを利用する際は、ファイルの消失に備えてRecoveritを準備しておくと安心です。続いては、Recoveritでデータを復元する手順をご紹介します。

無料ダウンロード Windows版 無料ダウンロード Mac版

Recoveritで消えたデータを復元する手順:

ステップ1 消えたファイルの元の保存場所を選択します。

Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択して、右下にある「開始」をクリックします。

場所を選択

ステップ2 消えたファイルのデータをスキャンします。

そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。

ファイルをスキャン

ステップ3 スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。

ファイルを復元

消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、パソコンから消えたデータの復元だけではなく、SDカード外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。

SDカード復元ソフト

Recoverit - 強力なデータ復元ソフト

    • PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元

    • 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応

    • クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元

  • 破損した動画ファイルを修復
人気記事
Home > Resources > Windowsコンピュータ復元 > Windows10をセーフモードで起動する方法