Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
pagesとは、Apple社で開発されたMacOS並びにiOS用のワードプロセッサおよびページレイアウトのアプリケーションの名称です。MacとWindowsでは互換性の違いで、ファイルが開けないなどの問題が多々あり、今回はそのようなトラブルに備えて、PagesファイルをWindowsで開いたり変換するための方法などをご紹介します。
PagesファイルをWindowsで開くにはどのような方法があるのでしょうか?主に以下の3つをご紹介しましょう。
①iCloudで見る、または編集する
Pagesファイルは元々アップル社のソフトなので、同社が提供するクラウドストレージであるiCloudを利用することでファイルを開いたり、編集が可能になります。WindowsのパソコンにiCloudのアプリをダウンロードしましょう。(その際にAppleIDが必要になるので予め作っておきます)詳細はPart3でご紹介します。
②画像形式に変換してファイルを閲覧
pagesファイルの閲覧だけしたい場合は、ファイルを画像形式に変換することでもOKです。注意点としては、画像ファイルに変換しただけなので、テキストの編集はできません。また、ファイルに格納されているテキストもコピーができないことは覚えておきましょう。
・Windows上で見たいpagesファイルの拡張子を「.zip」に変更する。
・拡張子を変更したファイルをダブルクリックして解凍。
・Windowsのフォトビューアーなどを利用してファイルの中身を確認。
(※ファイルの拡張子を変更しても中身に影響はありません。再び「.pages」形式に戻すことも可能です)
③コンバーターを利用して形式を変更する
コンバーターとは、ファイル形式を変更するためのツールのことです。コンバーターを利用すれが、pageファイルをWindowsで閲覧、編集できる拡張子に変更が可能となります。pagesは、文書作成用のアプリなので、同様の文書作成ツールの拡張子に変更するのが適切です。Windowsでは「doc/docx」形式のファイルが該当します。拡張子を変更するときは、クラウドコンバーターがおすすめです。オンライン上で、ファイル形式を変換でき、とても便利です。
出力されたファイルは、AppleのiWorkを使って保存された状態となり、文字化けやファイルの破損も防げます。以下はやり方の説明です。
・クラウドコンバーターのページを開く。
・変換したいPagesファイルを選択して「開く」をクリック。
・アップロードしたファイルが表示→プルダウンメニューから変換したいデータを選択
・画面右下にある[Conversion変換を開始する]をクリック。
・変換が完了したら、「ダウンロード」ボタンが表示されるのでクリック。
MacのパソコンでPagesファイルをWordに変換するには以下の方法で簡単にできます。
①Finderを使用してMacでPagesドキュメントを見つけて開く
②Pagesが開いたら、上部メニューバーの[ファイル]をクリック
③ドロップダウンメニューから[エクスポート先]を選択→[Word]をクリック
④ポップアップメニューが表示される→ [詳細オプション]を展開すると、.docx(または.doc)形式のいずれかを選択。→ [次へ]をクリックして続行
⑤ファイルを保存する場所を選択し、[エクスポート]をクリック
もしファイル内のデータを編集したい場合は、ファイルをWindows PCに転送する、またはWindowsユーザーに送信して、ドキュメントの作業が続行可能となります。PagesはWorddocファイルとdocxファイルをサポートしているので、Wordドキュメント変換後にも.pages形式に再度変換することなくPagesで開くことができます。
Part1でご紹介した「iCloudでPagesをWordに変換する」やり方の詳細は以下のとおりです。
①WindowsOSからiCloudにログイン
②iCloudにあるpagesのアプリを起動。
③開きたいファイルをpagesにドラッグ・アンド・ドロップ。
この方法を利用すればWindowsでもpagesのファイルを閲覧や編集が可能となります。
パソコン上でデータやファイルの変換や編集作業をしている際に、失ってしまったり、行方不明になったファイルなどを簡単に復元する方法として便利なソフト「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をおすすめします。
【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルと削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。また、Recoveritは検出されたデータを復元する前にプレビューが可能で、 Mac版もあります。
その他、iPod(Nano、Classic&Shuffle)や携帯電話など、様々なデータストレージデバイスから1000種類以上のデータとフォーマットデータが復元できます。パソコン上ではごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元すること ができます。
無料版のリカバリットは、復元したい対象のデータ容量が500MBまで利用することができます。無料版でお試しになってみて、便利な機能を数台のパソコンでも利用してみたい、復元するデータやファイル等の容量を無制限にしたいと思われたらご購入されてはいかがでしょうか?とりあえず、下記アイコンより無料ダウンロードしてお試しましょう。
以下は、「Recoverit」で誤って消えたwinファイルを復元する手順です。
「Recoverit」を起動してから、消えたファイルの元場所を選択します。今回はパソコンから消えたデータの復元なので、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してから、「開始」をクリックします。
「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
Windows 10・11では、システムやデータを復元する際にディスクイメージを作成できます。ディスクイメージとは、ハードディスクやSSDなどのドライブ全体をバックアップするイメージファイルのことです。今回は、Windows 10・11でのディスクイメージの作成と復元方法について紹介します。うまく操作できない場合は、データ復元ソフト「Recoverit」が便利です。簡単な操作で、バックアップから復元までをサポートします。 ...
今や仕事でも家庭でもパソコンなどによる作業が多くなり、たくさんのデータが日々作成・更新されています。一方、必要なデータを削除してしまったり、上書き保存してしまったりといったトラブルも多いです。万が一、バックアップしていない場合、データを失ったらどうしたらいいですか。 ...
無料のWin7Win10アップグレード期間が終了してから暫く経過していますが、皆さんは問題無くアップグレードが出来ましたでしょうか。無償アップグレード期間が終了した今は、Win10を新規に購入してインストールを行う方もいる事でしょう。いずれにしても、アップグレードは成功する場合もあれば、失敗する事もあります。今回はWin7→Win10アップグレード失敗によるデータ消去の対処法を紹介します。 ...
内野 博
編集長