パソコンで誤ってゴミ箱にファイルを入れてしまった際に元に戻す方法

内野博

Jan 09, 2025 • カテゴリ: ゴミ箱復元

パソコンのゴミ箱にファイルを入れてしまった！

パソコンが私たちの生活に普及し、仕事やプライベートでも使用する機会が増えました。画像データや動画データの利用はもちろん、ワードやエクセル等の文書データなど、様々な種類のファイルを利用していることと思います。日々のファイル整理も多くなると、そうなるとゴミ箱にファイルを移動して削除する機会も増えることになりますが、ここで、意識していても起きてしまうのが「誤ってゴミ箱に移動してしまう」場合や「ゴミ箱に移動せずに完全に削除してしまった」という操作ミスです。

このような操作ミスをしてしまった場合でも、ゴミ箱内のファイルを元に戻すことができる場合があります。

パソコンのゴミ箱に入れたファイル

ゴミ箱内のファイルが元に戻す方法を見ていきましょう

Part1. 誤ってパソコンのゴミ箱に入れたファイルを元に戻すには

ゴミ箱からファイルを復元するには、いくつかの方法があります。

エクスプローラーでゴミ箱を開き、ファイルを右クリック後「元に戻す」を選択することで、ゴミ箱に移動する前の場所にファイルが戻っていることと思います。
また、もう一つの方法としてゴミ箱からファイルをドラッグアンドドロップすることで、任意の場所に復元することができます。

しかし、パソコンのゴミ箱からファイルを削除してしまうと元に戻すことが出来なくなってしまいます。次項では、削除してしまったファイルを復元できないケースをみていきましょう。

Part2. パソコンのゴミ箱に入れたファイルを元に戻せない原因

ゴミ箱に入れたファイルが元に戻せない原因は様々です。

まずはゴミ箱から完全削除してしまった場合です。こうなってしまってはもうどうしようもありません。不必要なファイルを整理するために、とりあえずゴミ箱にファイルを入れておくという方もいらっしゃいます。しかし、その際は間違っても「ゴミ箱を空にする」といった操作をしないように注意しましょう。

続いては、「SHIFT＋DELETE」を使用してファイルを削除した場合です。これは、ゴミ箱を経由せずにファイルを完全削除する操作です。 DELETEキーを押してファイルを削除する習慣がある方は誤ってSHIFTキーを同時に使用しないように注意してください。

これに付随して、ゴミ箱の設定に「ゴミ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する。」というがあります。これを有効にしていると右クリックで削除した場合や、DELETEキーを利用した場合でもファイルが完全に削除されてしまいます。設定の変更にはゴミ箱のプロパティから「ゴミ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する。」のチェックを外し、設定を完了してください。

以上がゴミ箱にファイルを移動した際に復元できないケースのご紹介でした。参考にして頂き。誤ってファイルを削除しないようにしてください。とはいっても予想外の事故は起こるものです。何らかの理由でファイルが完全に削除されてしまうケースが起きてしまうかもしれません、そうした際には、もうファイルの復元をあきらめるしかないのでしょうか？

実は、そのような不測の事態に役立つ「データ復元ソフト」というものがあります。次項ではおすすめのデータ復元ソフトをご紹介したいと思います。