Macでターミナルの開き方と使い方をご紹介

Macのターミナルをご存知ですか?一見すると、画面に機械言語が羅列されていますよね。本文では、Macのターミナルについて、開き方と基本的な使い方を解説します。

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内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: Macデータ復元

Macのターミナルをご存知ですか?一見すると、画面に機械言語が羅列されていますよね。しかし、Macの操作は素早く的確に実行されています。「わからないけど凄そう」「パソコン上級者向け」と思われがちなターミナル。実は操作方法さえ覚えてしまえば誰でも簡単に扱えます。

Macのターミナルについて、開き方と基本的な使い方を解説します。データが削除されたときは、データ復元ソフト「Recoverit」が便利です。


Part1:Macの「ターミナル」とは?

まずはMacのターミナルがどのようなものなのか、その概要について解説します。Macのターミナルは、Macコンピューター上でコマンドを実行するためのツールです。テキストベースのコマンドラインインタフェースが表示されており、システムファイルやディレクトリを操作できます。

ターミナルを使うと、より高度な操作や効率的な作業が可能です。マウス操作と比べ、一枠ずつウィンドウを開く必要はありません。また、ネットワークアクセスにファイル操作、システム管理、プログラミングなど、多様なタスクに適しています。またターミナルは、ユーザーが作成したスクリプトを実行するためのプログラミング環境としても使用できます。ターミナルは、システムの状態を確認するための重要なツールです。

Part2:Macでターミナルの開き方と使い方5つ

Macでターミナルを操作してみましょう。まずはターミナルの基本操作を5つ紹介します。開き方から実際の使い方を解説するので、ぜひこの機会に実践してみてください。

使い方1.Macでターミナルを開く

Macでターミナルを開く方法は、以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面下部のアプリメニューより、Launchpadを開く

Launchpadを開く

手順2.「ターミナル」を選択すると起動する

「ターミナル」を選択

使い方2.ディレクトリを移動する

ディレクトリは、簡単に言うと「パソコン内の現在地」を表しています。ディレクトリを移動しないと、コマンドを入力しても実行されない仕様のためです。ディレクトリを移動するコマンドは「cd」で指定します。cdコマンドに続けて移動したいパス名を入力することで、任意のディレクトリに移動が可能です。

ディレクトリを移動する方法は、以下の手順です。

手順1.ターミナル画面に「cd (フォルダ名)」を入力する

手順2.現在のパスが指定したディレクトリに移動していれば完了

※1.現在のパスは、コマンド入力箇所左側(「%」以前の部分)に表示される

※2.画像は「ホーム(初期)」→「親フォルダ」→「子ファイル1」に移動した場合

※3.「ホーム」から「子ファイル1」には移動できない

ディレクトリを移動

使い方3.フォルダの中身をチェックする

前述の方法では、事前にフォルダ名を知らないとコマンドを入力できません。フォルダ名をチェックするために、わざわざマウス操作でフォルダを閲覧しようとすると本末転倒です。フォルダの中身を知りたいときは、「ls」コマンドを入力しましょう。lsコマンドは、現在のパスに存在するファイルを閲覧できるコマンドです。どのファイルが入っているかを確認すれば、操作もスムーズに実行できます。

フォルダの中身をチェックする方法は、以下の手順です。

手順1.中身を閲覧したディレクトリにいる状態で、「ls」と入力する

手順2.現在保存されているファイルが一覧で表示される

※lsコマンドはあくまで閲覧のため、その後の操作に影響しません

フォルダの中身をチェック

使い方4.ディレクトリ内にファイルを複製する

ファイルを複製する方法を解説します。いよいよ実用的な操作です。通常マウスで操作すると、「特定のファイルを見つけるまでフォルダを展開する」「ファイルを右クリックし、コピーする」「ペーストで貼り付ける」といった流れが必要です。しかしコマンド操作では、一つのコマンド入力で一括操作します。覚えておくと非常に便利なので、ぜひ覚えてください。使用コマンドは「cp」です。

ディレクトリ内にファイルを複製する方法は、以下の手順です。今回は「テキスト」を複製します。

手順1.複製を実行するフォルダにいる状態で「cd (コピー元ファイル名) (コピーファイル名)」と入力する

※今回の場合「cd テキスト.txt テキスト2.txt」と入力します。スペース入力やコピー元ファイル名に拡張子名がある場合は、間違えずに入力しましょう。

手順2.「ls」でフォルダ内を確認し、コピーしたファイル名が存在していれば完了

ファイルを複製

使い方5.別ディレクトリにファイルを複製する

続いて、別フォルダにファイルを複製する方法です。別フォルダに複製したいときは、コピー先のフォルダ名を指定する必要があります。親フォルダが同一のときにコピー可能です。指定するコピーの条件は、以下のとおりです。

■コマンド詳細

『子フォルダ1の「テキスト.txt」を、子フォルダ2の「保存用」フォルダに「メモ」と名付けて複製する』

別フォルダにファイルを複製する方法は、以下の手順です。

手順1.各フォルダの直前にあるフォルダに移動する

※今回の場合、「親フォルダ」が直前の上層に位置する

手順2.「cp 子フォルダ1/テキスト.txt 子フォルダ2/保存用/メモ 」と入力し、実行する

フォルダの中身をチェック

手順3.「保存用」フォルダの中に「メモ」が複製されていれば完了

フォルダの中身をチェック

Part3:Macで失くしたデータを復元する

今回はMacのターミナルについて、開き方や基本操作を解説しました。一見すると難しく感じるターミナルですが、コマンドと仕様を正しく理解すれば、初心者でも扱えます。慣れるとマウスよりもスムーズに操作できるため、ぜひお試しください。

もしも誤ってデータを削除してしまったときは、復元が必要です。データ復元ソフト「Recoverit」であれば、あらゆるデータも簡単に復元できます。パソコン初心者にも扱いやすいシンプルな操作が人気です。ターミナルを勉強する際は、ぜひご活用ください。

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以下は、RecoveritでMacから消えたデータを復元する操作手順です。

ステップ1 復元したいファイルの元保存場所を選択します。

Recoveritを立ち上げ、消えたファイルの元保存場所を選択してクリックしてからスキャンが始まります。

消えたデータの保存先を選択

ステップ2 消えたファイルを検索します。

スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

ファイルを検索

ステップ3 ファイルをプレビューして復元します。

スキャン完成した後、失くしたがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元する」ボタンをクリックすれば完了です!

ファイルを復元

以上簡単なステップ3つでMacパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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