Macのパスワードを忘れた？！どうする

内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Macデータ復元

Macbook AirをはじめとしたMacの端末で利用するパスワードは、忘れてしまうと支障をきたします。管理者パスワードを忘れてしまうと、アカウントの設定やタイムマシーンの利用ができなくなります。ログインパスワードを忘れてしまうと、Macの利用自体ができません。しかし、対処法を知っていれば、パスワードを忘れても利用を可能にできます。

本ページでは、Macのパスワードを忘れた場合の対処法を紹介します。

Macの管理者パスワードを忘れた場合の対処法

Macのパソコンには、いくつかの管理者パスワードのリセット機能があります。
そのなかでも簡単なリカバリーモードを使う方法を紹介します。
まず一度Macの電源を切り、以下の手順でリカバリーモードを起動します。

1.Macの電源を入れる
2.ビープ音が聞こえたら「command」キーと「R」キーを押し続ける

リカバリーモードが起動したら、次に以下の手順を行ってください。

1. 「ユーティリティ」をクリック
2. 「ターミナル」をクリック
3. ターミナルのウィンドウで「.resetpassword」と入力
4. 「Return」キーを押す

すると、「パスワードをリセット」の画面が表示されます。この画面で以下の手順を行うと、パスワードのリセットと変更が完了します。

1. 画面右側でOSがインストールされているドライブを選択
2. パスワードを変更したいユーザーアカウントをクリック
3. 新しい管理者パスワードを入力
4. 「保存」をクリック
5. パソコンを再起動

Macの管理者パスワードをリセットするためには、再インストール、シングルユーザーモード、復元パーティション、または別の管理者アカウントを使用して、パスワードを変更する必要があります。これらの方法は、管理者アカウントのパスワードをリセットするために使用される一般的な方法ですが、誤った手順で行うとデータを失う可能性があります。しかし、データ復元ソフト「Recoverit」を使えば、失ったデータを取り戻すことができます。

RecoveritはWindowsはもちろん、Macbook AirやMacbook Proといった Macのデバイスにも対応しています。どのデバイスで利用する場合も操作方法は簡単で、たったの3ステップでデータ復元が可能です。Recoveritは500万人以上のユーザーが利用する人気ソフトで、信頼性は申し分ありません。人気の理由はシンプルな操作性と95％もの復元成功率にあり、安心して利用できます。製品をお試しいただくために、ダウンロードは無料です。是非、製品の機能や使い勝手をご自身で確認してください。下記のダウンロードボタンからダウンロードして試用してみましょう。

Macのログインパスワードを忘れた場合の対処法

Macのログインパスワードを忘れた場合も、リセットのうえ変更を行います。
しかし、方法は状況が以下のどちらかで異なります。

・FileValutが有効の場合
・FileValutが無効の場合

状況別に対処法を解説します。

FileValutが有効の場合

FileVaultが有効であれば、ログイン画面でパスワード入力を3回続けて間違えたら「再起動してパスワードリセットのオプションを表示」が表示されます。
そして以下の手順で、パスワードのリセットと変更が可能です。

1. 「再起動してパスワードリセットのオプションを表示」をクリック
2. Macの再起動後に「パスワードをリセット」の画面が表示されるのを確認

ここからは、以下のどちらの方法でFileVaultを有効にしているかで方法が変わってきます。

• 「iCloudアカウントによるディスクのロックの解除を許可」
• 「復旧キーを作成して、iCloudアカウントは使用しない」

「iCloudアカウントによる〜」を選択している場合、以下の流れでパスワードのリセットと変更が可能です。

1. 「パスワードをリセット」の画面でApple IDにサインイン
2. ログインパスワードをリセットするユーザーを選択
3. 新しいパスワードを入力
4. 「次へ」をクリック
5. 「再起動」をクリック

「復旧キーを作成して〜」を選択している場合は、以下の手順でログインパスワードを変更します。

1. 「パスワードをリセット」の画面で復旧キーを入力
2. 「次へ」をクリック
3. ログインパスワードをリセットするユーザーを選択
4. 新しいパスワードを入力
5. 「次へ」をクリック
6. 「再起動」をクリック

FileValutが無効の場合

FileVaultが有効であれば、ログイン画面で3回パスワード入力を間違っても何も表示されません。
そのため、「MacOS復旧」を使ってログインパスワードを変更する必要があります。
MacOS復旧の起動方法は、搭載CPUによって異なります。CPU別の起動方法は以下の通りです。

MacOS復旧が立ち上がったら、以下の手順を行います。

1. 「ユーティリティ」をクリック
2. 「ターミナル」をクリック
3. 「resetpassword」と入力
4. 「retern」キーを押す

「パスワードをリセット」の画面が表示されたら、「パスワードを忘れた」を選択のうえ「次へ」をクリックしてください。
あとは画面の指示に従ってApple IDを入力して進むと、ログインパスワードの再設定ができます。

MacでRecoveritを利用して失われたデータを復元する手順

ステップ1Macから失われたデータの元の保存場所を選択します。

MacでRecoveritを起動します。新しいインターフェースでは、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。Macからデータを復元するには「HDD」タブでPC内蔵のハードディスクを選択するか「場所」タブでデスクトップを選択してください。

ステップ2 消えたファイルのデータをスキャンします。

そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。

ステップ3 スキャンしたファイルをプレビューして復元します。

スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックするとデータを復元します（一部のデータはプレビューできます）。

消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、Macから消えたデータの復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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