【パソコン基礎知識】
Excelの乱数を生成する関数

Excelで表を作成する際は、関数を使う場合が多いです。関数は正確な数字を導き出す計算式であるものがほとんどです。しかし、抽選で利用できる乱数を生成できる関数があります。乱数の利用方法は難しくなく、方法を知っていればすぐにでも活用できるでしょう。

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内野 博

Aug 31, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

Excelで表を作成する際は、関数を使う場合が多いです。関数は正確な数字を導き出す計算式であるものがほとんどです。 しかし、抽選で利用できる乱数を生成できる関数があります。乱数の利用方法は難しくなく、方法を知っていればすぐにでも活用できるでしょう。

本ページでは、Excelの乱数を生成する関数について解説します。


Part1: Excelで乱数を表示させるRAND関数について

Excel(以下、エクセル)で利用できる関数には、「RAND関数」というものがあります。RAND関数は「ランダム関数」を指します。従来の関数は決められた計算式で決められた数値が出るため、セルに入力した数値を変更しない限りは何度計算しても答えは変わりません。RAND関数は名前の通りランダムに数値を生成する関数で、計算するたびに新しい数値が出されます。また数字を抽出する際に他のセルと数値が重複しないので、抽選で用いられることが多いです。

Part2: エクセルの関数で乱数を生成する方法

エクセルで関数を利用するにはある程度の知識やスキルが必要な場合が多いです。

しかし、RAND関数を用いて乱数を生成する場合は基本手順を知っておくだけで問題ありません。

抽選で利用する乱数の生成手順

特定の1列に抽選の対象となる人全員の名前や番号を並べていきます。

ここではAの列に対象者全員の名前を入力します。

抽選で利用する乱数の生成手順

次に隣のB列で一番上のセルに「=RAND()」と入力してください。

抽選で利用する乱数の生成手順

そして「=RAND()」と入力したセルの右下隅を下にドラッグしていきます。

抽選で利用する乱数の生成手順

A列で対象者を入力している行までドラッグしましょう。すると、対象者が入力されているB列の行すべてに関数がコピーされます。この時に表示される数字は毎回ランダムに表示されます。

また「F9」キーを押すと、再度すべてのセルに表示される数値はランダムで変更されます。そのため、何度か数値を変更して抽選するということも可能です。

抽選結果の整理手順

次に先ほど行った手順で抽選結果を整理します。RAND関数を用いた抽選では、B列に表示された数値をもとに結果を出します。

結果の出し方は以下のような感じとなり、好きな形式を選ぶといいでしょう。

まずランダムに数値が表示されたB列を選択して右クリックをして、表示されるメニューで「コピー」を左クリックします。 

抽選結果の整理手順

もう一度右クリックをして、表示されるメニューで「形式を選択して貼り付け」を左クリックしてください。

抽選結果の整理手順

「形式を選択して貼り付け」の画面が表示されたら、「値」を選択して「OK」を左クリックします。

抽選結果の整理手順

これを行うことで、「F9」キーを押しても数値は変更されず抽選結果が固定されます。

次に抽選結果をランキング順に並べ替えます。

AとBの列を選択のうえ「ホーム」のタブを選択して、「編集」から「並べ替え」を選択してください。

抽選結果の整理手順

並べ替えのウィンドウが表示されたら「最優先されるキー」で「列B」を選択、そして「順序」の項目で並べ替えする形式を選択します。

数値が大きい人を上位にする場合は「大きい順」、数値が小さい人を上位にしたい場合は「小さい順」を選択してください。

抽選結果の整理手順

最後に「OK」を左クリックすると、セルが抽選結果として並べ替えされます。

抽選結果の整理手順

この結果をもとに、上位の○までが当選者で順位ごとの商品を決めるなどのルール決めが可能です。 

上記の画像での結果をもとにすると、数値の大きい順の上位3位までが当選とした場合は斉藤さんと田中さん、畠中さんが当選者となります。

豆知識:エクセルファイルが開かないときの対処法

エクセルを使い続けていると、ファイルが開かないトラブルが発生することがあります。どのエクセルファイルも開かない場合、エクセルのソフトやPCのシステムに問題があると考えられます。

このパターンでは、エクセルソフトの再インストールやPCのシステム修正で対処できるでしょう。特定のエクセルファイルが開かない場合、そのファイルが破損している可能性が高いです。このパターンではPCの基本機能だけでは対処できず、ファイル修復ソフトを使わなければいけません。

エクセルファイルを修復できるソフトはいろいろありますが、おすすめはWondershareのRepairitです。

Repairitのおすすめポイントは操作性のわかりやすさで、たったの3ステップだけでファイルを修復できます。

また修復率が高く1億5000万人以上のユーザーが利用しており、実績は申し分ありません。

写真や動画の修復も可能なので、利用したあとも備えとして置いておくと安心です。

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★以下はRepairitで破損したエクセルファイルを修復する手順です。

ステップ1 破損したテキストファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを追加します。

破損したエクセルファイルを追加

ステップ2 破損したエクセルファイルを修復します。

破損したファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。そうすると、修復作業が始まります。

破損したエクセルファイルを修復

ステップ3 修復したエクセルファイルを保存します。

修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたテキストファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)

修復したエクセルファイルをプレビューして保存

以上簡単な操作で開かないファイルを修復するが可能です。
また、このソフトを使うことで、動画写真の修復にも対応しています。ぜひお試しください。

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