Appleのさまざまなサービスを利用できる「iTunes」は、音楽や動画の管理やデバイスとの同期が簡単にできる便利なソフトウェアです。iTunesはMacだけでなく、Windows でも利用が可能で、ダウンロードからインストールまで簡単に行うことができます。特に、iPhoneやiPadをお使いのWindowsユーザーの方は、iTunesを活用することで、デバイスのバックアップやデータ管理がスムーズになります。
そこで、本ページではWindows11のパソコンへアイチューンズを無料ダウンロード・インストールする方法を紹介します。
Part1: itunesとは
itunesとは、Appleが提供するマルチツールです。itunesは以下3つの用途で利用できます。
● 音楽再生や映像視聴
● 配信されている音楽や映像コンテンツの利用
● iPhoneやiPad iOSデバイスの管理
もともとは音楽プレイヤーとしての側面が強いツールでした。しかし、今ではAppleのコンテンツサービスが利用でき、iOSデバイスの管理が行えます。
1)音楽再生や映像視聴
itunesはもともと音楽プレイヤーとして提供されたもので、パソコンをCDに挿入することで音楽再生ができるツールでした。またCDから楽曲を取り込むことも可能です。取り込んだ楽曲はiPhoneやiPad、iPodといったApple製端末へ転送できます。またインターネットでダウンロードした動画、自身で作成した動画の視聴も可能です。
2)配信されている音楽や映像コンテンツの利用
ituneでは、itunes storeで配信されている音楽や映像コンテンツの購入も行えます。もちろん購入したコンテンツは、itunesで再生が可能です。また月額音楽配信サービスであるApple Musicで配信されている楽曲も再生できます。
3)iPhoneやiPadなどiOSデバイスの管理
itunesはiPhoneやiPadの管理する使い方もできます。iPhoneやiPadをitunesがインストールされているPCに接続すると、OSアップデートやデータのバックアップが可能です。
以前はitunesがないと、iPhoneやiPadの OSアップデートができませんでした。そのため、Apple製デバイスのユーザーにとって、itunesは重宝するツールだったといえます。現在はWi-Fiへ接続すれば、itunesがなくてもOSアップデートが可能です。またiCloudを活用すれば、保存データをクラウド上へ転送できます。
Part2: Windows 11パソコンにiTunesをダウンロードする方法
Appleは、Windows用のiTunesとして「iTunes for Windows」を提供しています。iTunes for Windowsは、Mac用のiTunesとほとんど使い方が変わりません。Windows 11パソコンでも、iTunesを使って音楽や映画を楽しむことができます。
また、Windows 11で利用できるiTunesには、ストアアプリ版とソフト版(インストーラー版)の2種類があります。
ストアアプリ版
- Microsoft Storeからダウンロードでき、自動でアップデートが行われます。
- ウイルス感染リスクが少なく、管理が簡単です。
- ストアアプリ版は、セキュリティ面で安心して利用できる選択肢です。
ソフト版
- Appleの公式サイトからダウンロードできます。
- 手動でアップデートを行う必要があり、更新の手間があります。
- アプリの感染リスクがあるため、管理が少し面倒に感じるかもしれません。
以下の手順で、iTunes for WindowsはをMicrosoft Storeから簡単にダウンロードできます。
iTunes for Windowsのダウンロードページにアクセスし、インストールを行うことができます。
- スタートボタンを左クリック
- Microsoft Storeを開く
- Microsoft Storeが起動したら、検索バーで「itunes」と入力
- 「Enter」キーを押す
- 検索結果の画面でitunesが出るので「無料」または「入手」を左クリック
Part3: Windows11パソコンにitunesをインストール
Microsoft StoreでiTunesを無料ダウンロードした後、通常はインストーラーを手動で起動する必要はありません。Microsoft Storeからインストールが自動で行われ、インストールが完了すると、スタートメニューからiTunesを直接起動できます。
・Microsoft StoreからiTunesをダウンロードした後、インストールは自動で行われます。ダウンロードが完了するのを待ちます。
・インストールが完了したら、スタートメニューにiTunesのアイコンが表示されます。
・スタートメニューを開き、iTunesを検索します。
・iTunesが表示されたら、アイコンをクリックして起動します。
注意点
「ダウンロード」フォルダーにiTunesのインストーラーを見つけることはありません。Microsoft Storeからダウンロードした場合、iTunesは自動でインストールされ、手動でインストーラーを開く必要はありません。
iTunesがすでにインストールされている場合、再度インストールを試みると、Microsoft Storeには「インストール済み」という表示が出ます。この場合、iTunesを直接開くことができます。
以上でitunesのインストールは完了です。
Part4: 豆知識:誤ってWindowsパソコンから削除した音声ファイルを復元する方法
Windowsでは、誤操作やシステムエラーによって保存しているファイルが消失することがあります。これはiTunesでも同様で、操作ミスやエラーにより、iPhoneやiPadから転送した音声ファイルが削除される危険があります。このリスクを回避するために、Recoveritの利用がおすすめです。
Recoveritは、失われたファイルを簡単に回復できるデータ復元ソフトウェアで、安全性と効果性が高く評価されています。iTunesを使用する際にRecoveritを活用することで、万が一のデータ消失にも対処でき、安心してファイル管理が行えるでしょう。
以下は、「Recoverit」 で誤ってWindowsパソコンから消えた音声ファイルを復元する手順です。
ステップ1 復元場所を選択します。
パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「ファイルの場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
ステップ2 パソコンから消えた音声ファイルをスキャンします。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
ステップ3 パソコンから消えた音声ファイルをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから消えた大事な音声ファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
Recoverit - 強力なパソコン復元ソフト
- PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元
- 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応
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- 破損した動画ファイルを修復