白黒動画をカラー化するソフトトップ3

内野 博

Apr 02, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復

手作業で動画をカラー化するのは手間がかかりますが、 AI技術のおかげで少しだけ楽な作業になってきています。では、どのツールが楽に動画をカラー化することができるのでしょうか？この記事では、白黒動画をカラー化するソフトトップ3を紹介します。

白黒動画をカラー化するソフト

オンラインで使える白黒動画をカラー化するハイクオリティなツールを３つ紹介します。

1.Pixbim

PixBim Video Colorizerは、Repairit AI Photo Colorizerに並ぶハイクオリティなツールです。AI技術でモノクロ動画をカラー化できます。　　

製品情報

利用可能なOS: Windows- Vista 7, 8, 10, 11 (64 bitのみ対応) システムメモリ（RA） - 8GB
価格：59.99ドル
評価:4.5/5

Pixbim Video Colorizerの主な特徴

特徴1:動画を無制限にカラー化できる
特徴2:一回のお支払いでずっと使い続けられる
特徴3:動画をオンラインにアップロード不要でプライバシーの侵害に不安を抱いている方にオススメ
特徴 4:有料のツールですが、トライアル版を使えばカラー化できるから無料で試すことができる

Pixbim Video Colorizerのメリットとデメリット

メリット

スピーディーで簡単にビデオをカラフルに変換
トライアル版で無料で利用可能
シンプルな操作
購入後も30日間の返金保証

デメリット

Macをサポートしていない

競合製品との比較

PixBimは他の製品にはない多くの機能があります。そのため、Coloriser、Deoldify、Movaviなどの他の競合製品の代替ともなるでしょう。最後に動画を白黒からAI技術を使って自動的にカラー化したいなら、 PixBim Video Colorizer はとても便利で高機能なツールです。

2.DeepAI

DeepAIも良い選択肢となるツールです。DeepAIはオープンソースで、主に画像やビデオをカラー化するためのテクノロジーの開発を目的にしています。このアプリケーションではAIとディープラーニングの技術を使用しています。

製品情報

ビデオの最大サイズは縦横ともに1200ピクセルまで
価格:無料でご利用可能
評価:4.5/5

DeepAIの主な特徴

特徴 1:必要となるハードウェアが少なくて済む
特徴 2:想像以上の仕上がりでカラー化することが可能
特徴 3:ハイスペックなGPUやCPUは不要

DeepAIのメリットとデメリット

メリット

簡単にインストール
簡単に起動
初心者でも簡単に操作可能

デメリット

変換したビデオのダウンロードはできない

競合製品との比較

DeepAIはURL機能を使用できることが最大の特徴です。オンラインのビデオのURLを挿入することができ、パソコンからも同じようにしてビデオをアップロードすることもできます。最後にDeepAIは、とても自然に白黒動画をカラー化することができるため、多くのユーザが利用しているアプリです。また、これから ZendoというAIベースのアシスタントツールも使えるようになる予定です。

3.Neural.love

次はNeural.loveについてです。カラーリングするために開発された専用のAIモデルを使えば、白黒ビデオを鮮やかで現代的な雰囲気にすることができます。

製品情報

４K映像に変換可能
利用開始:無料
サブスクリプション:30ドル
プリペイドポイントで利用した分だけ支払い:57ドル
評価:4.7/5

Neural.loveの主な特徴

特徴 1:ビデオはプライベートが保護されて、他の人は見ることができない
特徴 2:ビデオ内の登場人物の顔の部分を鮮やかに復元することができ、ビデオを4Kに変換可能
特徴 3:追加のフレームを生成してビデオを補正することもできる

Neural.loveのメリットとデメリット

メリット

簡単にインスール
簡単に起動

デメリット

一部のハードウェアによってはうまく機能しない場合がある
一部の機能はお試し利用でも料金が発生する

競合製品との比較

Neural.loveは、他のアプリケーションよりも幅広いプラットフォームから利用できます。また、操作も簡単ですぐに使用できます。最後にビデオをカラー化するツールの中ではNeural.loveが最もパワフルと言えるでしょう。その高度な技術を使ったテクノロジーのおかげで多くの方が利用されています。

おまけ：無料でモノクロの写真をカラー化する方法

AIによる画像をカラー化する技術はどんどん良くなってきて、自力で写真に色を付けることも可能になっています。Repairit 最新バージョンは、白黒写真を無料でカラー化できる「AI写真補正」機能が追加されました。

「AI写真補正」機能について

Repairitは、AI技術を使って白黒の画像をカラーすることができます。様々な機能を持っており、JPG、JPEG、PNG、BMP、WEBP、GIFなどのファイル形式にも対応しています。まずは傷ついた古い写真を修復し、その後にカラー化すると良い仕上がりになります。

どうやって使うのでしょうか？

Repairit「白黒写真のカラー化」機能の使い方はとても簡単で、たったの３ステップでカラー化することができます。

ステップ１モノクロの写真をアップロード

まず、Wondershare Repairitを起動します。起動した後、「その他の種類の修復」から「AI動画補正」を選択します。フォルダから白黒写真を選択し、青色の「追加」ボタンをクリックしてください。

ステップ２ 白黒写真を修復してカラー化する

アップロードされた古い写真を確認した後、「一般モデル」、「ポートレート補正」、「古い写真の修復」の３つのAIモデルから「古い写真の修復」を選択し、「補正を開始」ボタンをクリックして古い写真をAIアルゴリズムで処理します。

ステップ３変換結果を確認

Wondershare Repairitは、カラー化した写真を保存する前に、変換結果を見ることができます。好みのトーンを選べるので、お好きなオプションを選んでください。そして、「すべて保存」ボタンを押してください。

よくある質問

Q1. どうやって白黒のビデオをカラー化できますか？

A1: ツールによって使われるテクノロジー違いますが、使い方はどれも簡単です。ファイルを簡単にアップロードでき、多くのウェブサイトではURLリンクを貼り付けるだけで大丈夫です。その後は、ビデオをカラー化するオプションを選び、「エクスポート」または「ファイルを保存」をクリックして変換したファイルを保存してください。

Q2. ビデオはどのようにカラー化されるのでしょうか？

A2: 変換処理を早くするために、コンピュータ内でオリジナルのデータからコピーが作られて取り込みが完了します。これでご利用の画面で各フレームを見ることができます。色を付ける箇所はユーザーが選択し、その範囲をツールがカラー化します。

Q3. カラー化する処理はビデオの品質に影響しますか？

A3: 良い意味で影響があります。カラー化する処理は色の輪郭をはっきりさせるので、ビデオの品質は良く見えることがほとんどです。

最後にこの記事では、オンラインでビデオをカラー化するトップ3のツールを紹介しました。これらのツールはすべて無料なので、自分の好みに合うか試してみてください。この記事では、Repairitを最もお勧めします。カラーへの変換には３つの色のトーンから選ぶことができ、選んだトーンがお好みでなくても他のトーンを試すことができます。

Wondershare Repairit - 写真カラー化変換ソフト

• AI技術により白黒写真をカラー化に変換

• 古い写真を復元、画質を落とさずに写真を拡大

• 色の損傷、ぼやけ、灰色領域などの破損が発生している画像をAIで修復

• 古い写真を無料で復元し、プレビューすることができます

• Windows・Mac両方にも対応可能

無料ダウンロード（Win） 無料ダウンロード（Mac）