「Excelファイル拡張子が正しくありません」エラーを修復する方法

エクセルファイルを開こうとすると、「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが発生してファイルが開けなくなりました!この場合、どうすればいいですか。開けないエクセルを修復する方法がありませんか。

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内野 博

Jul 12, 2024 • カテゴリ: ファイル復元・修復

エクセルファイルを利用する際、「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが発生して開かない場合があります。この問題が発生する原因は2通りあり、拡張子の変更やファイルの修復で対処が可能です。しかし、ファイルを修復する場合、状況によっては複数の対処法を試さないといけません。

本ページでは、「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが発生して開かない場合、エラーを修復する方法を紹介します


「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーについて

「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーは、利用したいエクセルファイルに何かしらの問題が発生していることを意味します。
考えられる問題は以下のどちらかです。

・ファイルの形式に誤りがある
・ファイルが破損している

「Excelファイル拡張子が正しくありません」というエラーは、メッセージ通りファイルの拡張子に間違いがあるときに表示されることが多いです。しかし、エクセルファイルが破損している場合もあるので、行える対処法は複数になります。

「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーを修復する方法

「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが発生してエクセルファイルが開かない場合は、以下の方法で修復を行いましょう。

  1. ファイルの拡張子を変更する
  2. Excelの修復機能を使う
  3. 他の互換ソフトでファイルを開く
  4. ファイル修復ソフトの利用

拡張子を変更してもエラーが発生する場合は、他の方法で対処しましょう。

1)ファイルの拡張子を変更する

「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが出る場合、ファイルの拡張子に誤りがある可能性があります。
エクセルで利用できる拡張子は以下の3つです。

そのため、エラーが発生したら、上記の拡張子へ変更してみましょう。

  1. エクスプローラーを起動
  2. 利用したいエクセルファイルを保存しているフォルダを開く
  3. 利用したいエクセルファイルを右クリック
  4. 「名前の変更」を左クリック
  5. ファイル名の末尾を書き換えて拡張子を変更する

2)Excelの修復機能を使う

ファイルの拡張子を変更しても問題が解決しない、ファイルの拡張子に問題がない場合、ファイルが破損しているかもしれません。
そのため、エクセルファイルの修復を行う必要があります。
エクセルファイルを修復する方法はいくつかあり、まず以下の機能を利用するのが基本です。

・Excelの修復機能
・「プロパティ」から以前のバージョンで回復

Excelの修復機能

Excelには破損したファイルを修復する機能があります。
Excelの修復機能は以下の手順で利用できます。

  1. Excelを起動
  2. 「開く」を左クリック
  3. 表示されるダイアログボックスで利用したいエクセルファイルを選択
  4. 「開く」ボタンの右側にある矢印を左クリック
  5. 「開いて修復する」を左クリック>
  6. 「開く」を左クリック

「プロパティ」から以前のバージョンで回復

Excelを起動せず、以下の手順でファイルを回復する方法もあります。

  1. エラーが発生するエクセルファイルを右クリック
  2. 「プロパティ」を左クリック
  3. 表示されるウィンドウで上部にある「以前のバージョン」を左クリック
  4. 回復したいバージョンを選択
  5. 「復元」を左クリック

しかし、この方法はファイルを以前のバージョンに戻して破損状態を解消するので、最新の編集データが失われます。

3)Googleスプレッドシートで開いて保存

エクセルファイルをGoogleスプレッドシートで開き、そこから新たなファイルとして保存する対処法もあります。
「Excelファイル拡張子が正しくありません」のエラーが発生した場合、以下の手順を行うとGoogleスプレッドシートでファイルが開けるかもしれません。

  1. Googleスプレッドシートを起動
  2. 「ファイル」を左クリック
  3. 「インポート」を左クリック
  4. 表示される画面で利用したいエクセルファイルを選ぶ
  5. 「選択」を左クリック
  6. インポートオプションを選択
  7. 「データをインポート」を左クリック

Googleスプレッドシートでファイルを開くことができれば、以下の手順で新たなファイルとして保存してみましょう。

  1. 「ファイル」を左クリック>
  2. 「ダウンロード」を左クリック
  3. 「Microsoft Excel(.xlsx)」を左クリック

保存した新しいファイルをExcelで開くことができれば、こちらのファイルを使うといいでしょう。

4)ファイル修復ソフトの利用

どの方法を試しても問題が解決しない場合、深刻なレベルでエクセルファイルが破損している可能性があります。
そのため、ファイル修復ソフトを利用してエクセルファイルを復旧しないといけません。

破損したExcelファイルを修復するツール

Excelで発生する「ファイル形式またはファイル拡張子が正しくありません」のエラーを解消するため、ファイル修復ソフトを利用する場合は、どのソフトを選ぶべきか迷います。ネットで「ファイル修復ソフト」と検索すると、あらゆるソフトが出てきます。ファイル修復ソフトは種類ごとに性能や使いやすさが違うので、いいものを選びましょう。

ファイル修復ソフトのなかでも評判が良いのは「Repairit」です。Repairitは操作がシンプルで、誰でも簡単にファイルを修復できます。500万人以上のユーザーが利用するほど評価は高いので、信頼性は申し分ありません。

破損した動画ファイル修復ソフト

Wondershare Repairit - Excelファイル修復ソフト

  • 簡単な3ステップで開けないExcelファイルを修復します
  • ファイルを無料で修復し、プレビューすることができます
  • PDF、Word、Excel、PowerPoint、Photoshop、Illustratorのファイル修復に対応しています
  • Windows・Mac両方にも対応しています

★以下はRepairitで破損したエクセル(Excel)ファイルを修復する手順です。

ステップ1 破損したエクセルファイルを追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックして、破損したエクセルファイルを追加します。

破損したエクセルファイルを追加

ステップ2 破損したエクセルファイルを修復します。

エクセルファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックします。

破損したエクセルファイルを修復

ステップ3 破損しエクセルファイルを保存します。

修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたエクセルファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたファイルを保存します。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)

修復したエクセルファイルをプレビューして保存

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