Windows Defenderを無効化/有効化する方法

Windows Defenderは、Windowsに標準で搭載されているセキュリティソフトです。しかし時にはWindows Defenderを一時的に無効化したい場合があります。この記事では、Windows Defenderを無効化/有効化する方法をわかりやすく解説します。

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内野 博

Mar 09, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows Defenderは、Windowsに搭載されている無料アンチウイルスソフトウェアです。このソフトウェアは、セキュリティ保護を提供しながらも、特定のソフトウェアや開発作業に干渉することがあるため、一時的または完全に無効化したい場合があります。この記事では、Windows Defenderを無効化、有効化する方法を詳しく説明します。


Part1:Windows Defenderとは

Windows Defenderは、マイクロソフトがWindowsに組み込んでいるセキュリティソフトウェアです。このソフトウェアは、ウイルス、スパイウェア、その他のマルウェアからユーザーのPCを保護するために設計されています。また、Windows Defenderは、リアルタイム保護機能を備えており、システムが脅威にさらされた際に即座に対応することが可能です。そして、定期的なシステムスキャンを実行して、セキュリティリスクを検出し、ウイルスを排除します。

Part2:Windows Defenderを無効化/有効化する方法

ここでは、Windows Defenderを無効化、または有効化する方法を紹介します。ユーザーは、Windowsの設定を通じて一時的にリアルタイム保護をオフにすることができ、同様の手順で再度有効にすることができます。さらに、より永続的な無効化を求める場合の高度な方法も紹介します。

2.1:設定からWindows Defenderを一時的に無効化する

Windows Defenderを一時的に無効化するには、以下の手順を実行します。

1.「スタートメニュー」を開き、「設定」に進みます。

2.「更新とセキュリティ」を選択し、「Windowsセキュリティ」をクリックして「ウイルスと脅威の防止」を選択します。

ウイルスと脅威の防止を開く

3. 次に、「ウイルスと脅威の防止の設定」の「設定の管理」をクリック。

ウイルス対策の設定を変更

4.「リアルタイム保護」をオフに切り替えて無効化します。

リアルタイム保護を無効化

2.2:設定からWindows Defenderを有効化する

Windows Defenderを無効化した後、システムの保護機能を戻すには、先に説明した手順をほぼそのまま逆に行い、「リアルタイム保護」のスイッチを「オン」に切り替えることで有効になります。また、システム保護を常に最大限に保つため、無効化したらなるべく速やかにこの操作を行い、PCを潜在的な脅威から守ることが重要です。

2.3:レジストリエディターでWindows Defenderを完全に無効化する

1.「実行」ダイアログ(Windowsキー + R)を開き、「regedit」と入力して「OK」をクリック。

「regedit」と入力

2. レジストリエディタで、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender」と進む。

3. 余白を右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックする。

修復された画像を保存する

4.「DisableAntiSpyware」と入力する。

修復された画像を保存する

5. 次に、右クリック→「修正」をクリックする。

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6.「値のデータ」を「1」に設定し、「OK」をクリックする。

修復された画像を保存する

7. 値のデータが「1」に変更され、Windows Defenderが完全に無効化されました。

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Part3:Windows Defenderを無効化できない場合の対処法

その他の対処法として、グループポリシーエディターを使用して、Windows Defenderを無効化することができます。また、他のアンチウイルスソフトウェアをインストールすることで、Windows Defenderを自動的に無効化する方法があります。Windows Defenderを無効化するには、以下の方法を試してください。

①グループポリシーエディターを使用する方法

1.「Win + R」を押して「実行」ダイアログを開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押し、グループポリシーエディターを起動します。

「gpedit.msc」と入力

2. 左側のパネルから「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」へと進みます。

Windows コンポーネントに進む

3. 右側のパネルで「Windows Defenderウイルス対策」→「Windows Defenderウイルス対策を無効にする」を探し、ダブルクリックします。

Windows Defenderウイルス対策を無効化

4.「有効」を選択し、「適用」をクリックしたら「OK」をクリックして変更を適用します。

変更を適用

この設定により、Windows Defenderが無効化されます。ただし、グループポリシーエディターは、Windowsプロフェッショナル版以上でのみ利用可能です。

②他のアンチウイルスソフトウェアのインストール

Windows Defenderは、他のアンチウイルスソフトウェアがインストールされると自動的に無効化されることがあります。そして、異なるセキュリティソフトウェアをインストールすることで、Windows Defenderの代わりに、そのソフトウェアを使用することができます。

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Part4:豆知識:パソコントラブルによる消えたデータを復元する方法

Windows Defenderを無効化または有効化する際に、またはその他のパソコンの問題が原因で、重要なデータを誤って失ってしまうことがあります。そんな時、Wondershare Recoveritは、非常に役立つツールです。このソフトウェアは、誤って削除されたファイル、フォーマットされたドライブ、さらにはウイルス攻撃によって失われたデータまで、幅広いデータ損失シナリオに対応しています。

以下は、「Recoverit」でパソコントラブルによる消えたデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
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