SDカードの空き容量がおかしい？その原因と対処法をご解説

内野博

Aug 01, 2023 • カテゴリ: SDカード復元

「SDカードの空き容量があるのに写真が撮れない」といった経験はないでしょうか。パソコンやスマホの空き容量を拡張してくれるSDカード。きちんと動作していれば、撮影した写真を保存してくれます。

今回は、SDカードの空き容量があるのに写真が撮れない原因と対処法について解説します。「おかしい」と感じた方は、ぜひ参考にしてください。もしもデータ復元が必要なら、専門のソフトRecoveritがおすすめです。

目次
Part1：SDカードの空き容量がおかしい
Part2：SDカードの空き容量があるのに写真が撮れない場合の対処法

Part1：SDカードの空き容量がおかしい

SDカードの空き容量があるにもかかわらず、写真が撮れない原因はさまざまです。「SDカードがおかしい」と感じる方は、以下の原因に該当していないか確認してみましょう。きちんと原因を理解すれば、的確に対処できます。

①ゴミ箱がいっぱいになっている

当然ですが、SDカードの容量とは、現在保存されているすべてのデータの総数です。それはゴミ箱フォルダに眠る不要なデータも該当します。たとえば、SDカード内を整理しようと不要なデータを削除しても、実際はゴミ箱フォルダに移動されるだけです。そのため、完全に削除しない限り使用容量として記録されます。

もしも不要なデータを削除し空き容量を作成する場合は、ゴミ箱フォルダの中身まで削除しましょう。ゴミ箱フォルダを空にした時点で、正常に容量が確保できます。

②OSに不具合が生じている

パソコンやスマホなどの精密機械は、ときに不具合が生じる可能性があります。SDカードの容量表示に影響する場合もあり、誤って「容量がいっぱい」と認識する不具合が原因の一つです。

OSに不具合が生じている場合は、デバイスの再起動で対処できる可能性があります。パソコンやスマホの電源をオフにし、再び起動してみましょう。もしも再起動でも変化のない場合は、「デバイスに深刻な不具合が生じている」「SDカード側に別の原因がある」などの可能性があります。

③隠しフォルダが保存されている

前述したゴミ箱フォルダと同じように、ユーザーが意図しないところでデータが保存されていることが原因の一つです。バックアップデータや別の拡張子で保存されているデータは、ユーザーが視認できない「隠しフォルダ」として存在している可能性があります。

視認そのものができないため、移動や削除といった操作もできません。特別な操作やアプリ、他デバイスによる接続から発見し、操作する必要があります。

Part2：SDカードの空き容量があるのに写真が撮れない場合の対処法

SDカードの空き容量があるのに写真が撮れない場合について、いくつかの対処法を紹介します。主にデータ復元とフォーマットから解説するので、どうしても容量を確保できない方や、SDカードがおかしいと感じる方はお試しください。

①：SDカードのデータにアクセスできない場合

そもそもSDカードのデータにアクセスできない場合は、保存されているデータの破損や削除が考えられます。その場合は、データの復元が必要です。しかし、データの復元は簡単にできるものではありません。重症化している場合は、専門の知識と技術をもつ業者へ依頼する必要があり、費用や時間がかかってしまいます。

そんなときのために、データ復元ソフト「Recoverit」をおすすめします。「Recoverit」は、あらゆるデータとデバイスに対応した復元ソフトです。SDカードの中にある文書データや音楽データなどにも対応しています。使い方は非常にシンプル。案内の図に沿ったマウス操作なため、機械の扱いに不慣れな方でも操作が容易です。

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次は、Wondershare「Recoverit」を利用して、破損したSDカードからデータを復元する手順を詳しく紹介します。