ドライブレコーダー(ドラレコ)から消えた
データを復元する方法

ドライブレコーダーとは、車で起きた事故や事件の映像を記録する、録画用カメラです。今回はドライブレコーダーのデータが消えてしまった場合の、復元方法を解説します。

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内野 博

Aug 30, 2023 • カテゴリ: SDカード復元

近年、爆発的な人気を誇るドライブレコーダー。車で起きた事故や事件の映像を記録する、録画用カメラです。もしものときも、ドライブレコーダーで撮影した映像を警察に届け出ていれば、早急に解決できます。

今回はドライブレコーダーのデータが消えてしまった場合の、復元方法を解説します。上書きした場合は、データ復元ソフト「Recoverit」が便利です。あわせて紹介するので、安心したカーライフを過ごしましょう。

Part1:ドライブレコーダー(ドラレコ)とは

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーは、通称「ドラレコ」と呼ばれています。車で起きた事故や事件の映像を、リアルタイムで撮影する録画用カメラです。近年の事故率は減る一方、あおり運転や危険運転などが新聞やニュースで取り上げられています。事故と異なりあおり運転はドライバーに恐怖心を与え、最悪の場合死亡事故につながった実例のある事件です。物的証拠が残りにくいため、あとになって警察に相談できないケースが多いという特徴があります。

そこで注目されたのがドライブレコーダーです。ドライブレコーダーは、車の前方部(または後方部の両方)に取り付ける小型カメラ。事件や事故があった瞬間の一部始終を録画します。あおり運転が頻繁に報道されるようになってから、ドライブレコーダーの需要は急激に高まりました。ドライブレコーダーには、あおり運転を抑止する効果が見られます。

またドライブレコーダーの効果は、あおり運転被害の防止だけではありません。盗難事故の犯人特定や、交通事故の原因追求に役立ちます。車に起こるほぼすべての映像記録を残せるだけで、さまざまな不安を解決してくれる機能です。

Part2:ドライブレコーダーのデータが消えた原因

ドライブレコーダー復元

ドライブレコーダーのデータが消えた原因は、SDカードに発生する2つの障害が考えられます。一つはシステム障害、もう一つは物理障害です。それぞれの原因を引き起こす要因が異なるため、復元できるかどうかに大きく影響します。詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

原因1.システム障害

ドライブレコーダーの記録管理はSDカードが主流です。購入したSDカードをドライブレコーダーに挿入すれば簡単に使えます。SDカードのシステム障害は、主にSDカードのシステム仕様や操作ミスなどが要因で起こる障害のこと。SDカードそのものが故障している訳ではないため、データが完全に削除されない限り復元が可能です。

正常に動作するSDカードのデータが知らないうちに消えてしまった場合は、SDカードの最大容量を超えたことが考えられます。SDカードの最大容量には注意が必要です。たとえば、32GBに対して撮影できる動画は約5時間。最大容量を超えて記録すると、過去の古いデータが削除され新しいデータが上書きされます。

そのため古いデータの内、必要なものはパソコンやスマホなどに移動しましょう。上書きされる心配がなく、いつでも当時の映像を視聴できます。

原因2.物理障害

SDカードのデータが消えたもう一つの原因に、物理障害が考えられます。物理障害は、SDカードが物理的に破損したことによる障害です。

ドライブレコーダーに使用するSDカードは、パソコンやデジカメと同じものを使います。しかしながら、使用する環境は車内です。いくらドライブレコーダーの中とはいえ、夏の車内は暑く冬は寒い環境が続きます。精密機械であるSDカードを劣化させる条件が整った環境です。さらに、事故の規模によってはSDカードがドライブレコーダーごと破損する可能性があります。

基本的に、物理障害から復元するためには専門業者に依頼するほかありません。SDカードそのものを読み込めないためです。時間と費用がかかりますが、まずは読み込み可能なまで修復する必要があります。また、物理破損を修復するには専門の知識や工具が必要です。SDカードを無理に読み込ませようとすると、さらなる悪化やパソコンの故障にもつながります。

ドライブレコーダーから消えたデータを復元する方法は、以下の動画でもご覧できます。

recoverit

Wondershare Recoveritで削除されたファイルを復元する

ガイド>

Part3:ドライブレコーダーから消えたデータを復元する方法

システム障害でSDカードが読み込める状態であれば、ウィルス感染や操作ミスで消えたデータの復元が可能です。ドライブレコーダーのデータ復元には、専用のソフトを使用します。データ復元ソフト「Recoverit」を使い、安全にデータを復元しましょう。

Recoveritはパソコン初心者でも使用できるデータ復元ソフトです。簡単な操作で素早く復元できるため、早急にドライブレコーダーのデータを取り出したい人にもオススメします。「Recoverit」の操作画面は非常にシンプルで、誰でもわかりやすく操作が可能。表示する案内に従い、たったの3ステップの操作でSDカードのデータを復元します。

また、復元前にプレビュー画面から復元するデータを見られることも嬉しいポイントです。ドライブレコーダーは、ちょっとした車体の揺れなどを検知して録画するときがあります。そのためSDカードには、必要のないデータも多く保存されているでしょう。Recoveritであれば、プレビュー画面から必要なデータだけを復元できます。下記のダウンロードボタンをクリックして利用してみましょう!

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ドライブレコーダーから消えた映像を復元する手順

次は、Wondershare「Recoverit」を利用して、SDカードから削除したワードファイルを復元する手順を詳しく紹介します。

ステップ1「外付けデバイス」に消えた映像が保存されていた場所を選択します。

パソコンにWondershare「Recoverit」をインストールして、SDカードを接続します。
SDカードの映像復元なので、「外付けデバイス」にSDカードを選択してクリックします。

該当する場所を選択

ステップ2SDカードをスキャンします。

クリックすると、SDカードのデータをスキャンし始めます。スキャン中、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。

データをスキャン

ステップ3 SDカードから消えた映像を復元します。

SDカードから検出された削除したワードファイルを復元します。復元したいSDカードのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックするとファイルの保存先を選択すれば完了です!

プレビュー

これで、SDカードから消えた映像は無事に復元して戻ってきました。

Wondershare 「Recoverit」は、SDカードのデータだけではなく、HDD、パソコン、USBメモリカードからデータを復元することができます。もしものために、パソコンにダウンロードしてみましょう。

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