自分で撮影した写真や動画は、時間が経ってから見返すと当時の記憶が蘇って楽しいですよね。
また、写真や動画だけでなくPDFファイルやEメール、ドキュメント等、あらゆるデータをお使いのMacに保存しているのではないでしょうか?
保存しているファイルの数が増えてくると、「この画像や音楽、動画はもう必要ないかな」と感じる時がありますよね。
Macで不要になったファイルをゴミ箱に入れる時は、Dockのゴミ箱アイコンにドラッグ&ドロップすればOKです。
または、該当のファイルを右クリックして、表示されるメニューから「ゴミ箱に入れる」をクリックします。
ゴミ箱にデータがある時は、簡単な操作でデータを取り戻して復元する事が出来ます。
しかし、ゴミ箱を空にした場合はデータ復元ソフトを使用しないと、ファイルを取り戻す事が出来ません。
今回は必要なファイルを復元するために、Mac版のおすすめゴミ箱データ復元ソフトをご紹介します。
Wondershare recoverit(Mac版) は、バックアップをしていなくてもゴミ箱から削除されたファイルを復元できます。
復元対象のファイル形式は550種類以上と幅広く、数ステップで復元できるので
この記事をご覧になっている方にオススメできるソフトです。
注意点としては、プレビュー可能なファイル形式はPDF、PPT、ZIP、Excel、画像等に限られている点です。
Mac版ゴミ箱データ復元ソフト「Recoverit」の使い方については、以下の動画をご覧ください。
クイックパーティションスキャンと、より詳細なディープスキャンモードでゴミ箱から削除されたファイルを検出します。
非常に高速な復元が特徴の製品です。
しかし、無料体験版はデータのスキャンまでしか出来ないので注意が必要です。
対応しているファイル形式が多いオープンソースの無料ソフトです。
また、スキャン中に復元の続行や停止を自由に出来るので、Macに対応した無料復元ソフトの中では一番のお薦めと言えるでしょう。
しかし、操作が少し難しく慣れるまで時間がかかるので注意が必要です。
最新のMac OS 「High Sierra」に対応済みで、空のゴミ箱から簡単ステップでデータを復元できます。
復元を途中で停止しても、停止した箇所から復元を継続させることが可能です。
注意点としては、復元するには製品版の購入が必要な点です。
ゴミ箱から削除された写真、オーディオ、動画の復元に特化した復元ソフトです。
特徴としては、スキャン前に対象フォーマットを指定できること、スキャン後に拡張子やファイル名による絞込みが可能な点です。
しかし、復元の容量が最大200MBまでしか復元できないので注意が必要です。
ゴミ箱を空にしても、簡単に復元できるソフトです。
ゴミ箱に入っていたファイルやデータを、ソフト内で暗号化して復元します。
注意点としては、無料のDisk Drillとは異なり有料版である点です。
うっかりゴミ箱から削除したデータを、【ディスク・ドライブを選択→目的別の方法でスキャン→検出されたファイルから選択】の3ステップで復元します。
カタログスキャン機能により、全てのファイル形式を復元できます。
製品の購入前に、体験版で消えたデータを復元可能か確認すると良いでしょう。
iOSデバイス、iTunes、iCloudの各バックアップから削除されたデータを復元できます。
プレビュー機能を搭載して、復元したいデータを目視で確認することができます。
しかし、無料体験版は機能が制限されているので注意が必要です。
ゴミ箱から削除されたファイルを、初心者でも簡単な操作で復元できます。
動画、写真、音楽、DOS等のOfficeファイル等のファイル形式にも対応しています。
注意点としては、プレビューを行うとファイルが壊れる可能性があることです。
今回ご紹介したMacのゴミ箱から削除されたファイルを復元するソフトは、それぞれ特徴があります。
ご紹介したソフトの中から、あなたに使いやすいソフトを選択してお試し下さい。
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内野 博
編集長