Windowsユーザーは、Office365の一つであるWordで文書を作成・編集する事が通常のパソコン作業となっていますよね。しかし、時々Wordで作業後に「.wbk」という拡張子のファイルが、知らぬ間に作成されてたという経験があると思います。
WBKファイルとはどのような目的で作成されるのでしょうか?
今回は、WKBファイルを開く方法や、削除したWordファイルを復元する方法を解説していきます。
WBKファイルとは一体どんな性質を持っているのでしょう?
WBKファイル拡張子に関連付けられる、最も一般的なものはWord Document Backup形式のファイルとなります。つまり、WindowsユーザーにはおなじみのMicrosoft Wordが一番関連しているアプリケーションなのです。
Wordの設定で、「バックアップファイルを作成する」機能に確認を入れると、文書を保存する際に、「.wbk」の拡張子ファイルが自動的に作成されます。wbkとは、word backの略で、Word文書のバックアップファイルとなります。そのため、WBKファイルとして保存された Word 文書は、通常Word バックアップ ファイルと呼ばれています。WBKファイルの拡張子はWindowsと同様にMacでもサポートされています。 主にデスクトップや一部のモバイルデバイスで見かけることが多いです。
しかし、時にWBKファイルをダブルクリックした際に「Windows 10はWBKファイルを開くことができません」というメッセージが表示されるケースがあります。
それは、お手持ちのパソコンに Microsoft Word が インストールされていない事が原因です。このケースでは Microsoft Word がインストールされてないOSではWBKファイル自体が何をするのか認識できず、ダブルクリックしてもWBKファイルを読み込む事ができなくなってしまうのです。
ほとんどの場合、Word Document Backupファイルは、インストールされているものよりも新しいバージョンのMicrosoft Wordによって作成されたものです。
適切なバージョンのMicrosoft Wordがない場合は、別のバージョンのMicrosoft Word、または上記の他のソフトウェアアプリケーションのいずれかをダウンロードする必要があります。
それでは、WBKファイルを開くには実際どうしたらよいのでしょうか?
先ずは、WBKファイルを右クリックし、『プロパティ』を選択しバージョン情報から、適切なプログラムバージョンについて閲覧することが可能です。しかし、次のような事項が原因で、更にWBKファイルを開くための何らかの対処が必要になる場合もあります。
上記の原因を踏まえて、正しくWBKファイルを開くためには以下の対処法をお試しください。
WBKファイルをサポートするOSに、Microsoft Wordまたは同様のソフトウェアがない場合は、まずはダウンロードしてインストールしなければなりません。
該当するアプリケーションのいずれかが既にインストールしてある、またインストールされている場合、WBKファイルに関連付けてみましょう。
手順は以下のとおりです。
(※上記の他にも『Windowsレジストリキー』と『HKEY_CLASSES_ROOTキー』を手動で操作し編集する方法もありますが、適切な知識を要し、万が一正しくレジストリを変更できなかった場合、システムが損傷するリスクを伴います。なので、この方法はPC上級ユーザーにのみにしかお薦めできません)
作成したWordファイルを誤って消してしまった場合、復元する方法として「データ復元ソフト」をおすすめします!
こちらの項では、大変便利で高機能のデータ復元ソフト「Recoverit(リカバリット)」をご紹介しましょう。
データ復元ソフト【Recoverit】は、Windowsパソコンから失われたファイルや、誤動作で削除されたデータやファイルを簡単な操作とともに、数分で復元できる便利なツールです。
世界中で500万人以上のご愛用者さまからご好評いただき、何らかのトラブルが原因で消失した写真、動画ビデオ、オーディオ、e-mail、ドキュメントなどのファイルをパソコン、ハードディスクドライブ、SD、USB等のあらゆるデバイスから簡単に復元することが可能です。
さらに心強いのは、復元作業を開始前に無料でスキャンやプレビューも閲覧可能となっています。 95%以上のデータ復元成功率と同時に、Wondershare社によってデータ復元に関する数多くの特許が取得済みということで、Recoveritは業界内でITのプロにも高い評判を得てご愛用頂いております。
1000種類以上の様々なデータ形式に対応しており、パソコン上のごみ箱、内蔵HD、外付けストレージメディアは勿論のこと、本来なら復元をあきらめがちな「クラッシュしたパソコンからのデータ」さえも修復することが可能です。
Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたWordファイルの元保存場所を選択して、右下にある「開始」をクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。
消えたWordファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、Wordファイルの復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長