DHCPをイーサネットに対して有効化と無効化する方法

エラー修復で失われたファイルを復元したい場合、どうしたらいいでしょう。今回は1000種類以上のデータ形式を対応するRecoveritで消えてしまったデータを復元する方法を紹介します。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

パソコンは、仕事上や学習する上でのツールを活用する目的の他に、インターネットで作業する事も主軸となっています。では、パソコンがネットワークに接続する仕組みとはどういうものなのでしょう?LANやインターネットを使用する際、パソコンなどのネットワーク機器にIPアドレスを割り当てる作業が必要です。その際DHCPは、とても重要なプロトコールの役割を担ってます。

今回はDHCPをイーサネットにおいて有効化・無効化する方法をご紹介します。

Part1: DHCPとは

そもそもDHCPとは何を指し示すのでしょう?皆さんは、パソコンでインターネットに接続して、様々な作業をされることでしょうが、DHCPはパソコンがネットワークに接続するのに、自動的にIPアドレスを割り振るプロトコル(手順)の呼称で、一般的にDynamic Host Configuration Protocol(動的ホスト構成プロトコル)の頭文字をとって呼ばれます。

一般にIPv4(IPアドレス)での通信を行う際には、個々のホストに最低でも自身のIPv4アドレス、 サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスを設定する必要があり、このようなネットワーク設定を手動で行わなくても、DHCPによって適切な設定で接続できるので、管理者(パソコン利用者)の負担が軽減される利便性があります。

また、パソコンがネット接続通信を切断すると、自動的にアドレスなどを回収し、新たに接続したほかのパソコンに割り当てることも可能となります。一般家庭のインターネット接続環境ではWi-FiルーターなどがDHCPサーバー機能を内蔵していることが多いです。企業でのネットワークなどでは、自社サーバーコンピューターがほかのネットワーク管理機能などとともにDHCPサーバーとして稼動する場合がほとんどです。

Part2: WindowsシステムでDHCPを有効にする方法

前述の通り、一般の家庭内の接続環境では、DHCPサーバー機能はルーターが受け持っています。まずはルーターの設定でDHCPをオフにしていないか確認して下さい。DHCP自動取得ではなくIPアドレスを明確に設定したパソコンをネットワークに接続した状態でルーターにログインしてルーター設定内容を確認しましょう。また、イーサネットでDHCPを有効にする方法もあります。以下の手順をお試し下さい。

イーサネットケーブルを準備

イーサネットケーブルは両端に四角いプラグが付いたケーブルで、RJ-45、CAT5、またはCAT6ケーブルなどとも呼ばれています。このイーサネットケーブルを使って、パソコンをルーターに接続します。(※イーサネットケーブルは、モデムとルーターの接続にも使われていますが、そのイーサネットケーブルは取り外さずに、そのままにしておかなければなりません)

ルーターがインターネットに接続されていることを確認

ルーターはモデムに接続されてる必要があります。モデムは壁にあるケーブルポートやイーサネットポートに接続されていなければなりません。適切に接続されていれば、ルーターとモデム本体にランプが点灯しているはずです。

パソコンとルーターのイーサネットポートを探す 

イーサーネットポートは四角い形をしており、その傍には連結した四角形が数個描かれているアイコンがあります。通常、ルーターのイーサネットポートの上には「LAN」(Local Area Network)と表記されているので目安にしましょう。

また、一般的にモデムのイーサネットポートの上には「Internet」や「WAN」などと表記されているので、モデムにのみ接続する際は、こうした表記を探すといいでしょう。

イーサネットケーブルでパソコンとルーターを接続

ルーターがインターネットに接続されていれば、まもなくパソコンがインターネットに接続されます。(DHCPが自動でIPアドレスの割り振り動作を開始します)

次にWindowsでイーサネット接続する方法を説明しましょう。

スタートメニューを開く

パソコン画面左下隅にあるWindowsロゴをクリックするか、キーボードのWindowsマークを押します。

設定アイコンをクリックする 

「設定」はスタート画面の左下にあります。

[ネットワークとインターネット]をクリックする

(左側の)Ethernet(イーサネットをクリックする

イーサネットが有効であることを確認する 

画面の一番上に、接続しているネットワーク名の表示と、その下にイーサネット接続が有効であることを示す「接続済み」という表記があることを確認しましょう。※イーサネットが有効になっていない場合は、ルーターの別のポートで試すか、他のイーサネットケーブルに変えてみてください

Part3: WindowsシステムでDHCPを無効にする方法

DHCPはとても便利な機能ですが、現在ではさまざまなOSやルーターなどにDHCPサーバー機能が組み込まれているため、ユーザー(管理者)が知らないうちに、他者が別のDHCPサーバーを稼働させてしまうケースもあります。

このような、管理されていないサーバーのことを「ローグ・サーバ(rogue server)」といい、ローグDHCPサーバーによる影響は企業内などでは深刻な問題を引き起こします。不正なDHCPサーバーが稼働していると、クライアント・コンピュータに配布されるIPアドレス情報が間違ってしまい、インターネットや社内の様々な場所にあるサーバなどのリソースにアクセスできなくなってしまうという事態になります。不正なDHCPサーバーが稼働していることが判明した場合、速やかにそのDHCPサーバーを見付け、無効化するなどの対処が必要となります。

では、WindowsシステムでDHCPを無効化する手順を説明しましょう。

①~③まではPart2でのWindowsでイーサネット接続する方法と同様

④イーサネットとWiFiのあるネットワーク接続の両方で、アクティブなネットワーク接続をダブルクリック

⑤ネットワーク接続のステータスウィンドウで、「プロパティ」ボタンをクリック

⑥インターネットプロトコルバージョン4オプションをクリックし、[プロパティ]ボタンをタップ

⑦ネットワーク設定を入力し、DHCPの状態をを無効にした後、「次のIPアドレスを使う」オプションを選択し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの値を入力する。「次のDNSサーバーのアドレスを使う」オプションをタップし、お好みのDNSサーバに値を入力して、プロセスを終了。

Part4: DHCPの不具合で毀損、紛失したデータを復元する方法

DHCPの利用でDHCP データベースの消失や破損が発生し、その問題を解決するため、レジストリエントリを編集するのが一つの対策です。しかし、レジストリを正しく編集しないと、システムが正常に動作しなくなって、データが削除されしまったこともあります。

「Recoverit」はwondershareから提供され、失われたファイル、削除されたファイル、フォーマットされたファイル、破損したファイルなどを復元する高度なツールです。また、起動できないパソコンに保存したデータをアクセスし、復元可能です。

DHCPの不具合によるデータ紛失を予防ため、この万能な復元ソフト「Recoverit」のご利用をおすすめです。

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以下は、「Recoverit」でパソコンから削除したWinファイルを復元する手順です。

ステップ1 まず「Recoverit」を起動して、削除してしまったデータの元保存場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動してから、削除したファイルの元場所を選択します。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してください。「開始」をクリックして、選択した場所をスキャンし始めます。

「外付けデバイスの復元」SDカードを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

復元されたいデータをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!

SDカードデータを復元

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。

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