Windows10のディスククリーンアップを行う方法

ディスククリーンアップはハードディスクの空き容量が少ない時よく使われますが、必要なファイルを削除する恐れもあります。そのため、今回はWindows10でディスククリーンアップを行う方法を紹介します。

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内野 博

Jun 10, 2022 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10のパソコンでハードディスクの空き容量が少なくなったときは、ディスククリーンアップを活用がおすすめです。ディスククリーンアップを使うと、アプリやWebブラウザの利用で保存された必要な一時ファイルを一気に削除できます。ただし、注意点もあるので気をつけましょう。本ページでは、Windows10でディスククリーンアップを行う方法を紹介します。


Part1.ディスククリーンアップを行う際の注意事項

Windows10でディスククリーンアップを行うときに注意したいポイントは、必要なファイルの誤削除です。ディスククリーンアップでは、カテゴリーごとに削除するファイルを選択します。そのため、個別にファイルを選ぶことはできません。

とくに「Windows  ESDインストールファイル」は削除してはいけません。Windows ESDインストールファイルを削除すると、エラーが発生する恐れがあるからです。

状況次第では削除してもいいファイルのカテゴリー、カテゴリーごとの内容を表にまとめました。ディスククリーンアップをするときの参考にしてください。

カテゴリー 内容
Windows Updateのクリーンアップ

過去にパソコンへインストールされた旧バージョンのWindows。最新バージョンのWindowsをアンインストールしたいときに必要。

Windowsアップグレードログファイル アップグレードに関する問題が起きたときに活用できる。
システムエラーのメモリダンプファイル ブルースクリーンのエラーが発生したときに作成される。ブルースクリーンエラーの確認で活用できる。
システムによってアーカイブされたWindowsエラー報告

プログラムの破損によって発生したエラーの履歴。Microsoftへ報告済み、報告するつもりがない場合は基本的に不要。

システムによってキューされたWindowsエラー報告

プログラムの破損によって発生したエラーの履歴だが、Microsoftには報告されない。

DirectXシェーダーキャッシュ グラフィックシステムが作成した一時ファイル、アプリの読み込みや応答速度の改善に役立つ。削除されても再生成されるので、容量が大きすぎるときは消去も選択肢に入る。
配信の最適化ファイル Windows Updateの効率化に繋がるが、多くの容量を占める。
デバイスドライバーのパッケージ 古いデバイスドライバーのバージョンが保存されている。デバイスドライバーのバージョンをロールバックしたいときに必要。
システムの復元ポイント

システムの復元をしたいときに必要。

ごみ箱

ごみ箱に保存されているファイル。

Windowsの以前のインストール

アップグレードから10日以内保存される旧バージョンのWindows。

Windowsの一時インストールファイル

Windowsのインストールやアップグレードによって作成中される一時ファイル。

Part2.Windows10のディスククリーンアップを行う方法

Windows10のパソコンでディスククリーンアップを行う場合、まず以下の手順でツールを起動します。

エクスプローラーを起動表示されるウィンドウの左側にある「PC」を左クリックウィンドウの右側でディスククリーンアップを行いたいドライブを左クリックウィンドウ上部にある「ドライブツール」のタブを左クリック「クリーンアップ」を左クリック

すると、システムがドライブの空き容量を計算するので、完了するまで待ちましょう。空き容量の計算が終わればツールが起動されるので、以下の手順を行ってください。

「削除するファイル」の項目で、削除したいファイルの項目にチェックを入れる「OK」を左クリック

削除したいファイルの項目にチェックを入れるときは、残しておきたいファイルの種類にチェックが入っていないか注意してください。先ほどご説明した通り、とくに「Windows ESDインストールファイル」には必ずチェックを入れないでください。以下の3項目は基本的に不要なので、チェックを入れたいところです。

Windows Defenderウイルス対策ダウンロードされたプログラムファイルインターネット一時ファイル

ちなみに削除したいファイルの種類をチェックするときは、「増加するディスク領域の合計」で削除によって増える空き容量を確認できます。

関連記事:【Windows10】クリーンアップが終わらない原因と対処法


メモリダンプファイルを削除する方法は、以下でも動画ご覧できます。

recoverit

Wondershare Recoveritで削除したファイルを復元する

ガイド>

Part3.パソコンのディスククリーンアップで誤って削除したデータを復元する方法

ディスククリーンアップを使ってパソコンの空き容量を増やす際は、誤った必要なデータを削除する危険が伴います。基本的にディスククリーンアップで削除したファイルは復元できませんが、「Recoverit」を使うと可能です。

Recoveritはデータ復元ソフトで、誤操作やエラーによって失ったファイルを修復できます。データ復元成功率は95%と高く、対応ファイル形式は1000種類以上と性能は申し分ありません。操作はたったの3ステップだけなので、パソコン初心者に人でも簡単に利用できます。ディスククリーンアップをするときは、誤削除に備えてRecoveritを用意しておくと安心です。

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以下は、「Recoverit」 でパソコンから間違って消してしまったデータを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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