Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
急にパソコンの画面が拡大されてしまったけどどうやって直せば良いのかわからない、なんて方はいらっしゃいませんか?
本記事では画面が拡大した原因と対処法を説明させていただきますので、このような悩みを解消できるかもしれません。ぜひお付き合いください。
パソコンを使っていたのに急に画面の大きさが変わってしまったり、知らない間に明らかに変化があった場合、大抵の場合その原因は4つに分けられます。
上3つに関しては誤操作や設定の変更などが主な原因になりますが、ディスプレイプレイヤーの問題に関してはドライバーの破損やOSに対応していないなどによって引き起こされます。
それではこれらの問題の対処法を次項で説明させていただきます。
原因ごとに対処方法を紹介していくので、それぞれ順番に試してみてください。
画面が急に拡大されてしまった、場合にまず考えられるのは拡大鏡が起動してしまったことです。この原因の場合、マウスカーソルを画面の外に出そうとすると画面自体が動くはずなので確かめてください。実際に動けば拡大鏡の問題と確定します。
拡大鏡はWindows10に備えられた機能で、画面を拡大して文字を読みやすくすることができます。拡大鏡が使用されている場合は画面の表示が2倍以上の大きさに拡大するのです。
普段はあまり使われることもない機能ですが、[Winキー] + [;キー]のショートカットキーを入力すると拡大鏡が起動するため、キーボードの誤操作で拡大鏡を起動してしまうことがあります。
[winキー] + [ESCキー]で拡大鏡を解除することができます。
なにかの操作ミスで画面が推奨されていない解像度に設定されると、画像や画面が拡大して表示されることがあります。パソコンの解像度を推奨されている解像度に変更して、正常に表示されるか確かめましょう。
以下の手順となります。
デスクトップ画面で右クリック→[ディスプレイ設定(D)]→[解像度]を選択
[解像度]を選択→ (推奨)と書かれた解像度を選択→「変更の維持」をクリックして終了
Windows10では、画面表示で一番綺麗に表示されるであろう解像度に(推奨)の文字が自動的に付きます。
ブラウザーの表示設定を変更すると、Webページが正常な大きさで表示されないことがあります。Webページを使いやすい大きさにするには拡大/縮小の設定を変更する必要があります。
画面右下の「拡大レベルの変更」をクリックして調整してください。
これまで3つの原因とその対処について述べてきましたが、ここまで来ても画面の拡大が直らなかった場合は、パソコンのディスプレイドライバーに問題が発生した可能性があります。
ディスプレイドライバーはディスプレイを制御するためのソフトウェアです。ドライバーが破損していたり、Windowsのバージョンに対応していない場合、正常に動作されず画面の表示がおかしくなってしまうことがあります。
これによる問題を直すにはディスプレイドライバーを更新するか再インストールすることが必要です。
・ディスプレイドライバを更新する手順
「Windowsマーク」を右クリックし、「デバイスマネージャー」を起動
「ディスプレイアダプター」をダブルクリック→「ディスプレイドライバ」を右クリック→「ドライバーの更新」 →「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択
以上で更新完了です。
・ディスプレイドライバーを再インストールする手順
「Windowsマーク」を右クリックし、「デバイスマネージャー」を起動
「ディスプレイドライバ」を右クリック→「デバイスのアンインストール」を選択→「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックが外れていることを確認→「アンインストール」を選択
パソコンを再起動すると再インストールされます。
もしこれら4つの方法を試しても直せなかった場合は原因はもっと別のものとなります、自力で探るのは難しいですのでプロを頼りましょう。
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内野 博
編集長