Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
長い間PCを使っていると、WiFiに繋がっているのにネットに繋がらない問題が起きる場合があります。このパターンのトラブルでは、PCやWiFiルーターに問題が起きていることが多いです。また設定や回線、プロバイダに問題があるかもしれません。
本ページでは、PCがWiFiに繋がっている状態なのにネットへ繋がらない原因と対処法を紹介します。
WiFiに繋がっているのにインターネットに繋がらないときは、以下のどれかが原因と考えられます。
● PCのシステム不具合
● WiFiルーターの不具合
● WiFiが他の電波と干渉している
● WiFiルーターの設定に誤りがある
● セキュリティソフトの影響
● 回線やプロバイダーでの障害
可能性が高い原因は、PCのシステムやWiFiルーターの不具合です。PCやWiFiルーターで一時的な不具合が原因の場合、簡単に対処できます。
しかし、WiFiルーターの設定、セキュリティソフトの影響が原因とも考えられるので注意してください。
回線やプロバイダーで発生している障害は見落としやすいので、チェックしておきたい点です。
WiFiに繋がっているのにネットに繋がらないときは、以下の対処法を上から順番に試してみましょう。
● PC・WiFiルーターの再起動
● 接続するWiFiの周波数帯を変更する
● WiFiルーターの設定を見直す
● セキュリティソフトを無効にする
● 回線やプロバイダーに障害が発生しないか確認する
それぞれの対処法について詳しく解説します。
いつもは問題なのに突然WiFiの接続中にネットが繋がらなくなったら、まずPCや WiFiルーターを再起動させてみましょう。いつもは問題ないのであれば、PCやWiFiルーターに不具合が発生している可能性が高いです。このパターンでの不具合は一時的なもので、PCや WiFiルーターを再起動すると解決します。PCやWiFiルーターを再起動しても問題が解決しない場合、他の対処法を試しましょう。
WiFiルーターは2種類の電波を発信するものが多いです。2種類の電波は周波数帯が違い、2.4GHzと5GHzがあります。
2.4GHzは家電製品を動作させる電磁波でも使われています。そのため、2.4GHzのWiFiを利用していると、家電の電磁波と干渉して通信状態が悪くなります。
以上のことを踏まえて、WiFiに繋がっているときにネットが繋がらない場合は、5GHzの WiFiに接続してみましょう。
WiFiの周波数帯は、以下の表をもとにしてルーターに貼り付けられているラベルを見ると確認できます。
周波数帯 |
SSID |
2.4GHz |
末尾が2G、または中央の文字が「G」 |
5GHz |
末尾が5G、または中央の文字が「A」 |
上記の表を参考にして、PCのWiFi接続設定画面で利用するSSIDを変更すればOKです。
光回線を利用している場合、ONU(回線終端装置)とWiFiルーターの接続方法を間違えているかもしれません。ONUとWiFiルーターはLANケーブルで接続しますが、WiFiルーター側では「LANポート」ではなく「WANポート」に接続しなければいけません。間違ってWiFiルーターのLANポートにケーブルを差している可能性があるので、チェックしておきましょう。
また新しいWiFiルーターを設置したばかりの場合、プロバイダーへの接続設定が間違っている可能性があります。取扱説明書とプロバイダーの契約書類を確認のうえ、設定に間違いがないかチェックしてみましょう。
セキュリティソフトがインターネット通信を危険と認識したため、繋がらない状態になることもあります。そのため、セキュリティソフトの無効化も選択肢の1つです。場合によっては、別のセキュリティソフトへの乗り換えも検討する必要があります。
どの方法を試しても問題が解決しない場合、契約回線やプロバイダーに障害が発生しているかもしれません。障害が発生しているかは、契約回線やプロバイダーの公式サイトやサポート窓口で確認できます。何をやっても問題が解消できない場合は、問い合わせてみるといいでしょう。
WiFi接続時にインターネットが繋がらなくなるPCのシステムエラーでは、保存しているデータが消える問題を招く恐れもあります。システムエラーでデータが消えた場合、ごみ箱に移動されることはありません。そのため、消えたデータを取り戻すには、データ復元ソフトが必要になります。そこで役に立つのがWondershareの「Recoverit」です。
Recoveritならたったの3ステップで消えたデータを復元できます。
データ復元成功率は95%の高さで、500万を超えるユーザーから利用されているので、実績は抜群です。
また1000種類以上のデータ形式に対応しているので、拡張子が原因で復元できないといった問題も起きません。
パソコンでRecoverit を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長