USBメモリデータの完全消去の詳しい定義解説や完全消去の方法。また誤って消去してしまった場合のusb データの復元方法についても解説します。
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USBメモリデータの完全消去とは、フォーマットをする事です。Usbメモリ内データ消去と言えば、ゴミ箱から削除するのをイメージする人もいると思いますが、あれは例え目に見える全てのデータをゴミ箱から削除してもフォーマットにはなりません。フォーマットとはusbメモリならデータ消去した上で、ファイルシステムの初期化や試用マシンの状態に合わせて、中身を新しく構築する事です。
そのフォーマットにも種類があり、クイックフォーマットなら表面上の部分だけ新しく構築するので、データ復元ができる可能性があります。(データ消去してもそのファイルは残骸として残っているので、これが削除前に復元できるのです。)ところが完全フォーマットならパソコンやusb内の消去したデータも、まっさらな情報に書き換えるので、データ復旧できません。
まとめるとUSBメモリデータの完全消去とは、完全フォーマットしたものを指します。
それではWindowsでUSBメモリデータを完全消去、つまり完全フォーマットをする方法を紹介しましょう。
(にしてもこんな簡単な方法で、USBメモリデータを完全消去できるのが恐ろしい気がします。)
次の方法はクリーンアップと言う方法で、完全フォーマットとは違います。
他にもUSBメモリデータの完全消去する方法があります。1つ目がかなり単純なもので、それはUSBメモリを物理的に破壊するものです。これはある意味完全フォーマットよりも簡単な方法となります。
もう一つが厳密にはUSBメモリデータの完全消去とは違いますが、普通にゴミ箱から削除してから他のデータでどんどん上書きする方法です。
上記のようにゴミ箱から削除したばかりだとまだ残骸として残っているのですが、新しく保存されたデータがそれを上書きする事があります。
Windows 10 October 2018 Updateと言うアップデートで、間違って削除したUSBメモリのデータが復元できる事が見込まれます。
ただしこの場合でも「バックアップ」と言う機能を有効にしないと出来ません。
とは言えいざと言う時の為にここに書きます。
(もし「ファイルのバックアップを自動的に実行」の欄がなかったら、代わりに「ドライブの追加」があるはずなのでそれを押して、バックアップ先を選択して下さい。)
上の方法はバックアップ機能を有効にしていないと使えない方法ですが、Wondershareの「Recoverit」 なら有効にしなくても使えます。
やり方はWondershareのサイトから「Recoverit」 をダウンロード及びインストール。
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、WondershareIDに登録してログインしてから、左側に「HDDやデバイスから復元」があるので、それを選択してusbメモリをクリック。
スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」ボタンを押して別のデバイスにて保存先に選べば、復元率96%の確率で消去してしまったusb メモリの復元が成功します。
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、USBデータ復元だけではなく、外付けHDDの復旧、やパソコンの復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長