Sep 25, 2024 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復
現在のMacでは、「写真」のアプリで画像を見ることが主流です。「写真」では「iPhoto」で利用していたライブラリデータの移行が行えます。方法自体は難しくないので、これから「写真」をメインの画像閲覧アプリにするなら移行しておきましょう。本ページでは、iPhotoのデータを「写真」へ移行する方法を紹介します。Macで画像を管理している人は参考にしてください。
iPhotoとはMac用の写真閲覧アプリです。以前はMacのパソコンにiPhotoが標準で搭載されていました。iPhotoでは保存した写真の閲覧の他に、インターネット上へのアップロード、壁紙設定が行えます。また簡易的な画像補正やフォトアルバムの作成も可能です。
現在のAppleはiPhotoの開発をやめており、販売とアップデートのどちらも行なっていません。その代わり、「写真(Photos)」を展開しています。「写真」はiPhoneやiPadと同じ感覚で画像を閲覧でき、Appleのモバイル端末を利用している人なら使いやすいでしょう。
iPhotoで利用しているライブラリのデータは、「写真」のライブラリへの移行が可能です。自動ではライブラリが引き継がれないため、自分で作業をする必要があります。しかし、方法は難しくありません。
今までiPhotoを使っていた状態ではじめて「写真」を利用する場合、起動するときにライブラリの引き継ぎ画面が表示されます。そして以下の手順を行えば、ライブラリデータが移行されます。
以上の手順を行うと、ライブラリの移行が開始されます。
ライブラリデータの移行は画像の容量が大きいほど時間がかかります。そのため、時間に余裕があるときに行うのがおすすめです。
稀にはじめて「写真」を起動するときに、iPhotoからライブラリを移行できない場合があります。「写真」の初回起動時にデータ移行ができない場合、あとからでも行えるので安心してください。
まず以下の手順を行い、「写真」でiPhotoのライブラリを閲覧できるようにします。
iPhoto7以前のバージョンを利用している場合、事前にAppleが提供する「iPhotoライブラリアップグレーダ」を使ってライブラリをアップグレードしなければいけません。iPhotoライブラリアップグレーダはAppleの公式サイトからダウンロードできます。
iPhotoライブラリアップグレーダをダウンロードしたら、起動して以下の手順を行ってください。
以上の手順をしておくと、先程の「基本的な手順」や「後から行う場合」の項目で説明した手順での移行が可能になります。
iPhotoから「写真」へのライブラリデータ移行はあまり行わない作業なので、誤ってライブラリを削除してしまう恐れがあります。もし間違えてライブラリを削除してしまった場合、データ復元ソフトを使って復旧しましょう。
ライブラリを復旧するなら、Recoveritがおすすめです。Recoveritならたったの3ステップを行うだけで、簡単にライブラリを復元できます。データ復元成功率は95%と高レベルで、安心して利用できるでしょう。
MacでRecoverit を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択することができます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
Macのデータをスキャンした後、失われた写真があるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でMacから間違って消してしまった大事な写真が復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、Macの写真の復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
写真や動画の安全な長期保存にお悩みですか?この記事では、おすすめの外付けハードディスク3選を紹介します。効果的な写真・動画の管理方法にについても解説します。 ...
SDカードやマイクロSDカードからパソコンに写真を取り込む方法は、写真の管理や編集において重要です。この記事では、手軽な方法で写真をパソコンに取り込む手順を紹介します。 ...
内野 博
編集長