PS4コントローラーをパソコンに接続する方法を解説します。パソコンのゲームをマウスとキーボードで操作すると、「操作しづらい」と感じたことはないでしょうか。とくにアクションゲームになると、PS4のように効率よく設置されたコントローラーは理想的です。
PS4コントローラーがパソコンに接続できないときの対処法を解説します。もしPS4のデータが消えたときは、データ復元ソフト「Recoverit」が便利です。
PS4コントローラーがパソコンに接続できない理由には、さまざまな原因があります。なぜなら、PS4コントローラーとパソコンを接続する方法は複数あるからです。まずはどの方法で接続しようとしているのか、次に正しい接続方法を知りましょう。詳しく解説します。
PS4コントローラーとパソコンは、Bluetoothによってペアリング(無線接続)できます。しかしPS4側のBluetoothがオンになっていないと、パソコンとペアリングできません。
PS4の「シェアボタン」「PSボタン」を同時に3秒以上長押しすると、PS4コントローラーのBluetoothがスタンバイ状態になります。スタンバイ状態になると、自動的に付近のパソコンを検出するため、
パソコンとペアリングしましょう。
PS4コントローラーと同じく、パソコン側にもBluetoothのオンオフがあります。PS4とパソコンのBluetoothがオンにならなければペアリングできないため、パソコン側でもBluetoothを受信状態にします。
どのメーカーのパソコンでもほぼ同じ操作ですが、OSによって設定方法が多少異なります。たとえば、一般的に使用されているWindowsとMac、2つのOSではBluetoothをオンオフするためのスイッチの場所が違います。使うパソコンの操作説明をよく読み、Bluetoothをオンに切り替えましょう。
当然ですが、PS4コントローラーとパソコンを接続するためのケーブルがあっていなければ、物理的に接続できません。PS4にはあらかじめ接続ケーブルが付属しておらず、純正の接続ケーブルも存在しません。そのためパソコンでPS4コントローラーを使いたいときは、家電量販店やネットショップなどで用意する必要があります。
PS4コントローラー側の接続端子は、Micro-USBです。パソコンは個人によって異なるため、「TypeC」や「TypeB」などさまざまな規格があります。規格が違うと挿入口も異なるため、そもそもケーブルを挿せません。「せっかく買ってきたのに接続できない」と、後悔しないよう注意して選びましょう。
パソコンのOSバージョンによっては、PS4コントローラーを動作させるための環境が構築されていない可能性があります。バージョンが一定基準以上でなければ、接続してもコントローラーが反応しません。
WindowsとMacでPS4コントローラーを使うときに必要なOSバージョンは、以下の基準です。
手持ちのパソコンにPS4を接続しても動かないときは、パソコンのバージョンをチェックしてみましょう。もしかすると、パソコンのOSが古すぎるために接続できないのかもしれません。
単純な原因ですが、単にPS4コントローラーの充電が切れている可能性が考えられます。PS4コントローラーの充電は、電源アダプターを通してPS4本体から供給する仕組みです。PS4本体とコントローラーは、市販のUSBケーブルで接続します。前述でも解説したとおり、PS4コントローラー側の端子規格は、Micro-USBです。PS4の購入時に付属しないため、端子規格に注意して購入しましょう。
ちなみに公式サイトによると、PS4コントローラーの充電は最大2時間かかるとされています。充電中はコントローラーのライトがオレンジ色になり、充電が完了すると消灯する仕組みです。パソコンに接続しても動かないときは、充電ケーブルに接続し、しばらく待ってみると正常に動作する可能性があります。
PS4コントローラーがパソコンに接続できないときの解決策を解決します。前述した原因でも簡単に解決策を解説しましたが、さらに専門的かつ具体的な解決策です。「フル充電している」「正常に動作する接続ケーブルを準備している」「Bluetoothでペアリングしている」にもかかわらず、接続できないときにお試しください。
パソコンの再起動は、パソコンで起こるすべてのトラブルに対応します。パソコンに関する原因不明の不具合も、再起動のはずみで正常に動作する可能性があるからです。また操作方法が非常に簡単なので、トラブルが起こったときに優先して実行してみることをおすすめします。
パソコンを再起動する方法は、以下の手順です。
手順1.デスクトップ画面左下のスタートメニューを選択し、「電源」を選択する
手順2.「再起動」を選択すると、自動で再起動する
パソコンのOSがPS4コントローラーに対応していないときは、パソコンのOSをアップデートすることで解決する場合があります。近年販売されているパソコンであれば、OSをアップデートするための環境が整っているスペックのものが多く、問題なくアップデートできるでしょう。
現在のWindowsでは、OSがWindows7以上であればPS4コントローラーが正常に接続できるとされています。よほど古いパソコン、またはOS由来による不具合が発生していると考えられる場合は、OSをアップデートしてみると解決できるかもしれません。パソコン全体の機能性も向上するので、この機会にアップデートしてみてはいかがでしょうか。
パソコンのOSをアップデートする方法は、以下の手順です。
※画像はWindows10のOSアップデートの例。基本操作は大きく変わりませんが、OSによって画面やアイコン名の表記などが異なります。
手順1.デスクトップ画面左下のスタートメニューから「設定(歯車マーク)」を選択する
手順2.「更新とセキュリティ」を選択する
手順3.「Windows Update」から「更新プログラムのチェック」を選択する
手順4.更新プログラムがあれば、案内に従って操作しアップデートする
パソコンに問題がない場合は、PS4コントローラーをリセットするのもおすすめです。手軽で簡単にPS4コントローラーのメモリを初期化できます。意図せずに接続してしまったとき、パソコンやスマホなどのデバイスとの連携をリセットする機能です。公式で推奨されている方法なので、安全かつ安心して作業できます。
手順1.USBケーブルを外す
手順2.PS4コントローラーの背面、L2ボタン付近の小さな穴(リセットボタン)に先の細いものを差し込む
手順3.小さな穴の中にあるボタンを5秒間ほど長押しする
手順4. パソコンとPS4コントローラーを接続し、PSボタンを押す
手順5.コントローラーがペアリングされ、ライトバーが青く点灯すれば完了
PS4コントローラーはさまざまな方面から原因を探り、解決する必要があります。パソコンとコントローラーの両方から、発生している問題を見つけましょう。もし解決するために操作している最中、PS4のデータが消えてしまった場合はデータ復元ソフトが活躍します。
データ復元ソフト「Recoverit」なら、誰でも簡単な操作でデータの復元が可能です。PS4内蔵のハードディスクや外付けハードディスク、さらにSDカードなどに対応。大切なセーブデータを、ぜひRecoveritでデータを取り戻してください。
PS4からSDカードを抜き出し、パソコンに接続します。Recoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元の保存場所を選択してクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャンが終わった後、見つけたファイルは形式ごとにリストされます。「復元する」ボタンをクリックするとデータを復元します(一部のデータはプレビューできます)。
消えたファイルをプレビューで確認して復元すれば完了となり、非常に簡単な操作となっています。
また、このソフトを使うことで、PS4の復元だけではなく、SDカード、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長