Apr 12, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
普通にパソコンを使っている方にはあまり見る事が無い「ブルースクリーン」ですが、それは購入した時のままで使い続け、PC内の部品や設定についてはあまり興味が無い人だと思います。
もちろんパソコンも機械ですので「経年劣化」と共に内部基板などが傷んでブルースクリーンの表示が出るかもしれません。
その時は修理に出すなり、買い替えるといった事で事態は解決するでしょう。
しかし、パソコンが好きな方は本体内部のメモリ拡張やCPUの設定変更(オーバークロック)、パーツ拡張を行い、パワーアップを試みようとします。
必要な拡張だったのか、興味本位のパワーアップだったのかは人によって考えが違います。
そこで起こる0x00000124のエラーは原因を特定したいと思っても中々難しく、予想をいくつか立てて、それを試して行くしかありません。
その為、「stop 0x00000124」エラーが出た直前に何を行ったかを覚えておいてください。
ここから書く事は0x00000124エラーがwindows 10で起こった時のいくつかある原因の例です。
CPUのオーバークロックは購入時に設定された周波数の数値を様々なツールを使って上げる事を言います。
元々の周波数というのはパソコン全体が快適に動くように設定されており、消費電圧や内部温度で負荷が掛からないよう設定されています。
それでも今使っているパソコンのCPUはどこまで周波数を上げられるのか、そうすればパソコンの性能が上がるのではないかと考える人はいます。
そういう安定した設定を無理に変えてしまい、エラーが表示されます。
0x00000124のエラーはこういったWindows10と追加改造した機器の正常動作がうまく行かない事に原因があります。
メモリの交換を行うのも同様で、互換性が無い拡張メモリをマザーボードのスロットに差し込み、再起動したときにエラーが出る事もあります。
メモリの種類は沢山ありますので、合わない製品も中にはあるものです。
あまり聞き慣れていないかもしれませんが「BIOS」が古くなっている、という原因もあります。
Windows10のソフトと本体機器の繋がりを役目とするBIOSですが、メーカーから更新されたものが提供される場合があります。
そのBIOSを更新しないで機器を拡張し使っているとエラーになるという事です。
またHDDからSSDへの入れ替えやグラフィックカードの交換などでも起こる可能性はありますので、どのタイミングでそうなったかを記録しておきましょう。
CPUのオーバークロックに関しては、やはり元の周波数に戻しましょう。
無理な負荷が掛かっていると基板などに影響が出ている可能性がありますから、初期値に戻す事でエラーを回避します。
メモリに関してですが、本来スロットに入っていたメモリを丸ごと変えたのか、それとも枚数を足したのかになりますが、これも元々差し込んであった状態に戻して下さい。
BIOSのアップデートは少し複雑で、メーカー製パソコンだとメーカー側から警告が出て、手順通り操作すれば自動的にアップデートは出来ます。
しかし、組み立てパソコンやBIOSのアップデート方法が自動ではない場合もあり、USBメモリ等を使ってBIOSデータをそこから読み込ませるものもあります。
HDDからSSDへの換装は、最初に正常状態のタイミングで必ず外部HDDにバックアップを取ってから作業を行ってください。
これを忘れてしまうと内部に入っていたデータが消失し、購入状態のWindows10に戻すしかなくなってしまうので、注意が必要です。
他の拡張機器を取り付けてエラーが出てしまった場合も、追加した機器を外します。
これらを行い再起動した時にWindows10が正常に動いていれば戻せた事になります。
ブルースクリーンエラーが出た場合、原因は様々でメッセージを読んでどの辺が悪いのか判断するしかないのですが、手早く元の状態に修復したいと考えるならば、データ復元ソフトを活用する事も一考かと思います。
Wondershare社が販売しているデータ復元ソフト「Recoverit」は、破損や削除してしまったデータを復元するアプリですが、Windows10のトラブルからデータ復旧させる為の機能も盛り込まれています。
予算を立ててトラブル回避に備える事は、情報機器を扱う上で必要な出費と考えるのが大事です。
無料体験版もございますので、以下のダウンロードアイコンよりソフトをダウンロードして、直ぐに全ての機能が使えますので活用してみてください。
「Recoverit」を起動してから、削除したファイルの元場所を選択します。「開始」をクリックします。
「開始」ボタンをクリックして、「stop 0x00000124」エラーで消えたファイルをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
「stop 0x00000124」エラーで消えたファイルをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作で「stop 0x00000124」エラーで消えたファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
「stop 0x00000124」エラーで大事なデータを失くした場合、失ったデータの形式にかかわらず、「Recoverit」で復元してみましょう。
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内野 博
編集長