Windows 10でファイルにアクセス権限がない問題の解決策

Windows 10でファイルにアクセス権限ない時、どうすればいいですか?今回は、Windows10でファイルやフォルダーにアクセスが拒否されたときどのように解決すればいいのかを見ていきましょう。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

 Windows10を使っていると、まれにエラーコード「0x80070005」が表示され、ファイルにアクセスできなくなることがあります。仕事や学業で利用しているPCでこのような問題が起こってしまうと、急いで対処しなくてはいけませんがどうすれば直るのかわかりませんよね。本記事ではアクセス権限がない原因やその対処法について述べていきます。


パート1:Windows 10でファイルにアクセス権限がない原因

「0x80070005」が表示され、Windows10でアクセス権限がなくてファイルが開けなくなってしまった、なんてことはあるでしょうか。基本的にこのような問題は、Windowsが使用するNTFSファイルシステムでのアクセス許可の設定が原因です。しかしそんなものを弄った覚えもなく、今まで問題なく使えていたのに急に使えなくなってしまったなんてこともあるでしょう。

実はこの問題はWindows10のアップデート後によく起こるようで、Microsoft社がセキュリティ強化のためにアップデートを行う時にシステム修正や仕様を変更することで生じます。この時常にエラーコード「0x80070005」が表示されます。

このような「0x80070005」が表示される不具合が発生するとファイルサーバーにアクセスができなくなったり、ローカルアカウントの資格情報に不具合が起きて共有フォルダにアクセスできなくなることがあります。それではWindows10でファイルやフォルダーにアクセスが拒否されたときどのように解決すればいいのかを見ていきましょう。

パート2:Windows 10でファイルにアクセス権限がないときの対処法

・資格情報を再追加

アップデート後にローカルアカウントの資格情報が不具合を起こした場合、この方法を行うといいでしょう。

  1. スタートボタンをクリックし「Windowsシステムツール」を選択、「コントロールパネル」を開く
  2. ユーザーアカウントを開き、「資格情報マネージャー」→「Windows資格情報の管理」をクリックしていく
  3. 「Windows資格情報」からアクセスしたい共有フォルダのIPアドレスもしくはホスト名を選択して「削除」を選ぶ
  4. 「このWindows資格情報を完全に削除しますか?」と表示されるので「はい」をクリック
  5. 「Windows資格情報の追加」を選択し、共有フォルダのIPアドレスもしくはホスト名と共有フォルダにアクセス可能なユーザー名・パスワードを入力して「OK」を押す

以上で資格情報の再追加ができます。共有フォルダへアクセスが可能になったか確認してみましょう。

・所有権を取得する

  1. 対象のファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択
  2. 「セキュリティ」タブに切り替え、「詳細」ボタンを選択して「その他のオプション」を表示する
  3. ウィンドウの上部に「所有者」というラベルの付いたフィールドがあるので、横にある青い「変更」リンクを選択 (問題がある場合、ラベルは「現在の所有者を表示できなません」と表示されることもあります)
  4. 「ユーザーまたはグループの選択」というダイアログが表示されるので、この中にフォルダの新しい所有者のアカウント名を入力する。ユーザー名、またはPC上のユーザーの名前を入れましょう。(Microsoftアカウントを利用してWindows10にサインインする場合、電子メールアドレスの最初の5文字がユーザー名となります。)
  5. 「名前の確認」をクリックし、正しく入力できていることを確認。問題がなければ自動的に「PC名」\「ユーザー名」に変更される。問題がなければ「OK」を選択
  6. 「詳細設定」ウィンドウの下部に「すべての子オブジェクトのアクセス許可のエントリを置き換える...」で始まるボックスが表示される。変更を現在のフォルダ内のすべてのフォルダに適用したい場合はこのボックスにチェックを入れる。「OK」を2回クリックすレバ終了です

ファイルの所有権の設定を変更する際は慎重に行ってください。一部のファイルは通常のアカウントが所有者になることを想定されていない物があり、そのようなフォルダなどは所有権を得てしまうとシステムが脆弱になる事態になりかねません。システムディレクトリ内のフォルダの所有権を取得することは避けてください。

・アクセス権を確認する

もし上記のやり方で上手く行かなければ、問題のフォルダに対しユーザーがどのようなアクセス権を持っているか確認する必要があります。

  1. 対象のファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択
  2. 「セキュリティ」タブに切り替えると上部にPCのユーザーとグループのリストが表示される。
  3. 「エントリ」を選択し、下部のパネルにこのフォルダに対する権限が表示されるのを確認して「編集」を選択する

これで必要に応じてユーザーのアクセス権を変更してください。

パート3:豆知識:パソコンで誤って削除したファイルを復元

もし誤ってファイルを削除してしまったのなら、「Recoverit」をご利用ください。

Recoveritは非常に優秀なデータ復元ソフトで、高い復元能力とミスを起こさせないわかりやすい画面と操作が特徴です。全てのファイル形式が復元可能ですし、無料体験版もあるため実際の操作を確かめることができます。この機会にぜひご活用ください。

 

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以下は、「Recoverit」 でパソコンから消えてしまったファイルを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンでRecoverit を立ち上げると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。「HDD」タブから復元したいHDDを選択してクリックしてください。

復元したいHDDを選択

ステップ2 パソコンから消えたファイルをスキャンします。

スキャンしたいHDDをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在したら、数時間かかる場合もあります。

復元されたいHDDのファイルをスキャン

ステップ3 パソコンから消えたファイルをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすると完了です!

復元したいファイルをプレビューして保存

以上簡単な操作でパソコンから消えた大事なファイルが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、SDカードの復元USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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