Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
Windows 10 KB503441のアップデートエラー「0x80070643」は、セキュリティプログラムを見直せば解決します。セキュリティプログラムは、パソコンを驚異から守るためのプログラム。改善しないとWindowsアップデートに継続的に影響します。
Windowsアップデートエラー「0x80070643」について、原因や修復する方法を解説します。データが消えたときは、データ復元ソフト「Recoverit」が便利です。
エラー「0x80070643」とは、Windowsアップデートが失敗したときに表示されるエラーメッセージのことです。「0x80070643」が発生すると、Windowsをアップデートできません。通常、Windowsのアップデートは失敗しても一定時間が経過するたびに再試行されます。しかし「0x80070643」は原因元のエラーが継続して発生している可能性が高いため、引き続き失敗する可能性の高いエラーです。
Windowsアップデートが失敗する理由は、さまざまな原因があります。そのため、2018年から2020年にかけて多くのWindowsユーザーを苦しめたエラーです。現在はいくつかの根本的な原因がわかり、安心してアップデートできます。詳しい原因や修復方法を後述するので、ぜひお役立てください。
原因は大きくは2つ。
Windows 10 KB503441のアップデートエラー「0x80070643」が発生する原因は、主にほかのプラグラムに干渉されているためです。Windowsアップデートの条件や環境が整っていても、原因の根本である「干渉しているプログラム」の問題を解決しないとアップデートできません。そのたびに「0x80070643」が表示されるため、アップデートに何度も失敗する訳です。
「干渉するプログラム」の身近な例といえば、ウイルス対策プログラムが挙げられます。Windowsの標準ソフト「Windows Defender」は誰でも使えるウイルス対策プログラムです。そのため、エラー「0x80070643」が発生する原因となる可能性があります。
また、ハードディスクはパソコン全体のデータやプログラムを保存する領域です。もしもハードディスクが故障すると、データを上手く読み込めません。そのためアップデートに必要な更新プログラムの破損や、データの保存領域を確保できずアップデートできない可能性があります。ハードディスクが物理破損すると修復は非常に難しいため、可能であれば早急に専門業者に依頼しましょう。
Windowsアップデートエラー「0x80070643」を修復するためには、ウイルス対策プログラムの干渉を受けないようにしましょう。ウイルス対策プログラムからの干渉は、以下の方法で防げます。
オススメの方法は「一時停止」です。アンインストールは危険性があり、最新にアップデートしてもエラーが発生する可能性があります。今回解説しているのは、Windowsの標準機能で高い使用率を誇るウイルス対策プログラム「Windows Defender」が例です。プログラムを一時停止する方法を紹介します。
「Windows Defender」を一時停止し、Windows 10のアップデートエラー0x80070643を修復する方法は以下のとおりです。(無事にWindowsアップデートが完了したあと、必ず同じ方法でオンに設定しましょう。)
手順1.デスクトップ画面左下のスタートメニューから「設定」を選択する
手順2.「更新とセキュリティ」を選択する
手順3.「Windows セキュリティ」タブから「Windowsセキュリティを開く」を選択する
手順4.「ウイルスと脅威の防止」を選択する
手順5.「ウイルスと脅威の防止の設定」から「設定の管理」を選択する
手順6.「リアルタイム保護」をオフにすると完了する
★Windows10 「KB5034441」のアップデートエラー「0x80070643」を修復する方法は、以下の動画でもご覧できます。
Wondershare Recoveritで削除されたファイルを復元する
ガイド>エラーを修復するために必要な「Windows Update」「Windows Defender」の操作は、パソコンのシステムプログラムに影響する可能性があります。一つの操作ですべてのデータを削除してしまう場合もあるでしょう。パソコンのデータが削除された場合を想定し、データ修復ソフトがあると便利です。
データ修復ソフト「Recoverit」 は、多くのデータ形式に対応します。削除して見つからない音楽や動画、書類データなどの復元に便利です。操作方法は非常に簡単。パソコン初心者でも扱えます。今回紹介した複雑な操作に失敗しても、素早く少ない操作回数で復元が可能です。下記のダウンロードボタンからダウンロードして使ってみましょう。
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択できます。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長