Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
東芝のノートパソコンは、2018年の東芝のパソコン事業撤退を受けてシャープが引き継ぎ、2019年1月にブランド名と同じ読みのDynabook株式会社に社名変更され、新たに発足されました。新生Dynabookの第一弾となるモデルは、省電力・高精細な「IGZO液晶ディスプレイ」を全面に押し出しました。
東芝のノートパソコンはソリッドで壊れにくい印象が強いですが、もし起動時に画面が真っ黒になってしまったら?今回はこのような東芝ノートパソコンのトラブルを修復する方法についてご説明します。
Dynabookパソコンが起動時に画面が黒くなってしまう原因について、ご説明します。
画面が暗いだけの場合はパソコンに通電はしていることになるので、電源は入っていることになります。
Dynabookの側面部分にあるLEDランプで確認してみましょう。ランプの点灯が見られれば通電していることになります。
Dynabookの特徴として、起動時にまずメーカーロゴが表示され、その間にメモリのチェックが行われます。
その際メーカーロゴが表示されない場合、メモリに不具合が発生している可能性が考えられます。
※メモリとは コンピュータの内部にある記憶装置のことです。
メモリチェックや周辺デバイスに異常があるケースがほとんどの原因です。冬など、乾燥している室内などでは非常に多く発生するトラブルです。
メモリの抜き差しを試してみて正常に動く場合もありますが、それでも起動しないときはメモリ交換が必要になるかもしれません。
黒い画面の状態でそこに「Press F1 to Resume」や「Strike the F1 Key to continue」という英語が表示される場合があります。
「F1を押して再開する」や「F1キーを押して続行する」という意味です。
その指示にしたがって、F1キーを押せば回復することが多いので、試してみる価値はあります。
ただし、HDDが故障しているのであれば、これらの文字が表示されたままで全く起動できません。
周辺機器やOSなどをチェックするBIOSに不具合があるケースでも同じく英語表記のままで進みません。
パソコンが真っ黒画面のまま一向に起動しないときには、エラー処理を実行しているパターンも考えられます。黒い画面に「CHKDSKはファイルを検査しています」などの白い文字が表示され、処理状況が進むにつれ次々に画面に文字が表示されてくようであれば、エラー処理の実行中と思って間違いないでしょう。
エラー処理とは、パソコンに何らかの不具合が生じたときに自動的に自己修復を行う動作のことです。
エラー処理が開始されてしまうと、処理が完全に終了するまで待つしか方法はありません。
Dynabookの起動時の黒い画面を修正する方法として、以下の方法をご参考下さい。
画面にカーソルなどが出ているが、先に進まないなどの状態であれば、まずは電源ボタンを長押しして、強制的に電源を落としてみましょう。そしてしばらくしてから、もう一度電源を入れてみましょう。
※強制終了は症状が悪化することもあります。予め大切なデータなどのバックアップを取ってある状態でお試し下さい。
パソコンを長時間使わない場合など、バッテリーや電源ユニットの劣化などが原因で起動に問題が生じます。放電を行う起動する場合があるので、以下の順序でお試し下さい。
ACアダプタとバッテリーを外す→そのまま数分間放置する(放電)→ACアダプタを付けて電源を入れる
dynabookロゴが表示された後、「自動修復を開始しています」というメッセージが出た場合は故障ではありません。
電源が突然ダウンしたなどの。異常終了した際に、ソフト上の問題が発生したためWindowsOSが自分で検査し、修復する機能が作動しているのです
ところが、「自動修復でPCを修復できませんでした」というエラーメッセージが出た場合は「システムの復元」を試してみましょう。
先程のエラーメッセージ画面の右下に、「詳細オプション」があるのでクリック→「オプションの選択」に進む→「トラブルシューティング」を選択。
東芝ノートパソコンが起動しなかった場合、どのようにデータを復旧できるのでしょうか?
まずは、「TOSHIBA File RESCUE」というツールがありますので、こちらを試してみましょう。
・「F12」キーをを起動時に連打する→HDD Recovery を選択(※警告がでますがYESで進む)
・トラブルシューティングを選択→TOSHIBA Maintenace Utilityを選択→「同意します」をクリック
・紛失したデータファイルを確認し、「任意のファイルやフォルダを手動で指定する」を選択
・バックアップ先(外部デバイス)を選択
・救助データの確認画面の右下「実行」をクリック
この他にも、操作ミスやシステムエラーが原因でパソコンから削除されてしまった、ファイルや音楽などのあらゆるデータを迅速かつ安全に復元するソフトをご紹介します。
【Wondershare Recoverit】データ復元ソフトは、Windowsパソコンから失われたファイルと削除されたファイルを3ステップと数分で復元可能です。
1000種類以上のデータ形式を対応できます。パソコン、ごみ箱、内蔵ハードドライブ、 外付けストレージメディア、さらにはクラッシュしたパソコンからデータを復元すること ができます。
無料版のリカバリットは、復元したい対象のデータ容量が100MBまで利用することができます。無料版でお試しになってみて、便利な機能を数台のパソコンでも利用してみたい、復元するデータやファイル等の容量を無制限にしたいと思われたらご購入されてはいかがでしょうか?
「Recoverit」を起動してから、削除したファイルの元場所を選択してクリックします。
そうすると、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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内野 博
編集長