SDカードが読み込まない・認識しない場合の対処方法

SDカードを読み込めないトラブルにあった経験はないでしょうか。パソコンでSDカードを利用する際、正常に認識しないと使用できません。今回はSDカードが「読み込めない」「認識しない」「反応しない」といったトラブルの、原因と対処法を紹介します。

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内野 博

• カテゴリ: SDカード復元

SDカードを読み込めないトラブルにあった経験はないでしょうか。パソコンでSDカードを利用する際、正常に認識しないと使用できません。大切な仕事の書類や思い出の写真など、SDカードが使用できないと辛い思いをします。

今回はSDカードが「読み込めない」「認識しない」「反応しない」といったトラブルの、原因と対処法を紹介。おすすめのデータ復元ソフト「Recoverit」も紹介するので、ぜひ参考にしてください。


Part1:SDカードが読み込まない・認識しない原因

SDカードが読み込めない・認識しないといった原因はさまざま。大きく「物理障害」と「論理障害」の2種類に分かれます。それぞれ詳しく解説しますので、対処法を試す際の参考にしてください。

①物理障害

物理障害とはSDカードの物理的なパーツ、つまり精密機器が故障、破損していることが原因の障害です。挿入端子が故障すればパソコンに反応しない、記録媒体が故障すればデータを記憶しないなど、あらゆる現象が起こります。SDカードの故障や破損を引き起こす要因は、以下のことが考えられます。

  1. 圧迫
  2. 衝撃
  3. 水没
  4. 電気的負荷

たとえば持ち運びに便利なSDカードは、カバンやズボンのポケットなどに入れる人も多くいるでしょう。しかし場合によっては、知らないうちにSDカードを圧迫したり衝撃を与えたりします。また物理障害の対処は難しいため、起きた場合はすぐにデータを移動させることがおすすめです。

②論理障害

論理障害とは、システムデータが何らかの原因で読み込めなくなる障害のことです。物理障害と同じく要因はさまざま。以下を参考に対処しましょう。

  1. ウイルス感染
  2. システムエラー
  3. パソコン側のシステムアップデートエラー
  4. 操作ミス

論理障害が起きる要因は多岐にわたり、パソコン側のシステムエラーや単純な操作ミスなども含まれます。そのため論理障害の原因を正しく突き止めなければ、適切に対処できません。いつどのように悪化するか不明なため、論理障害の場合もすみやかにデータを移動させましょう。

Part2:SDカードが読み込まない・認識しない場合の対処方法

SDカードを「読み込めない」「認識しない」「反応しない」といったときの対処法を紹介します。さまざまな原因があるため、まずは簡単な対処法から試してみましょう。論理障害でトラブルが発生している場合は、主にパソコン側の操作が必要です。それぞれ詳しく解説します。

①パソコンを再起動する

まず試してほしい方法がパソコンの再起動です。再起動はパソコン側で一時的に発生しているエラーのほとんどを初期化します。操作方法は非常に簡単。「USBデバイスが認識されません」とエラーが表示されたときに試してみましょう。

パソコンを再起動する方法は以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面左下のスタートメニューを選択する

デスクトップ画面左下のスタートメニューを選択する

手順2.「電源」を選択する

「電源」を選択する

手順3.「再起動」を選択し、しばらく待つと完了する

「再起動」を選択し、しばらく待つと完了する

②ドライバを再インストールする

パソコンのドライバシステムに原因がある場合は、ドライバの再インストールで解決します。こちらもパソコン本体の再起動と同じく、比較的簡単な方法です。詳しく解説しますので、試してみましょう。

ドライバを再インストールする方法は以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面左下の検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力する

手順2.「デバイスマネージャー」を選択し、表示する

「デバイスマネージャー」を選択し、表示する

手順3.一覧から「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」を探し、右クリックする

手順4.「デバイスのアンインストール」を選択する

「デバイスのアンインストール」を選択する

手順5.SDカードを接続し、自動でインストールされると完了する

③パソコンの「自動修復」機能を使用する

「SDカードを認識するけど開けない」という場合は、パソコンの「自動修復」を利用しましょう。SDカードやUSBメモリなどのドライブエラーを検出し、自動で修理してくれる機能です。軽度の論理障害であれば、自動修復機能で修復します。ただし物理障害のときは、反対に故障につながる原因になってしまうため注意が必要です。

「自動修復」機能の操作方法は以下の手順です。

手順1.デスクトップ画面左下の「PC(パソコンマーク)」を選択する

デスクトップ画面左下の「PC(パソコンマーク)」を選択する

手順2.SDカードのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択する

「プロパティ」を選択する

※画像は「USBドライブ」ですが「SDカード」も操作は同じです。

手順3.「ツール」タブを選択し、「チェックする」を選択すると完了する

「ツール」タブを選択し、「チェックする」を選択すると完了する

④BIOSの設定をチェックする

BIOSの設定は高度な作業です。操作ミス一つでパソコンそのものが起動しない原因にもなることから、パソコン初心者におすすめしません。しかしパソコンのBIOSを設定するとSDカードを認識する可能性があるため、一つの対処法として知っておきましょう。

さらにBIOSの設定は、パソコンのメーカーや型番でさまざまな操作手順があります。操作画面は英語表記が多く、複雑な作業と慎重な操作が必要です。自己責任のもとですが、各パソコンメーカーの操作手順ページを参考に対処しましょう。

⑤専門業者に修理依頼する

SDカードに物理障害が発生している場合は、修理が必要です。論理障害と異なり、物理障害の対処は専門の知識や道具が必要。さらに、放置すると状態が悪化します。データが消えてしまう前に、専門業者へ修理依頼しましょう。

Part3:SDカードが読み込まない・認識しないエラーで消えたデータを復元する方法

幸い、物理障害と違い論理障害の場合はデータが残る可能性があります。表面上は削除されているように見えても、上手く対処すれば復元が可能です。「簡単な操作で復元したい」「一度に大量のデータを復元したい」といった人は、データ復元ソフト「Recoverit」がおすすめ。わかりやすい操作手順と豊富な機能がメリットです。もちろん論理障害に対応しています。安心してデータを復元しましょう。

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「Recoverit」 でSDカードが読み込まない・認識しないエラーで消えたデータを復元する手順

ステップ1 復元場所を選択します。

SDカードをパソコンに接続します。パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「外付けデバイス」タブから復元したいSDカードを選択します。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でSDカードから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、SDカードの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

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