「MacのKeynoteはPowerPointと互換性があるソフト」と知っている人は多いでしょう。しかし、 Keynoteで作成したファイルはApple以外のソフトウェアでは開けません。Apple以外のソフトウェアで開くには、PowerPoint(パワーポイント)に変換する必要があります。
本ページでは、MacでKeynoteのファイルをPowerPointに変換する方法を紹介します。
Keynoteはプレゼン用の資料作成に使われるApple製ソフトです。使い方はPowerPointと似ており、MicrosoftのOfficeソフトを使ったことがある人なら慣れるのは早いでしょう。使い方はいろいろありますが、基本的に「挿入」のタブをクリックして以下の項目から選択のうえ、データを組み込んでファイルを作成します。
挿入の主な項目 |
内容 |
表 |
スライドに記載する表の枠を挿入 |
グラフ |
スライドに記載するグラフの枠を挿入 |
テキストボックス |
スライドに記載したい文章を入力する枠を挿入 |
図形 |
図形を組み込む |
線 |
線を組み込む |
選択 |
画像や動画を挿入したいときに利用する |
ツールバーの「+」をクリックすると、ページとなるスライドを追加できます。
以上がKeynoteの基本的な使い方です。
MacでKeynoteのファイルをPowePoint(以下、パワポ)に変換する方法は、以下の3つがあります。
それぞれの方法を詳しく解説します。
MacのKeynoteでは、PCでファイルを開いた状態でパワポとして書き出すことができます。
「プレゼンテーションを書き出す」の画面が表示されたら、以下の手順で進んでください。
以上でパワポへの変換は完了です。
クラウドサーバーのiCloudにKeynoteファイルを保存している場合、これを利用してパワポへの変換が可能です。
以下の手順でiCloudへログインのうえ、クラウドサーバーからKeynoteファイルをパワポとしてダウンロードできます。
Web上でオンラインサービス「cloudconvert」を使って、パワポへ変換する方法もあります。
cloudconvertは無料で利用でき、以下の流れでKeynoteファイルをパワポへ変換できます。
Keynoteをパワポへ変換する頻度が高くなると、保存ファイルがかさばり整理する必要が出てきます。しかし、いざ整理すると間違って必要なKeynoteやパワポのファイルを削除してしまう場合があります。また予期せぬシステムエラーで Keynoteファイルが消えるトラブルも珍しくありません。
このようなトラブルが起きると、MacとWindowsのどちらも基本機能でのファイル復元は不可能です。しかし、「Recoverit」を使えば削除してしまったKeynoteをたった3ステップで復元できます。
復元成功率は95%と高いうえに、MacとWindows両方に対応しているので安心です。無料版でのお試しができるので、一度性能をチェックしてみるといいでしょう。
パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長