Apr 12, 2023 • カテゴリ: パソコン起動しない復元
指定サイトよりWindowsADKをダウンロードします。
ダウンロードしたWindowsADKをインストールするには、adksetup.exeを実行します。
インストール場所を指定する画面が表示されるので「このコンピューターにWindows・・・」を選択して「次へ」をクリックします。
次に表示されるウィンドウでは「いいえ」にチェックをして「次へ」をクリックします。
最後に使用許諾契約に同意するとやっとキットの選択画面が表示されます。
表示されたキット選択画面ではDeployment Toolsにチェックをして「インストール」をクリックするとインストールを開始します。
1809以降のバージョンの場合は、Windows PEアドオンをインストールしなければいけません。
ADKをダウンロードした場所にPEアドオンもあるのでダウンロードします。
adkwinpesetup.exeを起動します。
起動するとSpecify Location画面が表示されます。
その画面の「install the Windows アクセスメント & デプロイメント・・・」をチェックしてインストールまで行います。
Windows Kits Privacy画面が表示されるので、「No」にチェックをして「Next」をクリックします。
License Agreement画面が表示されるので「Accept」をクリックします。
最後にインストールする画面ではWindows Preinstallation Environmentにチェックを入れてから「install」をクリックしてインストールを開始します。
ツールを利用する場合、例えば、データ復元ソフト「Recoverit」により、ブート可能なメディアを作ってクラッシュしたシステムからデータを抜き取ることは便利で効率的です。RecoveritはWindowsシステムが起動しない場合、起動可能なドライブを作ってデータを復元できます。
WinPEの作成に必要なキットはダウンロードして準備が完了しました。
ではWindowsPEの作成を始めます。
最初にWindowsスタートメニューから「展開及びイメージングツールの作成」を右クリックして「管理者として実行」をクリックします。
Cドライブに作業フォルダを作成して必要なファイルをコピーします。
64ビット用コマンドとしてcopype amd64 C:\WinPE_amd64を、32ビット用コマンドとでしてcopype x86 C:¥WinPE_x86を実行します。
下記のコマンドを使って先ほどの作業フォルダにあるファイルを使って、WinPE を作成します。
64ビット用コマンドとしてMakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_amd64 F:、32ビット用コマンドとしてMakeWinPEMedia /UFD C:\WinPE_x86 F:を起動します。
ISOファイルとして作成するケースは、64ビットの場合はMakeWinPEMedia /ISO C:\WinPE_amd64 C:\WinPE_amd64\winpe.iso、32ビットの場合はMakeWinPEMedia /ISO C:\WinPE_x86 C:\WinPE_x86\winpe.isoを実行します。
外付けのハードディスクからWindowsをインストールするには何をどうすればよいのかを紹介します。
外付けのHDDからブートするとブートローダが起動してからカーネルが起動します。
コマンドライン上で次からのコマンドを入力していきます。
① HDDを初期化するためにdiskpartを起動する
X:\windows\system32>diskpart
② HDDのリストを確認
DISKPART> lis dis
③ WinPEをインストールするHDDを指定
DISKPART> sel dis 0
④ HDDの初期化
DISKPART> cle
⑤ プライマリ・パーティションの作成
DISKPART> cre par pri
⑥フォーマット
DISKPART> for fs=ntfs label="WINDOWS_PE" compress⑧
⑦パーティションのアクティベーション
DISKPART> act
⑧Cドライブとして割り当て
DISKPART> ass letter=C
⑨WinPEのCDドライブへ移行
DISKPART> exi
X:\windows\system32>D:
⑩WinPEのファイルシステムをHDDへ展開
D:\>imagex /apply SOURCES\BOOT.WIM 1 C:\
⑪bootmgrをHDDへコピー
D:\>copy BOOTMGR C:\bootmgr
⑫Bootフォルダの作成
D:\>mkdir C:\Boot
⑬BCDの新規作成
D:\>C:
C:\>bcdedit /createstore C:\Boot\BCD
⑭ローダエントリの作成
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /create /d "Windows PE" /application OSLOADER
⑮ブートマネージャの登録
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} device boot
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} osdevice boot
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} systemroot \Windows
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} path \Windows\System32\winload.exe
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} detecthal Yes
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /set {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab} winpe Yes
⑯確認
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /create {bootmgr} /d "Boot Manager"
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /displayorder {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab}
⑰Windows ブート マネージャ
C:\>bcdedit /store C:\Boot\BCD /enum all
⑱Windows ブート ローダー
identifier {bootmgr}
description Boot Manager
displayorder {87654321-1111-2222-3333-0123456789ab}
⑲リブート
C:\>wpeutil reboot
ここまでで、WinPEのリブートが完了となります。
今回は内臓HDDでのリブートですが、外付けHDDの場合はC:のドライブがE:やF:に代わるだけで同じコマンドでできるはずです。
以外にもコマンドが専門的であり、初心者が行うにはハードルが若干高い気はします。
初心者が行うには、別途無料のソフトがあるのでそちらを使ったほうが正確にできて簡単な操作で済むのではないでしょうか。
ステップ 1. 「クラッシュしたパソコンからデータを復元」機能を選択します。
ステップ 2. 起動メディアを作成します。
Recoveritはブート可能なメディアを作ってクラッシュしたシステムからデータを抜き取ることができます。Windowsシステムが起動しない場合起動可能なドライブを作ってデータを復元できます。ひとつのモードを選択してブート可能なドライブを作成してください。起動可能なUSBあるいはCD/DVDドライブを選択して、「作成」ボタンをクリックしてスタートします。
起動可能なドライブを作成中、USBフラッシュあるいはCD/DVDを取り出さないでください。完了まですこし時間がかかります。
ステップ 3.起動可能なUSBが作成しました。
USBフラッシュドライブあるいはCD/DVDドライブを作成した後、データ復元に関するガイドが届きます。
パソコンがクラッシュした?原因は?対処方法は?クラッシュしたパソコンからデータを取り出し復元する方法は?この記事では、クラッシュしたパソコンからデータを復元する方法を詳しく紹介します。 ...
内野 博
編集長