Windows8/8.1復元ポイントを作成する方法とWindows8/8.1データ復元ソフトの紹介

内野 博

Aug 31, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows8の復元ポイントの機能とは

Windows8では、アプリケーションソフトの導入などシステムファイルに変更を加えた際に生じるかもしれないトラブルに備えて、復元ポイント機能が付いています。これはシステムに何らかの変更を行う前の状態を記録しておき、アプリケーションソフトの導入などで何らかのトラブルが発生した場合には変更前の状態に戻してくれる便利な機能です。Windows8では定期的に復元ポイントが作成されますが、システムに何らかの変更を行う前に、“保険”として手動で作成しておくこともできます。

Windows8の復元ポイント作成方法とシステムの復元

システムに何らかの変更を加える前に、手動で復元ポイントを作成することができます。

1. 作成手順ですが「Windows」キーと「X」を同時に押してメニューを出して、上から5番目の「システム」をクリックします。
2. 「システム」ウインドウが表示されるので、左上の「システムの保護」をクリックして、復元ポイントを今すぐ作成(「作成(C)」)ボタンをクリックします。
3. ポイントの名称を付けることができるので、日付や時間などを入力しておくことができます。
4. 「システム」ウインドウの「システム保護」メニューで「システムの復元」ボタンをクリックすれば、システムを戻すことができます。

Windows8システム復元時に削除されたファイルを復元させる方法

システムの復元機能を使用すると、復元ポイントを作成した後に保存したデータが問題を起こしたアプリケーションソフトと一緒に削除されてしまいます。Windows8に標準搭載されている機能では、削除されたファイルを元に戻すことができません。削除されたファイルを復元させるためには、専用のツールを利用する必要があります。削除されたファイルを復元させることができるツールとして、Wondershare「Recoverit」があります。

Wondershare「Recoverit」は全ての形式のデータに対応していて、ディレクトリごと削除されたファイルも復元させることができます。ちなみに無料で配布されているツールは、画像ファイルなどデータの形式が限定されていたり、ディレクトリを復元させることができない場合があります。

「Wondershare recoverit」を利用してシステムによって削除されてしまったファイルを復旧させる手順

ステップ1. 「復元したいファイルの場所を選択してください」というウィンドウが表示されますので、復元したいファイルを保存していた場所を選択し「開始」をクリックします。

ステップ2. 復元したいファイルを検索します。

ステップ3. 復元したいファイルをプレビューして復元します。

スキャン終了後にファイルが見つかれば画面にリストアップされるので、復元したいファイルをチェックし復元ボタンをクリックしてください。復元したファイルを保存する場所を指定するウィンドウが表示されますので、適宜保存場所を指定します。

注意点として、削除されたファイルのデータが書き込まれていた場所に別のデータが上書き保存されてしまうと、ファイルの復元ができなくなってしまいます。そのため、ディスクにデータを書き込む前にWondershare「Recoverit」を利用してファイルの復元作業を行うようにする必要があります。

復元ポイントを利用してシステムを復元する際に、ユーザーが保存したファイルが一緒に削除されてしまう場合があります。万一の場合に備えてWondershare「Recoverit」をインストールしておけば、システムによって削除されてしまったファイルを復元させることができます。

Ｗindows 8/8.1 復元ソフト
Wondershare recoverit

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