「0x80240fff」エラー:Windows Update 失敗の原因と解決方法

Windows Updateで出てくるエラー「0x80240fff」の発生原因と解決方法を詳しくご紹介!その上、エラーで消えたデータを復元する方法もご説明!データ復元ソフトRecoveritをおすすめ!

内野 博

Apr 10, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

定期的に月一度行われるWindows Updateですが、通常は何もしなくても自動的にダウンロードとインストールの後、パソコンの再起動をして終了します。

しかし、どのパソコンも自動で実行されるわけではなく、中には原因が定かではない現象からうまく終了しないまたは失敗する事があります。うまく終わらない時はトラブルと判断して、原因が判明しないと放置され、いつまでもUpdateが終了しません。また「0x80240fff」エラーが発生してしまいます。

「0x80240fff」エラーが発生する原因と解決方法を以下でご紹介いたします。

Windows Updateで出てくるエラーコード「0x80240fff」が出てくる原因と解決方法

Part1:「0x80240fff」エラーが発生する原因について

エラーコード「0x80240fff」は、詳しく調べてみるとパソコンのHDDを一度外して、新たにSSDに換装してから初期インストール後に起こる事が多いようです。

通常、クリーンインストールと呼ばれる記憶装置の換装後インストールは、外部記憶装置にあらかじめバックアップしたデータから復活させる方法と、Windows10のインストールファイルだけをUSBメモリやDVDに保存しておき、初期状態からネットを通じて最新のWindows Updateを行う2つの方法があります。

2つ目のインストールファイルだけで行うのはWindows10のプロダクトキーがあれば可能なので、余計なファイルを入れたくない場合に行います。

しかし、最小構成からのインストールだと「0x80240fff」が表示されwindows updateが失敗します。「0x80240fff」はいきなりそれまでの段階を踏まずに最新更新をしますので、その時点でのwindows 10にupdateを必要なファイルが見つけられず、更新が失敗するようです。これまでWindows10は大きな更新を何回か行っており、その時に加わった機能はいきなりの対応が出来ないのでしょう。

Part2:「0x80240fff」エラーによるアップグレード失敗への対処法

「0x80240fff」エラーが出た時の注意書きとして「~後で自動的に再試行されます~」の文言がありますが、自動的に解消される事は少ないです。そこで自動更新を待つのではなく、マイクロソフトのサイトから更新データを手動でダウンロードして、インストールを行います。

1、ブラウザで「Windows 10 のダウンロード」と入力し検索するとマイクロソフトサイトがヒットしますので、リンクを踏んでサイトを開いてください。

2、「Windows 10 November 2019 Update」の表題下に「今すぐアップデート」のボタンをクリックすると、実行ファイルのダウンロードが開始されます。

3、ブラウザ下部に「実行」ボタンが表示されますのでクリックし、画面に「Windows10の最新バージョンへの更新」が表示されます。

4、右下の「今すぐ更新」ボタンをクリックし、互換性チェックに問題が無ければ「次へ」をクリックし、作業が終わるまでそのまま待ちます。

作業が終了したら、あらためて設定内のWindows Updateを実行します。ここで「0x80240fff」エラーは解決されます。

Part3:「Recoverit」データ復元専用アプリの導入も視野に入れましょう

パソコンに慣れた人は、余計なファイルを削るために初期状態からWindows10のインストールを行う場合があります。しかし、それがベストかどうかは分からないものです。また、Windows10も日々進化して付加機能を盛り込みますので、初期状態と合わないUpdateを実行してしまうかもしれません。

できれば定期的なバックアップを行い、外部HDD等に保存をしておけば異常の無い状態にいつでも戻せます。そこで、手軽に分かり易くバックアップと復元を行える専用アプリをおすすめです。

Wondershare社が販売している「Recoverit」は本来破損ファイルの修復を目的としたアプリですが、そのバージョンは3つあり、Windowsの起動ファイル修復であれば「Wondershare Recoverit Ultimate」をお薦めします。分かり易い画面操作で修復をしてくれます。無料でご体験するのも可能ですので、操作手順をより詳しく見ていきましょう。

無料ダウンロード Windows版 無料ダウンロード Mac版

「Recoverit」は簡単な画面操作で、外部記憶メディアから復旧作業を行えるようになっています。

ステップ1 「0x80240fff」エラーによる消えたデータの元保存場所を選択します。

「0x80240fff」で消えたファイルの元保存場所を選択

ステップ2 「0x80240fff」エラーによる消えたデータを検索します。

「0x80240fff」で消えたデータを検索

ステップ3 スキャンしたデータをプレビューして復元します。

消えたデータを復元

これから古いパソコンにWindows10へのアップグレード作業失敗で「0x80240fff」エラーが発生する前に、「Recoverit」の導入を考えてみてください。

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