May 08, 2025 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
「stop 0x000000d1」という文字列が表示されてブルースクリーンになってしまい、どうしたら良いものかと頭を抱えてしまっていることはないでしょうか。技術情報としてこのようなエラーコードが出ていてもどうやったら修復できるのかがわからないのはもっともなことです。この時期では0x000000d1のブルースクリーンエラーが発生したときの対処法について説明します。
まずはstopエラーとして知られる0x000000d1のブルースクリーンエラーが発生してしまう原因を理解しておきましょう。0x000000d1の発生原因はドライバ周辺のトラブルです。パソコンの起動やOSの動作などに関わる重要なドライバが破損してしまったときや、ドライバそのものに不具合があったときなどに0x000000d1のエラーが発生します。
ドライバを新しくダウンロードしてインストールした場合に起こることが多いですが、今まで使っていたドライバを更新したときにも起こるケースがあります。ソフトウェアのインストールをしたときなどにもドライバが更新されてエラーが発生することになる場合もあるので注意が必要です。
0x000000d1の対処方法はドライバが原因だということを考慮すると何をしたら良いかをイメージできる人もいるでしょう。ここでは具体的な対策を紹介するので、できるものから試してみて下さい。
ドライバを更新したタイミング以外で0x000000d1のエラーが発生した場合には、ドライバを最新のものに更新するのが対処方法としてまずは有力です。不具合が発生していたのを改善したり、エラー修復をしたりしたバージョンが最新版としてリリースされていることはよくあります。使用している製品のメーカーページに行くと最新版のドライバをダウンロード、インストールできるのが一般的です。最近変更したドライバや、インストールしたソフトウェアなどがある場合には、そのメーカーのオフィシャルサイトからドライバを手に入れてみましょう。
0x000000d1のエラー時には新しいドライバに更新したのが原因になっていることも稀ではありません。最新版のドライバに不具合がある可能性は否定できないので、古いバージョンに戻してみましょう。特に最新版にアップデートしたときからブルースクリーンになってしまうようになったという場合には元のドライバに戻すのが得策です。
メーカーページから古いバージョンについてもダウンロードできる場合がありますが、手に入らない場合もあります。使用しているソフトの再インストールによって元に戻すなど、いくつかの方法があるので、個々のドライバに応じて適切なやり方を調べて行いましょう。windows 7を使っているときにwindows 10以上にしか対応していないドライバを入れてしまったときなどには効果的な対策です。
③.OSごと再インストールする
ドライバの不具合が原因だとわかっていてもどのドライバが原因なのかもわからずに対処するのが困難になってしまうこともあります。その際には一度パソコンを初期化してしまって、OSの再インストールをするのも効果的です。必要なデータはバックアップしておいてハードディスクをフォーマットし、OSをインストールしてみましょう。
0x000000d1のエラーが発生したり、対処をしようとしてハードディスクをフォーマットしたりしてしまったためにデータが失われることもあります。重要なデータを回復したいときにはデータ復元ソフトのRecoveritを使いましょう。ハードディスクの中に残されているデータを手軽に取り出せるのがRecoveritの特徴で、予備知識がなくても操作できるのが魅力です。紛失したデータを参照しながら必要なものを復元することができるので、なくなって困っていたデータを簡単に元通りにすることができるでしょう。
「Recoverit」を起動して、0x000000d1ブルースクリーンエラーで消えたファイルの元場所を選択します。「開始」をクリックします。
「開始」ボタンをクリックして、0x000000d1のブルースクリーンエラーで消えたファイルをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
0x000000d1のブルースクリーンエラーで消えたファイルをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作で0x000000d1のブルースクリーンエラーで消えたファイルが復元・復旧できます。
大事なデータを失くした場合、失ったデータの形式にかかわらず、「Recoverit」で復元してみましょう。
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内野 博
編集長