Jan 09, 2025 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
ブルースクリーンエラーが発生するとエラーの内容に応じた対応をしなければなりません。「stop 0x0000007e」のストップエラーが発生してしまったときにはどのような対処方法があるのでしょうか。この記事では0x0000007eの原因と対処方法について解説します。このようなトラブルが起こったときに役に立つデータ復元ソフトも紹介するので参考にして下さい。
コード0x0000007eのストップエラーは「SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED」と呼ばれるもので、OSの動作についてエラーハンドラーによって捕捉できなかった致命的なものがあったときに発生します。特にシステムの動作に関わるデバイスのドライバが認識できなかったときやシステムファイルにアクセスできなかったとき、GPUの過剰な使用によって不具合が生じたときに起こりやすいのが特徴です。
0x7eと略されることも多く、OSをアップグレードしたときにもよく起こることが知られています。OS自体には問題はないものの、ドライバやファイルなどの互換性が問題になっているのが典型例で、win7からwindows10へのアップグレードではしばしば発生しているエラーです。
0x0000007eによるブルースクリーンエラーが発生したときにはどのような形で対処したら良いのでしょうか。
OSのアップグレードをしてから0x0000007eのエラーが発生するようになったという場合には、システムやデバイスのドライバが新しいOSに合っていないのが原因の可能性があります。また、新しいデバイスを入れたときにもそのデバイスのドライバが現在のOSに対応していないことがあるでしょう。このようなときにはドライバを最新のものにすれば解決します。ただし、新しいデバイスを入れた場合には現在使用しているOSに対応しているドライバを探してインストールする必要があるので注意しましょう。
デバイスのドライバを更新してからブルースクリーンエラーが発生するようになった場合には、ドライバを元のバージョンに戻してみましょう。0x0000007eは互換性がないドライバだったときによく起こるので、最近更新したドライバを一通り元に戻してみるのが良い方法です。メーカーサイトでは最新のドライバしかダウンロードできないこともあります。しかし、互換性などの問題で不具合が報告されると古いバージョンのドライバもダウンロードできることが多くなっています。
どこが原因なのかがわからないときにはハードディスクをフォーマットしてしまい、OSをインストールし直せば問題がなくなるでしょう。データのバックアップを取ってから行わないと全てのデータが失われるので注意が必要な方法です。
0x0000007eはウイルス感染やマルウェア感染でも起こり得ることが知られています。ウイルス対策ソフトでスキャンをしてみて感染がないかを調べてみましょう。検疫するには費用がかかる場合が多いですが、スキャンだけなら無料ソフトでも簡単にできます。
0x0000007eエラーが発生したときにはデータを紛失してしまうこともあります。OSのインストールをする前にバックアップを取り忘れたというのが典型例ですが、ハードディスク内のデータは完全に削除されているとは限りません。データ復元ソフトのRecoveritを使って復旧を試みてみましょう。
Recoveritは手軽に使えるデータ復元ソフトとして定評があります。無料版と三種類の有料版があり、有料版になるとデータやファイルの復元ができるようになります。無料版でもハードディスクの中をスキャンして復元できるデータがあるかどうかを確認することが可能です。データがなくなって困ってしまったならRecoveritをインストールして回復できるかを調べてみましょう。
「Recoverit」を起動してから、0x0000007eエラーで消えたファイルの元場所を選択します。「開始」をクリックします。
「開始」ボタンをクリックして、0x0000007eエラーで消えたファイルをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
0x0000007eエラーで消えたファイルをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作で0x0000007eエラーで消えたファイルが復元・復旧できます。
大事なデータを失くした場合、失ったデータの形式にかかわらず、「Recoverit」で復元してみましょう。
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内野 博
編集長