Windows パソコンの再起動ができない/ぐるぐるの状態で終わらない時の対処方法 

内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

皆さんはPCがぐるぐるしてしまって動かなくなってしまった。再起動しようとしてもうんともすんとも言わない。なんて目にあったことはあるでしょうか。長くPCを扱っていれば誰でも一度はこのようなことがあると思いますが、なかなかPCが治らないと困ってしまいますよね。本記事ではそんな状態の原因と対策について述べていきます。

パート1：Windows  PCの再起動ができない原因

再起動が終わらない原因はさまざまなものがあります。

• アップデートシステムの読み込み中・更新中
• 一時的なシステムエラー
• 接続していたデバイスのドライバーの問題
• パソコンが帯電している
• デバイスドライバーが古い、破損している
• 高速スタートアップが有効化されている
• システムに異常が発生している

など多くの原因が考えられ、また対処法もその原因によって異なってきます。

パート2：パソコンの再起動ができないときはどうする？

それでは対処法についていくつか考えられるものを述べていきましょう。原因に関しては特定できるものの方が少ないので、心当たりが無いのなら頭から対処法を試していくといった形で行うといいかもしれません。

1　「ALT+F4キー」を押して再起動

スタートボタンが反応しないためメニューが選択できないような場合、以下のことを試してください。

• 「Windows + D」キーを同時に押す
• 「ALT + F4」キーを同時押す
• シャットダウンの画面が表示されると「再起動」を選択して「OK」を押す

2　パソコンを強制終了

いくら待ってもPCが再起動できない場合は、少し強引ですが強制終了をしましょう。システムに一時的な問題が起きている場合はこれで解消されることが多いです。

Windowsを強制終了するのは簡単で、電源ボタンを電源ランプが消えるまで長押しするだけです。強制終了ができたのなら、PCが再起動できるか試してください。

強制終了はかなり強引なやり方ですので、作業中のデータが消える可能性がありますので、その点だけご留意ください。もし強制終了を行っても再起動ができない場合は、PCに何らかの原因があることが考えられます。 

3　パソコンを放電する

パソコンを長時間使っているなどによってパソコンが帯電することがあります。このような場合、電源周りの動作に不具合が起きやすくなり再起動が正常にできなくなることがあります。　

• PCをシャットダウン、強制終了する
• 電源が切れたのを確認し、電源ケーブルを取り外す
• パソコンに接続されているデバイスやケーブル類などをすべて取り外す
• 数分待つ
• 取り外したデバイスやケーブルを再接続してPCを再起動する

4　高速スタートアップを無効化する

Windowsには、パソコンを早く起動する高速スタートアップという機能がついています。便利な機能ですが、この機能はトラブルを起こす原因となることも多いです。といいますのもこの機能を利用するにはある動作条件が必要になっており、その条件が次の起動時も前回終了時と同じ環境であることというものです。機器を取り外したり別の機器を接続するだけで整合性が取れなくなり起動に不具合が起こりやすくなってしまいます。

• 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」を開く
• メニューから「電源オプション」を選択して「電源とスリープ」をクリックする
• 「電源の追加設定」を選択し、「電源ボタンの動作を選択する」を選択
• 「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択
• 「シャットダウン設定」にある「高速スタートアップを有効にする」を選択、チェックを外す
• 「変更の保存」ボタンを選択

その後シャットダウンを行い再起動を行ってください。問題がなければそれで解決です。

パート3：起動できないパソコンに大事なデータを救出する方法

何をしても起動できない、中に重要なデータが有るのに取り出すことができないとお悩みの場合は、「Recoverit Ultimate」をご利用ください。

このRecoverit Ultimateはクラッシュしたパソコンなどでも内部のデータを復元させることができる製品です。Recoveritは簡単な操作と高い復元能力が特徴のデータ復元ソフトで、バージョンは4つありその中の一つであるうRecoverit Ultimateなら起動ディスク機能があることにより起動していないパソコンからデータを復元させることが可能となっています。もしお困りでしたらぜひご活用ください。

以下は、「Recoverit」 起動できないPCからデータを救出する手順です。

1．起動メディアを作成する方法

動作可能なコンピューターにRecoveritを ダウンロードし、空のUSBドライブまたはCD / DVDを準備してコンピューターに接続します。Recoveritデータ復旧ソフトウェアの起動を起動して、ブータブルメディアを作成します。

1）「クラッシュしたコンピュータから復元」オプションを選択して、ブータブルメディアの作成を開始します。

2）起動可能なドライブを作成するモードを選択できるインターフェイスに入ります。USB起動可能なドライブを作成するか、CD / DVD起動可能なドライブを作成します。選択後、「作成」ボタンをクリックします。

次に、USBドライブをフォーマットするように通知するポップアップが表示されます。データがバックアップされていることを確認してから、[今すぐフォーマット]をクリックして処理してください。

次に、起動可能なドライブの作成を開始します。完了するまでしばらく時間がかかります。ブータブルメディアの作成中は、USBドライブまたはCD / DVDドライブを取り出さないでください。

3）USBブータブルドライブを作成したら、次にコンピューターのBIOSを設定して、データの復元を開始する必要があります。クラッシュしたコンピュータを再起動し、BIOSファンクションキーを使用してBIOSにエントリします。最も一般的なキーはF2、F10、F12またはDeleteです。このページをチェックして、起動（ブート）可能な USBドライブを作成する方法を確認できます。

2．ブルースクリーンエラー発生後のデータを回復する

コンピューターを再起動し、Windowsプレインストール環境に移動して、コンピューターからデータを回復します。

1）データ回復WinPEブータブルメディア。ハードディスクからデータをコピーしたり、コンピュータからデータを回復したりできます。

2）コンピューターをディープスキャンした後、データをプレビューし、[復元]ボタンをクリックして保存できます。

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