【Windows10】デスクトップから消えたタスクバーを復元する方法

内野 博

Apr 12, 2023 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

Windows10のパソコンを使っていると、よく使うアプリのアイコンを集約したタスクバーが消えることがあります。

タスクバーが消えるとパソコンが故障したのかと思いますが、設定が原因である可能性が高いです。設定に問題がなければ、ファイルエクスプローラーの不具合が原因かもしれません。

 本ページでは、Windows10のパソコンでデスクトップから消えたタスクバーを復元する方法を紹介します。

タスクバーがデスクトップから消えた原因

Windows10のパソコンを使っている際、デスクトップからタスクバーが消えたときは以下3つの原因が考えられます。

• 自動的に非表示になった
• ファイルエクスプローラーの不具合
• ディスプレイの解像度設定が元の画面サイズを超えている

よくある原因は、自動的にタスクバーが非表示になる設定が有効になっていることです。ファイルエクスプローラーに問題が起きている場合も珍しくありません。複数のディスプレイを使用したことがある場合、解像度をはじめとした設定に問題があるとも考えられます。

デスクトップから消えたタスクバーを復元する方法

デスクトップからタスクバーが消える場合、以下の対処法を試してください。

1. 自動非表示の設定をチェックする
2. ファイルエクスプローラーの再起動
3. 画面解像度の設定をチェックする
4. 映す設定をチェックする
5. タブレットモードの無効化

それぞれの対処法を詳しく解説します。

1)自動非表示の設定をチェックする

Windows10のパソコンでは、タスクバーの自動非表示設定があります。この設定がオンになっていると、アイコンを含めたタスクバーが表示されます。そのため、タスクバーが消えた場合は、この設定がオンになっていないか確認しましょう。確認する際は、まず以下の手順を行います。

1. Windowsキーと「R」キーを同時に押す
2. 「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックが表示されたら、「コントロールパネル」と入力
3. 「Enter」キーを押す

すると、設定のウィンドウが表示されるので、以下の手順でタスクバーの非表示設定が有効でないか確認してください。

1. 「デスクトップのカスタマイズ」を左クリック
2. 「タスクバーとナビゲーション」を左クリック
3. 表示されるウィンドウで「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」がオンになっていないか確認

「デスクトップモードでタスクバーを自動的に隠す」がオンになっている場合、オフに切り替えましょう。

2)ファイルエクスプローラーの再起動

ファイルエクスプローラーに不具合が起きて、タスクバーが消えた可能性もあります。そのため、ファイルエクスプローラーを再起動するのも方法の1つです。

ファイルエクスプローラーの不具合は、再起動で解消される場合が多いです。ファイルエクスプローラーを再起動したい場合、以下の手順を行なってください。

1. 「Ctrl」キーと「Shift」キー、「Esc」キーを同時に押す
2. タスクマネージャーが表示されたら、「プロセス」のタブを左クリック
3. 「エクスプローラー」を右クリック
4. 「再起動」を左クリック

3)画面解像度の設定をチェックする

画面解像度の設定がモニターの大きさより広い場合、タスクバーまで表示できず消えたような状態になります。そのため、モニターにあった解像度設定であるかも確認してください。画面解像度の設定を確認する方法は以下の通りです。

1. Windowsキーと「I」キーを同時に押す
2. 設定のウィンドウが表示されたら、「システム」を左クリック
3. ウィンドウ左側で「ディスプレイ」を左クリック
4. ウィンドウの右側にある「ディスプレイの解像度」の項目で、モニターにあう解像度設定であるか確認

モニター自体の解像度は説明書やメーカー公式サイトで確認してください。

4)映す設定をPC画面のみにする

パソコンを他のディスプレイに接続、または複数のディスプレイを同時に使ったことがある場合、映す設定が問題でタスクバーが消える場合があります。そのため、以下の手順で映す設定をPC画面のみへ設定してください。

1. Windowsキーと「P」キーを同時に押す
2. 「PC画面のみ」を左クリック

 すでに、PC画面のみの設定であれば問題ありません。

5)タブレットモードの無効化

タブレットモードが有効になっているせいで、タスクバーが消える場合があります。そのため、以下の手順でタブレットモードを無効にするのも方法の1つです。

1. Windowsキーと「I」キーを同時に押す
2. 設定のウィンドウが表示されたら、「システム」を左クリック
3. ウィンドウ左側で「タブレットモード」を左クリック
4. ウィンドウ右側にある「サインイン時の動作」で「タブレットモードを使用しない」へ変更する

豆知識：Windows10パソコンから消えたデータを復元する方法

Windows10のパソコンを使っていると、タスクバーが消えるトラブルの他にデータが消える問題が起きることがあります。意図せずデータが消える原因は、誤操作かシステムエラーのどちらかです。どちらが原因だとしても、ごみ箱にデータが入っていない状態だとWindows10の基本機能だけでは復元できません。

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以下は、「Recoverit」 で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します

パソコンで「Recoverit」 を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です！

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
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