SafariはiOSで使われているブラウザです。iPhoneにもこちらが搭載されていますので実際に使ったことがある方も多くいらっしゃると思います。本記事ではiOSで主にに使われているSafariがWindowsでも扱うことができるのかご紹介させていただきます。
目次
Part1:Windowsパソコンでsafariを使える?
safariはMacやiphoneなどのApple製品に搭載されている標準ブラウザです。日本にはiphoneユーザーが多いのでご利用になられている方も多いことでしょう。スマホとPCで同じブラウザを使うとブックマークや閲覧履歴を同期できるというメリットもありますので、Windowsでも使えればより便利になりますのでできれば使いたい方もいらっしゃると思います。
では実際にWindowsのパソコンでsafariをダウンロードできるかといいますと、一応できますが、基本的にはやめておいたほうがいいというのが結論となります。
【重要警告】Windows版Safariは非推奨です
Apple社は2012年にWindows版Safariの開発を終了しており、現在提供されているバージョンは非常に古く、セキュリティ上の重大な脆弱性が存在します。このブラウザを使用すると、個人情報の漏洩やマルウェア感染のリスクが高まります。
安全のため、最新のセキュリティアップデートが適用されている他のブラウザ(Google Chrome, Mozilla Firefox, Microsoft Edgeなど)のご利用を強く推奨いたします。
Part2:Safariの優れたところとは?
Safariの良さといえば、やはりApple製品との親和性の高さやiPhoneの実機検証が行えることなどが挙げられます。それ以外にも、以下のような優れた点が数多く存在します。
Safariの主な特長(最新版)
- Apple製品との高い親和性: ブックマークや履歴の同期など、Appleエコシステム内での連携がスムーズ。
- 洗練されたデザインと見やすい表示: Appleならではの美しいUIと、Webページの正確な表示。
- 優れたパフォーマンスと互換性: 高速なブラウジング体験と、Web標準への対応。
- 高いセキュリティ: 最新の脅威からユーザーを保護するための強固なセキュリティ機能。
しかし、これらの優れた点は、主にApple製品に最適化された最新版Safariに当てはまります。
2012年で開発が停止したWindows版Safariでは、現代のWeb標準やセキュリティ要件に対応しておらず、これらのメリットを享受することはできません。古いバージョンであるため、パフォーマンスの低下、表示の崩れ、そして何よりも深刻なセキュリティリスクを伴います。
Part3:WindowsパソコンでSafariをダウンロード・インストールする方法
【重要警告】インストール前に必ずお読みください
このPartで説明するSafariのインストール方法は、Apple社がサポートを終了した古いバージョンのSafariに関するものです。インストールは可能ですが、セキュリティリスクが非常に高いため、通常利用には全く推奨されません。
それでは実際にWindowsパソコンにSafariをインストールする方法を述べていきます。古いブラウザですので安全性が確保されてなくても構わない方以外は危ないのでインストールを控えたほうがいいです。
Safariダウンロード・インストール手順概要
- ステップ1: Apple公式サイトからWindows版Safari 5.1.7をダウンロード
- ステップ2: ダウンロードした実行ファイル「SafariSetup」を起動
- ステップ3: セットアップウィザードに従いインストールを完了
Part3-1:Safariのダウンロードとインストール手順
ステップ1:Safariのダウンロード
以下の手順でWindows版Safari 5.1.7をダウンロードします。
- Appleのサイトのトップページにある「サポート」を選択。
- 使用している製品選択で「すべての製品」をクリック。
- サイトップの「Mac」を選択。
- 「OS X アプリケーション」の項目にある「Safari」をクリック。
- 「Windows 用 Safari 5.1.7」を選択し、ダウンロードを開始します。
ステップ2:インストールウィザードの実行
ダウンロードした実行ファイル「SafariSetup」をデスクトップなどに保存し、ダブルクリックして起動します。
- 確認のためダイアログが表示されたら、「実行」をクリック。
- セットアップウィザードが開始されるので「次へ」を選択。
- 使用許諾契約書を読み、「同意します」を選択し、「次へ」をクリック。
- インストールオプションを選択し、「次へ」をクリック。
- インストールするフォルダを選択するか、そのまま「インストール」を選択。
- ダイアログが表示されたら、「続行」をクリック。
ステップ3:インストール完了
インストールが正常に終われば「おめでとうございます。」と表示されますので、「終了」ボタンをクリックします。これでWindows版Safariはインストールされました!
※インストール後、「SafariSetup」ファイルは削除しても問題ありません。
Part3-2:Windows版Safariの主な機能
ブラウザが変わると使用感も大きく変わります。ここでは、Windows版Safariの主要な機能に軽く触れておきましょう。
▼TopSites
Windows版Safariには、「お気に入り」に登録されている、またはアクセス頻度の高いサイトを一覧でサムネイル表示する機能があります。メイン画面のブックマークバーから左から3番目のアイコンをクリックするだけで、サムネイル画像が表示されます。表示されている画像をクリックすればそのサイトにアクセスでき、このTopSitesも編集することで自分好みにカスタマイズ可能です。
▼プライベートブラウズ機能
通常のブラウザでは閲覧ページや検索履歴などが記憶されますが、Windows版Safariでは「プライベートブラウズ機能」を使用すると、これらの情報が一切記憶されません。これは、Windows版Safariは少しiPhoneに似ていると思われるかもしれませんね。
Part4:消えた閲覧履歴を復元する方法紹介
誤操作などで閲覧履歴が消えてしまった場合でも、ローカルディスクに保存されているなら復元することができます。
こちらで紹介するのは「Recoverit」です。3Stepで終わる簡潔な操作と復元性の高さが評判のデータ復元ソフトで、無料版もございますのでお気軽にご利用になれます。初心者の方にもおすすめですのでぜひ使ってみてください。
以下は、「Recoverit」で誤操作などで削除した閲覧履歴を復元する手順です。
ステップ1 まず「Recoverit」を起動して、削除してしまったデータの元保存場所を選択します。
パソコンで「Recoverit」を起動してから、削除したファイルの元場所を選択します。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してください。「開始」をクリックして、選択した場所をスキャンし始めます。
ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。
「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試してください。
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