Macbook ProやMacbook Airはコンパクトですが、ファンが内蔵されていないので発熱や熱暴走を起こす可能性があります。Macbookが発熱したときは使用ソフトによる負荷や、本体を利用している環境が問題と考えられます。Macbookの発熱対策は本体を冷やすことですが、氷や保冷剤を使うのは故障を招くので禁物です。Macbookを故障させないために、正しい方法で対策を行いましょう。
このページではMacbook ProやMacbook Airが発熱・熱暴走する原因と対策を紹介します。
Macbook ProやMacbook Airが発熱して熱暴走を起こすときは、以下の原因が考えられます。
Macbookが発熱・熱暴走するときのよくある原因は、CPUにかかる負荷です。Macbookの利用中にCPUへの負荷がかかりすぎると、発熱による熱暴走が起こります。ウェブサイトや動画の閲覧ぐらいでは熱暴走が起きるほどの発熱はしませんが、画像や動画編集では注意が必要です。特に画像や動画編集ソフトの使用中に別のアプリを起動していると、高い確率で熱暴走を招くので気をつけましょう。
使用しているMacbookのスペックによっては、画像・動画編集ソフトを使うだけで熱暴走が起きる場合もあります。
部屋の温度もMacbookの発熱・熱暴走を引き起こす要素なので注意しなければいけません。部屋の温度が高いとCPUへの負荷による発熱に拍車をかけて、熱暴走が起きるほど本体が熱くなります。夏場は特にMacbook本体が熱暴走するほど部屋の温度が上がるので注意が必要です。また本体に直射日光が当たる状態は熱暴走どころか故障の原因になるので、絶対に避けてください。
見落としがちなのは、充電をしながらでのMacbookの利用です。充電をしながらMacbookを使うと、CPUだけでなくバッテリーが発熱します。またバッテリーの寿命を短くする要因にもなるので、不要不急であればバッテリー充電をしながらの利用はおすすめできません。
Macbook ProやMacbook Airが発熱して熱暴走を起こしたときは、熱を冷ます対策をしなければいけません。熱を冷ます対策として行いたいのは以下3つの方法です。
まず試したいのは、使っていないアプリのシャットダウンです。
Macbookでは同時に起動しているアプリの数が多いほど、CPUへの負荷が高くなり本体の温度が高くなります。特に画像や動画編集ソフト同時に複数のアプリを起動している状況では、CPUにかなりの負荷がかかるので要注意です。複数のアプリを起動しているときは、使っていないアプリを終了させましょう。同時に起動するアプリの数を減らすだけでCPUの負荷は減り、熱暴走の恐れを回避できます。
またブラウザで開いているWebサイトの数もCPUへの負荷を左右します。
パソコン用の卓上ファンを使う方法もおすすめです。卓上ファンはいわゆる卓上扇風機ですが、パソコン用であれば小型でありながら静音で強風を送ってくれます。Macbookに卓上ファンからの風を当てるだけで、同時に本体の冷却と熱の放出が可能です。加えて部屋の温度も下げるといいでしょう。
スタンドを使ってMacbookを傾けるだけでも、本体からかなりの熱を放出できます。また今はノートパソコン用のクーリングスタンドを使う方法もおすすめです。クーリングスタンドには中央にファンが付いていて、その上にMacbookを置くと本体を冷却できます。
Macbook Airを使うとき、必ず熱暴走を経験したことがあるでしょう?重要なデータが消えて、生活や日常に支障をきたしますので、速やかなデータ復元はとても重要です。一番有効な対処法として、Wondershareの「Recoverit」を使えば、消えたデータの復元も簡単にできます。
Recoveritは誤った消去したデータ・ファイルを復元するソフトで、たったの3ステップで、すぐ復元完了です!初心者にも分かりやすい操作画面で、Macbookを長く使うのであれば、望まないデータ消去に備えてRecoveritを用意しておくと安心です。
Recoveritを起動して、紛失したデータを保存したドライブを選択して「開始」ボタンをクリックしてからスキャンが開始されます。
削除したデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
スキャン完成した後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
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内野 博
編集長