Wordファイルが何故か開かない、何故か書式が変なことになってしてしまって困っている。そんな方はいらっしゃいませんか?本記事ではWordファイルが破損する原因とその対処法について述べていきますのでよろしければご覧になってください。
Wordファイルが破損する原因はいくつか考えられ、ヒューマンエラーやウィルスによるもの、他にも使用しているソフトウェアとハードウェアの互換性が悪いなどの理由で破損を引き起こしたなどが考えられますが、ファイルのベーステンプレートの破損が原因で発生する場合もあります。
このような症状が起きている場合、他のWordファイルを開いて同様の症状が起きるか確認してください。もしほかのファイルが同様の症状を呈さなかった場合、ソフトウェアやOSなどの問題ではなくWordファイルの問題である可能性が高いです。
WordやExcel、パワーポイントなどのファイルは独自のファイルフォーマットの拡張子が使われていますが、このファイルの拡張子のプログラムが、上書き、コピーなどを行うときにまれに書き込みエラーを起こして壊れてしまうことがあります。このような場合文字化けや画像の乱れが起こりやすいようです。
基本的には正しい手順に沿って使えば、問題なく作業ができますが、動作環境が満たされていない、OSのバージョンに対応していないソフトウェアを開こうとするといったことによって、動作速度が鈍ってデータの書き込みに異常が発生しトラブルが発生してしまうことになります。
ファイルが破損した要因は様々なものがあり、それを特定するのは容易なことではありません。それではそのようなファイルを復元するかもしれない方法を色々と述べていきます。
まずは中のファイルを開かせることが必要ですので、ファイルの中身を確認する方法をいくつか述べていきます。
これで下書きモードになるはずなので、開けるか試してください。
まず新しいWordファイルを作ります。「挿入」タブから「オブジェクトの挿入」を選択、「ファイルからテキストを挿入」を選択し、破損したWordファイルを選びます。
ファイルを見ることができるかご確認ください。
ファイル修復コンバーターとは、Wordに標準搭載された修復機能です。破損した文章ファイルから文字を取り出す事が可能ですが、これには制限があり 文書の書式設定は失われます。 また、グラフィックス、フィールド、テキストなどではない他の項目もすべて失われてしまいます。
一番安直で分かりやすい方法です。まず新しい文書を作成し、破損したファイルの内容をコピーしてそのまま貼り付けるだけです。この時セクション区切りをコピーしてしまうと破損部分をコピーしてしまう可能性があるので、コピーしないでください。
この方法で直らない場合は、以降の方法をお試しください。
文書で使用されているテンプレートを判別する。
①「Normal」の場合、Wordを終了して「Windowsアイコン」(スタート)をクリックする。
「normal.dotm」 を検索し、「Normal.dotm」 を右クリックしたら「名前の変更」 を選択する。「Oldword.old」と入力して名前を変更し、終了です。
②テンプレートが「Normal」出なかった場合、文書のテンプレートを変更します。
Word で破損した文書を開き、リボンの 「ファイル」→「オプション」 →「アドイン」 を選択する。「管理」 の「テンプレート」→「検索」を選択
「添付」を選択し、「Templates」 フォルダの 「Normal.dotm」を選択して開く。
「OK」を押したら終了です。
以上の工程が終わりましたら、破損した文書の異常が解消されたか確認してください。
既定の設定だけでWordを開くと、アドインは読み込まれずNormal.dotmテンプレートも使用されません。
破損していたWordを確認し、まだ異常がある場合は以下の方法を試してください。
おわりましたら異常が修復されたか確認してください。
最終手段です。ファイルが破損していていずれの方法も機能しない場合は、メモ帳で開いてコンテンツを復元します。破損したファイルを右クリック→「プログラムから開く」→「メモ帳」を選択してください。これでメモ帳でコードと文章が表示されます。この方法だと全ての書式が失われますのでお気をつけください。
破損したWordファイルの対処の仕方は説明しましたが、うっかりWordファイルを消してしまった場合はどうすればいいでしょうか?パッと思いつくのはデータ復元ソフトを利用することです。こちらではそのような場合はRecoveritをオススメさせていただきます。
「Recoverit」 はWondershare社が開発したデータ復元ソフトです。高い復元能力と素早い復元から人気の製品となっています。無料版もございますので気軽にお試しになれますし、簡単な操作で済むのでお困りお方はぜひご利用ください。
以下は、「Recoverit」 で誤操作で削除されたワードファイルを復元する手順です。
「Recoverit」を起動して、、ターゲットの場所として「外付けデバイス」を選択してください。
スキャンしたいフォルダをダブルクリックすると、スキャンが始まります。
サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。また、スキャン結果はリアルタイムで表示されます。
ファイルがスキャンされた、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいファイルにチェックを入れて、「復元するする」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作で削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、ワードファイルの復元だけではなく、外付けHDDの復旧、USBデータ復元やフォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。
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内野 博
編集長