エクセルシートが削除できない!?原因と対処法を徹底解説

エクセルシートが削除できない場合、様々な原因が考えられます。シートの保護、マクロやアドインによる制約、コンテンツのリンク等、さまざまな要因がありますが、適切な対処法を理解することで、問題を解決できる可能性が高まります。この記事では、エクセルシートが削除できない原因と対処法について徹底解説します。

安全なソフトプライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし 3ステップで操作 3ステップだけ復元可能
内野 博

Nov 23, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

エクセルで作業していると、時にはシートが削除できないという問題に直面することがあります。この記事では、エクセルシートが削除できない主な原因と、それらの問題を解決するための具体的な対処法を詳しく解説します。


Part1:エクセルシートが削除できない原因とその対処法

エクセルでシートが削除できない場合、その原因はさまざまです。このセクションでは、シートが削除できない一般的な原因を挙げ、それぞれの問題に対する効果的な対処法をご紹介します。

1.1:ファイルが保護ビューになっている

ファイルが保護ビューになっている場合の解除手順

1.保護ビューの確認

Excelを開き、ファイルが保護ビューになっているか確認します。保護ビューの場合、Excelの上部に黄色いバーが表示され、「保護ビュー」というメッセージが見えます。

2.保護ビューの解除

黄色いバーにある「編集を有効にする」ボタンをクリックします。これにより、ファイルの保護ビューが解除され、編集が可能になります。

編集を有効にする

3.ファイルの保存

変更を加えた後、ファイルを再度保存します。これにより、次回開く際に保護ビューが適用されないようになります。

4.シートの削除

保護ビューが解除されたら、通常通りにシートを削除できます。削除したいシートを右クリックし、「削除」を選択します。

注意:保護ビューはファイルがインターネットからダウンロードされた場合や、信頼できないソースからのものとしてマークされている場合に適用されることが多いです。ファイルの出所が不明な場合は、保護ビューを解除する前にファイルの安全性を確認してください。

1.2:ブックが共有モードになっている

ブックが共有モードになっている場合の解除手順

1.共有モードの確認

Excelで該当のブックを開きます。共有モードになっている場合、タイトルバーに「共有」と表示されていることがあります。

共有モードを確認

2.共有モードの解除

リボンメニューの「校閲」タブをクリックします。その中にある「ブックの共有」ボタンを探し、クリックします。

共有モードを解除

3.共有設定の変更

表示されるダイアログボックス内で、「複数のユーザ-による同時編集と、ブックの結合を許可する」(または類似のオプション)のチェックボックスをオフにします。

共有設定を変更

4.変更の保存

「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じ、変更を適用します。その後、ファイルを再保存します。

5.シートの削除

共有モードが解除されたら、通常通りにシートを削除できます。削除したいシートを右クリックし、「削除」を選択します。

注意:共有モードは複数のユーザーが同時にブックを編集できるようにするための機能です。共有モードを解除すると、他のユーザーはそのブックを同時に編集できなくなります。共有モードの解除は、他のユーザーとの作業が競合しないことを確認した上で行ってください。

1.3:ブック全体が保護されている

1.ブックの保護状態の確認

Excelで該当のブックを開きます。ブックが保護されている場合、多くの編集機能が使用できなくなっています。

2. 保護解除の準備

リボンメニューの「校閲」タブをクリックします。

3.ブックの保護解除

「ブックの保護」(または「保護の解除」)ボタンを探し、クリックします。

ブックの保護を解除

4.パスワードの入力

ブックがパスワードで保護されている場合、パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力してください。

パスワードを入力

5.保護の解除確認

パスワードを入力後、「OK」をクリックして保護を解除します。

6.シートの削除

ブックの保護が解除されたら、通常通りにシートを削除できます。削除したいシートを右クリックし、「削除」を選択します。

注意:ブックの保護は、誤ってデータを変更または削除することを防ぐために設定されることが多いです。保護を解除する際は、誤操作によるデータ損失がないよう注意してください。また、パスワードを知らない場合は、ブックの保護を解除することはできません。パスワードを設定した本人または許可を得た者だけが保護を解除できます。

1.4:シートが保護されている

1.シートの保護状態の確認

Excelで該当のシートを開きます。シートが保護されている場合、セルの編集や行・列の追加・削除などが制限されています。

2. 保護解除の準備

リボンメニューの「校閲」タブをクリックします。

3.シートの保護解除

「シート保護の解除」ボタンを探し、クリックします。

シートの保護を解除

4.パスワードの入力

シートがパスワードで保護されている場合、パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを入力してください。

パスワードを入力

5.保護の解除確認

パスワードを入力後、「OK」をクリックして保護を解除します。

6.シートの編集または削除

シートの保護が解除されたら、通常通りにシートを編集または削除できます。削除する場合は、削除したいシートを右クリックし、「削除」を選択します。

注意:シートの保護は、誤ってデータを変更または削除することを防ぐために設定されることが多いです。保護を解除する際は、誤操作によるデータ損失がないよう注意してください。また、パスワードを知らない場合は、シートの保護を解除することはできません。パスワードを設定した本人または許可を得た者だけが保護を解除できます。

1.5:一時的な問題である

1.現在の作業の保存

エクセルで開いているファイルがある場合、まずはそのファイルを保存します。これにより、再起動後にデータが失われることを防げます。

2.エクセルの終了

エクセルを完全に閉じます。これは、タスクバーのエクセルアイコンを右クリックし、「ウィンドウを閉じる」を選択するか、エクセルの右上隅にある「閉じる」ボタン(×マーク)をクリックして行います。

エクセルを終了

3.コンピュータの再起動(オプション)

場合によっては、コンピュータ自体を再起動することで、一時的な問題が解決することがあります。これは、スタートメニューから「再起動」を選択して行います。

4.エクセルの再起動

コンピュータまたはエクセルを再起動した後、エクセルを再度開きます。

5.問題の確認

エクセルを再起動した後、以前に問題が発生していた作業を再度試みます。例えば、シートの削除ができなかった場合は、再度シートを削除してみます。もし問題が解決していれば、通常通りにエクセルを使用できます。もし問題が続いている場合は、他の対処法を試すか、エクセルのサポートに問い合わせることを検討してください。

注意:また、一時的な問題が続く場合は、エクセルの再インストールやシステムのチェックも考慮に入れると良いでしょう。

Part2:エクセルシート削除の注意点

エクセルシートを削除する際には、削除するシートに重要なデータが含まれていないかを確認することが重要です。一度削除されたシートは、通常の操作では元に戻すことが難しいため、削除する前にシートの内容を確認し、必要に応じてバックアップを取ることをお勧めします。また、他のシートとのリンクや参照がある場合、それらが削除によって影響を受けないかも確認してください。

Part3:誤って削除したエクセル(excel)ファイルを復元する方法

エクセルファイルを誤って削除した場合、データ復元ソフトウェア「Recoverit」を使用することで、失われたファイルを回復することが可能です。「Recoverit」は、削除されたファイル、フォーマットされたドライブ、さらには破損したシステムからもデータを復元する能力を持っています。使用方法は簡単で、ソフトウェアをインストールし、復元したいドライブを選択してスキャンを行い、見つかったファイルの中から必要なエクセルファイルを選んで復元します。ただし、ファイルを削除してから時間が経過している場合、復元が難しくなる可能性があるため、早めの対応が重要です。

無料ダウンロード(Win版) 無料ダウンロード(Mac版)

以下は、「Recoverit」で間違って消してしまったファイルやフォルダを復元する手順です。

ステップ1 復元場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーに「HDDやデバイスから復元」が表示されます。ここでは、「場所」タブから特定のファイル・フォルダを選択してください。

スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

復元したいフォルダを選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。

スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、数時間かかる場合もあります。

復元されたいフォルダをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

復元したいフォルダ・ファイルをプレビュー

以上簡単な操作でパソコンから削除してしまった大事なデータが復元・復旧できます。
また、このソフトを使うことで、パソコンの復元だけではなく、外付けHDDの復旧USBデータ復元フォーマット復元などにも幅広く対応しています。ぜひお試しください。

データ復元ソフト

Recoverit - 強力なファイル復元ソフト

    • PC、HDD、ゴミ箱、SDカード、USBメモリから削除したデータを復元

    • 写真、動画、音楽、ドキュメントなど1000種のデータ形式に対応

    • クラッシュして起動しないパソコンからデータを復元

  • 破損した動画ファイルを修復
人気記事
Home > Resources > ファイル復元・修復 > エクセルシートが削除できない!?原因と対処法を徹底解説