Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
Windows10の大型更新時で[0xc1900208]または[0xc1900209]のエラーメッセージが出現し、困った経験あるユーザーは少なくありません。今回は、Windows10での大型アップデートが完了できなかった時の対処法などについてご説明しましょう。
エラーコード [0xc1900208]または[0xc1900209]とはWindows10の最新バージョンに対応していないアプリケーションがインストールされている場合に、エラーメッセージとして表示されます。インストールしてあるいずれかのアプリをアップデートしてからWindows10をアップデートすると解決するケースが多いようです。
Windows Update時、システムのクイックスキャンを実行し、インストール後にアップデートが機能するかどうかをチェックし、対応しかねるシステムが見つかった場合は、[0xc1900208][0xc1900209]として認識します。
また、エラーコードの原因で看過されてしまう一つの原因として、ネットワークカメラやマイクなどUSBで接続された周辺機器によるケースもあります。中にはUSBメモリや外付けHD、Wi-Fiルーター、赤外線受信機なども原因となる場合があります。なるべく更新の際は、周辺機器は外しておくことをおすすめします。
一部のパソコン機種ではBIOSで「レガシーUSBのサポート」が有効な場合にアップグレードに失敗する事もあるようです。その場合はBIOSで無効化します。
大型アップデートの際、エラーが出てしまった場合の対処方法をご説明します。先ずはディスククリーンアップツールで不要なファイルを削除してみましょう。
・検索窓にC:\>cleanmgr.exe /D C: /VERYLOWDISK /SETUP と入力
・ディスククリーンアップを実行した後は Windows を再起動。
上記の方法でもエラーが出るようでしたら、以下の方法を試してみましょう。
・Microsoftのページより原因のアプリを特定するためのスクリプトファイルをダウンロード(AppRPS.zipのダウンロード)
・ダウンロードの確認メッセージが表示されたら、[保存]をクリック
・ダウンロードが完了→[フォルダーを開く]をクリック
・ファイルAppRPS.zipを右クリック→表示されたメニューの中から[プロパティ]を選択
・[ブロックの解除]にチェックをつけ、[OK]をクリック
・AppRPS.zipを再度右クリック→表示されたメニューの中から[すべて展開]を選択
・展開したファイルAppraiser.batをダブルクリック
・ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合は、[はい]をクリック
・アップデートエラーの原因となっているアプリ名やファイル名が表示されていることを確認
・原因となっているアプリ名を確認後、キーボードの Windowsマーク(窓のアイコン)キーを押しながら、R キーを押す
・[ファイル名を指定して実行]の画面が表示されたら、名前の枠の中に appwiz.cpl と入力し、[OK]をクリック
・「プログラムと機能」画面が表示→アプリ名の一覧の中から、先ほど確認したアプリ名を探しだし、アンインストール(※アプリ名をダブルクリックするとアンインストール画面が表示されます)
・アップデートエラーの原因となっているアプリを全て削除したら、再度Windowsのアップデートを実行
Windows10の大型アップデート対策をしている際に、失ってしまった閲覧履歴や、行方不明になったファイルなどを簡単に復元する方法として「データ復元ソフトRecoverit(リカバリット)」をおすすめします。
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以下は、「Recoverit」で誤って消えたwinファイルを復元する手順です。
「Recoverit」を起動してから、消えたファイルの元場所を選択します。今回はWindows10の大型更新時に紛失したファイルの復元なので、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してから、「開始」をクリックします。
「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
以上簡単な操作でパソコンから消えてしまった大事なデータが復元・復旧できます。
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内野 博
編集長