Macのメモ帳完全ガイド
使い方・保存場所・消えた時の復元方法

Macのメモ帳アプリの基本操作から保存場所の確認方法、
iCloudとの同期設定、突然消えたメモの復元方法まで徹底解説。
初心者でもすぐに使いこなせる実用的な情報が満載です。

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内野 博
内野 博 更新 Jun 16, 25

サクッと書いて、あとでパッと見直せる。Macユーザーなら毎日使いこなしたい「メモ」アプリ。でもふとしたときに、「さっきのメモがない!」「うっかり消してしまったかも」と焦ったことはありませんか?この記事ではmacメモ帳の基本の使い方から保存のしくみ、消えたメモの復元までわかりやすく解説。今日からすぐに役立つ活用術をご紹介します。

目次


Part 1:メモの基本操作と活用方法

Macのメモは、情報を整え、暮らしをちょっと軽くしてくれるツールです。このセクションでは、基本操作から便利なショートカット、セキュリティ設定まで、「メモ」アプリのスマートな使いこなし方をご紹介します。

Macの「メモ」アプリを使いこなすための基本操作

アプリを開いて書くだけ、左上の「新規メモ」ボタンをクリックすれば、すぐに白紙のスペースが表示されます。

タイトルは最初の一文が自動で反映されます。

Macの新規メモ作成画面

フォルダでシンプルに整理

メモが増えてきたら、フォルダを活用しましょう。左下の「+」ボタンから新規フォルダを作成すれば、仕事・プライベート・アイデアなど、テーマ別に整理可能。ドラッグ&ドロップで簡単に振り分けられます。

便利なショートカットや新しい機能の紹介

チェックリストを使えば、ToDoリストも簡単

「Command+Shift+L」でチェック項目を追加できます。

項目をクリックすればチェックマークがつき、完了がひと目でわかります。

チェックリストを使ったMacメモの画面

Safariとの連携でWeb情報の保存もスムーズ

選択したテキストを右クリックして「クイックメモに追加」を選べばOKです。

あとで読みたい記事や調べ物も、まとめて整理できます。

Safariと連携したクイックメモの画面

macOS Monterey以降なら「クイックメモ」も便利

画面右下にカーソルを移動するだけで、メモがスッと立ち上がります。

今見ているWebページやアプリの上から、すぐにメモをとれるのが魅力です。

「メモ」のセキュリティ設定

ちょっとした覚え書きだけでなく、パスワードや個人メモなど、プライベートな情報を残している人も多いはず。そんなときに安心なのが、メモごとにロックできるパスワード保護機能です。1件ずつ個別に設定できます。

パスワード設定する手順

  • ステップ1:ロックしたいメモを開く or 右クリック
  • ステップ2:「メモをロック」を選択
  • ステップ3:Face ID、Touch ID、またはパスワードで保護(初回のみ設定)
パスワードでメモをロックする画面

Part 2:メモの保存場所と同期設定

Macで書いたメモがiPhoneに表示されない。そんなときは「保存先」と「同期」の設定を見直すだけで、スムーズに解決できます。このセクションでは、メモの保存場所とiCloud同期の仕組みをわかりやすく整理します。

2-1.メモの保存場所とクラウド同期の仕組み

Macで作成したメモは、大きく分けて2つの場所のどちらかに保存されています。

Mac本体(ローカル)に保存

・メモはMacのストレージ内にのみ保存されます。

・インターネットがなくても作業できる反面、iPhoneなど他のデバイスには同期されません。

iCloud(クラウド)に保存

・Apple IDに紐づいたiCloudアカウント上に保存され、同じIDでログインしたiPhoneなどのデバイスと自動で同期されます。

・デバイスを問わずメモにアクセスできるのが大きなメリット。万が一Macが故障しても、データはiCloudに残ります。

2-2.iCloud同期設定を有効にするには

以下の設定が有効になっていることを確認しましょう:

・Mac:「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「メモ」がオン

・iPhone/iPad:「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「メモ」がオン

同期されないトラブルの多くは、iCloudの同期設定がオフになっているケースです。設定を確認するだけで、解決できることがほとんどです。

iCloudのメモ設定がオフになっている画面

Part 3:メモが消えた時の復元方法

書いたメモが消えてしまった!そんなときも、焦らなくて大丈夫。Macの「メモ」アプリには、見えなくなったメモを取り戻す機能があります。このセクションでは、原因別の対応方法を整理しました。

消えた原因と確実な復元ステップ

メモが見当たらないとき、まずは「なぜ消えたのか?」を見極めましょう。

macで書いたメモが消える原因

  • 一時的に表示されていないだけ
  • 誤って削除した
  • 完全に削除してしまった

この順に確認していくことで、焦らず対処できます。

3-1.一時的な不具合の解決策

まず試したいのは、「見えなくなっているだけ」というケースの対応です。実際にはデータが残っているケースも多くあります。

試したい対策:

  • 1.「メモ」アプリを一度終了 → 再起動してみる
  • 2.Macを再起動してみる
  • 3.「最近使った項目」や検索バーでメモを探す
  • 4.macOSが最新かどうか確認する(ソフトウェア・アップデート)

3-2.最初に試すべき純正機能

削除されたメモは、すぐに消えてしまうわけではありません。実は30日間は「最近削除した項目」に自動保存されており、そこから簡単に復元できます。

「最近削除した項目」から復元する手順:

  • 1.「メモ」アプリのサイドバーで「最近削除した項目」を選
  • 2.復元したいメモを右クリック →「戻す」を選択
  • 3.メモは元のフォルダに戻りますす

3-3.データ復元ソフトの利用

どうしてもメモが見つからない場合には、専用の復元ソフトを使う選択肢があります。

なかでも「Recoverit」は、Macでも直感的に操作できるシンプルな画面設計と、復元精度の高さが特徴のツールです。

無料ダウンロード
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以下は、「Recoverit」で消えたデータを復旧・復元する手順です。

ステップ1:スキャン対象を選ぶ

Recoveritを起動すると、画面に保存先のドライブやフォルダが表示されます。

復元したい場所をクリックすると、スキャンが自動的に始まります。

Recoveritで復元対象ドライブを選択する画面

ステップ2:失われたデータを検索

対象エリアをスキャンし、削除されたデータや見失ったファイルを検出します。

検索の途中で必要なファイルが見つかれば、一時停止や終了も可能です。

Recoveritスキャン中の進行状況画面

ステップ3:内容をチェックして復元

見つかったファイルは一覧形式で表示され、内容を確認してから復元が可能です。

「復元」ボタンを押したら、保存先を選んで保存するだけでOK。元の保存場所以外を選ぶようにしましょう。

Recoveritでファイルをプレビューして復元する画面

まとめ

Macの「メモ」アプリは、思いついたことを気軽に書き残せる便利なツールです。

でも、うまく使いこなすにはちょっとしたコツや設定の理解も大切。

この記事で紹介した使い方・保存のしくみ・復元方法を知っておけば、いざというときも安心です。

今日からもっと快適に、あなたのメモを活用してみてください。

メモに関するよくあるご質問

  • メモに画像やPDFを貼り付けることはできますか?
    はい、可能です。ドラッグ&ドロップで画像やPDFをそのまま挿入できます。貼り付けたファイルはメモ内でプレビュー表示されるため、資料やレシピの保存にも便利です。
  • 「メモ」アプリで共同編集はできますか?
    はい、iCloudを使用すれば、他のAppleユーザーとメモを共有し、共同で編集することができます。共有したいメモを開いて上部の「共有」アイコンから招待を送るだけでOKです。
  • メモの検索機能ではどこまで探せますか?
    メモの検索では、本文だけでなくタイトルやチェックリスト、添付ファイル名まで対象になります。キーワードを入力するだけで、すぐに表示されます。
内野 博
内野 博 Jun 16, 25
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