XMLファイルの開き方・編集方法 | 初心者向け完全ガイド

XMLファイルとは何か、どうやって開いて編集・閲覧するのかを徹底解説。
ブラウザやメモ帳、Excel、VS Code、スマホなど、無料ツールを使った開き方を紹介。
誤って削除してしまったXMLファイルの復元方法や、よくある疑問への回答も網羅。
初心者から業務で使う方まで役立つ、実用的な完全ガイドです。

xmlファイル 開き方 プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし xmlファイル 開き方 3ステップで簡単復元
内野 博
内野 博 更新 Jul 24, 25

XMLファイルとは、タグで構成された汎用的なデータ形式で、さまざまなソフトウェア間でのデータ交換に利用されます。閲覧だけでなく、編集や復元方法も知っておくことで、トラブル時にも対応できます。

本記事では、XMLファイルの開き方、編集方法、そして誤って削除した際の復元方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

★記事の最後に、内容をさらに理解しやすくするためのYouTube動画もご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

目次
  1. Part1:XMLファイルとは?その基本と使用法
  2. Part2:XMLファイルの開き方|ブラウザ・メモ帳・Excelを使った方法
  3. Part3:誤って削除したXMLファイルの復元方法とおすすめツール
  4. Part4:XMLファイルに関するよくあるご質問

パート1:XMLファイルとは?その基本と使用法

XMLファイルとは、拡張子がXMLとなっているファイルを指します(ファイル名の末尾は「.xml」となっています)。XMLファイルを理解するには、XMLとは何か、XMLファイルの解析方法を知る必要があります。もしXMLファイルが開かない場合、原因と解決策を理解することも重要です。

XMLはマークアップ言語の一つで、タグを使ってデータの構造を表現します。HTMLとは異なり、XMLは主にデータ交換のために使用され、柔軟な構造が特徴です

パート2:XMLファイルの開き方|ブラウザ・メモ帳・Excelなど6つの方法

XMLファイルを開くには複数の方法があり、使用環境や目的に応じて適切な方法を選びましょう。

XMLファイルの開き方まとめ

  • 【方法1】: ブラウザで開く(閲覧のみ可能)
  • 【方法2】: メモ帳で開く(簡易な編集可能)
  • 【方法3】: Excelで開く(表形式で見やすい)
  • 【方法4】: 専用XMLビューアーで開く(編集対応)
  • 【方法5】: VS Code・Notepad++で開く(構造理解しやすい)
  • 【方法6】: スマホで専用アプリを使う

以下では、それぞれの開き方について詳しく解説します。

1)ブラウザで開く

XMLファイルをブラウザで開く手順

  • Step1: XMLファイルを右クリックし「プログラムから開く」を選択
  • Step2: 使用するブラウザ(Chrome/Edgeなど)を選択して開く

XMLファイルをブラウザで開く方法 - ファイルを右クリック

ブラウザを使えば、XMLファイルの中身をそのまま表示できます(編集は不可)

XMLファイルをブラウザで開く方法 - 表示例

2)メモ帳で開く

メモ帳でXMLファイルを開く手順

  • Step1: デスクトップやエクスプローラー上でXMLファイルを右クリック
  • Step2: 「プログラムから開く」を選択
  • Step3: 「メモ帳」を選択

XMLファイルをメモ帳で開く方法 - 開き方の手順

メモ帳で開けば、XMLファイルをテキスト形式で表示・編集できます

ただし、編集するにはXMLのタグ構造を理解している必要があります。初心者の方には、「XMLファイル編集方法」のガイドもおすすめです。

XMLファイルをメモ帳で開く方法 - 表示と編集画面

3)Excelで開く

Excelでは以下の二つの方法でXMLファイルを開くことができます。

ExcelでXMLファイルを開く手順①(通常の方法)

  • Step1: Excelを起動
  • Step2: 「新規」をクリック
  • Step3: 「ファイル」タブをクリック
  • Step4: 「開く」→「参照」を選択
  • Step5: 開きたいXMLファイルを選択
  • Step6: 「ファイルの種類」で「XMLファイル」を選択し、「開く」をクリック

Excelで開くと、タグ構造に基づいた表形式でXMLファイルを閲覧できます

XMLファイルをExcelで開く方法 - 通常の手順

ExcelでXMLファイルを開く手順②(ドラッグ&ドロップ)

  • Step1: エクスプローラーでXMLファイルが保存されているフォルダを開く
  • Step2: Excelを起動し「新規」をクリック
  • Step3: XMLファイルをExcelウィンドウへドラッグ&ドロップ

この方法では、開き方を以下の3つから選択できます

  • XMLテーブルとして開く
  • 読み取り専用のブックとして開く
  • [XMLソース]作業ウィンドウを使用する

XMLファイルをExcelで開く方法 - ドロップ後の選択画面

4)XMLビューアーで開く

専用ソフト(例:Adobe Dreamweaver)を使えば、編集や整形された表示が可能です

XMLビューアーでXMLファイルを開く手順

  • Step1: XMLビューアー(例:Adobe Dreamweaverなど)を起動
  • Step2: 「ファイル」タブをクリック
  • Step3: 「開く」をクリックし、XMLファイルを選択
  • Step4: 「開く」を再度クリックしてファイルを表示

XMLファイルをビューアーで開く方法

XMLビューアーを使えば、構造を見やすく表示・編集でき、補助機能も活用可能です

たとえば、Adobe社の「Dreamweaver」ではXMLファイルを直感的に編集可能です。その他にも無料のXMLビューアーソフトが多く公開されています。

関連記事おすすめ:HTMLとは?HTMLファイルの開き方をご紹介

5)VS Code・Notepad++で開く(おすすめ)

どちらも無料で使える高機能テキストエディタで、構文ハイライトや自動補完機能があり、XMLの編集・確認に最適です。

VS Code・Notepad++でXMLファイルを開く手順

  • Step1: 以下の公式サイトからソフトをインストール
  • Step2: ソフトを起動し、「ファイル」→「開く」でXMLファイルを選択
  • Step3: タグ構造が色分けされ、エラーの確認や編集がしやすく表示されます

Visual Studio Code 公式サイト
Notepad++ 公式サイト

特にVS Codeは拡張機能でXMLの整形・検証・スキーマ対応も可能です

6)スマホでXMLファイルを開く(Android / iPhone)

スマホでも無料アプリを使えばXMLファイルの閲覧が可能です。

スマホアプリでXMLファイルを開く手順

  • Step1: Google Play / App Storeで「XML Viewer」などと検索
  • Step2: 評価やレビューを参考にアプリをインストール
  • Step3: XMLファイルを端末に保存し、アプリから開く

閲覧専用のアプリが多いため、編集にはPCでの操作が推奨されます

パート3:誤って削除したXMLファイルの復元方法とおすすめツール

パソコンでXMLファイルを管理している場合、誤操作や予想外のシステムエラーでファイルが消える恐れがあります。誤操作が原因であればごみ箱から復元できることもありますが、システムエラーによる削除では、復元ソフトが必要になります。

XMLファイルを復元する方法一覧

  • 【方法1】: ごみ箱から削除ファイルを復元
  • 【方法2】: クラウドのバージョン履歴やゴミ箱を利用
  • 【方法3】: 専門ソフト「Recoverit」で復元

特に確実性が高くておすすめなのが、データ復元ソフトRecoveritです。1000種類以上のファイル形式に対応しており、簡単な3ステップでXMLファイルを復元できます。500万人以上のユーザーに支持されており、無料体験版もありますので、ぜひお試しください。

無料ダウンロード
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Recoveritで誤って削除したXMLファイルを復元する手順

ステップ1 データ元の保存先を選択します。

紛失したXMLファイルを保存していたドライブ(C, D, E, F, Gなど)を選択してください。

XMLファイル 開かない

ステップ2 パソコンのハードディスクをスキャンします。

自動的にスキャンが開始され、紛失ファイルが検出されます。スキャン後にはプレビュー表示も可能です。

XML ファイル復元 方法

ステップ3  紛失したXMLファイルをプレビュー・復元します。

復元したいファイルを選択し、「復元する」をクリックすると復元が実行されます。プレビュー機能で事前確認も可能です。

誤って削除したXMLファイルの復元方法

Recoveritを活用すれば、誤削除・破損・システム障害など多様な状況に対応した復旧が可能です。

補足情報|クラウドに保存したXMLファイルの復元方法

Google DriveやOneDriveなどに保存していたXMLファイルが削除された場合、以下の方法で復元できる可能性があります:

  • Google Drive:30日以内であれば「ゴミ箱」から復元可能
  • OneDrive:「以前のバージョンに戻す」機能が利用可能

YouTube動画で学ぶ:XMLファイルの取り扱いと復元方法

以下の動画では、XMLファイルの使い方や復元手順をわかりやすく解説しています。実際の操作と合わせてご活用ください。

XMLファイルに関するよくある質問

  • XMLファイルが開けない場合、どうすればいいですか?
    ブラウザやメモ帳で開けない場合、ファイルが破損しているか、拡張子が誤っている可能性があります。まずは別のソフト(ExcelやXMLビューアーなど)で開いてみましょう。それでも開かない場合は、復元ソフトの利用も検討してください。
  • XMLファイルはスマホでも開けますか?
    はい、可能です。AndroidやiPhoneでもXMLビューアーアプリを使えば閲覧できます。ただし、編集には対応していないアプリもあるため、パソコンでの操作をおすすめします。
  • XMLファイルをExcelで開いたら文字化けするのはなぜですか?
    XMLファイルの文字コードがExcelと一致していない場合、文字化けが発生することがあります。UTF-8形式で保存されているかを確認し、必要に応じてメモ帳で文字コードを変換しましょう。
  • XMLファイルを編集するときの注意点はありますか?
    タグの誤削除や構文ミスがあると、ファイルが正しく読み込めなくなります。編集前には必ずバックアップを取り、構造を理解した上で作業することが大切です。
  • 削除したXMLファイルは復元できますか?
    はい、可能です。ゴミ箱に残っている場合はそこから復元できますが、完全に削除された場合は「Recoverit」などのデータ復元ソフトを使って復元できる可能性があります。
  • XMLファイルとHTMLファイルの違いは何ですか?
    XMLはデータの構造を定義するための汎用的な言語であり、HTMLはWebページの見た目を定義するための言語です。XMLは可読性の高いデータ交換用フォーマットとして使われる点が大きな違いです。
内野 博
内野 博 Jul 24, 25
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