ビジネスシーンで利用することが多いファイル形式の一つにPDFがあります。閲覧用の書類の多くはこの形式で配布されることが多く、日常的に利用します。また、取引先や一般公表のために作成する文書も、PDFで保存し配布するケースも多いでしょう。重要な文書であるがゆえに、何らかの原因でファイルが破損してしまうと大きな問題となりかねません。そこで、その原因と対処法を知っておくことはとても大事です。
送信されてきた、もしくは保存していたはずのPDFファイルをリーダーで開こうとすると、「ファイルが破損しているため開けません」というメッセージが出てくることがあります。その原因の一つとしては、送信エラーが考えられます。メールサーバーを通す時、もしくはダウンロードする時のプロトコルエラーで正しくファイルデータが読み込めなかったのです。特に、Zipなどの圧縮ファイルにして送る時には、見かけ上は正しく送信されているのに、開こうとしてもできないという事態が起こることがあります。
PDFファイルが全く読めず、いくらやっても読み込みはできません。その場合、専用の修復ソフトを使うのがベストです。修復ソフトはファイルをチェックしてどこが破損しているかを確認し、エラー部分を修正することによって閲覧を可能にします。もし損傷したファイルを修復する必要がある場合は、Wondershare Repairitを試してみることをお勧めします。
Repairitは、損傷したファイルを修復するための優れたソフトウェアです。このソフトウェアは、多くの種類の損傷したファイルを修復できます。例えば、動画、音声、写真、Word文書、Excelスプレッドシートなどです。Wondershare Repairitは信頼できるファイル修復ソフトウェアであり、多くの人が利用しています。また、修復に失敗した場合は、100%の返金保証があります。これにより、下記アイコンで安心してダウンロードしてお試しましょう。
Repairitソフトを起動した後、「+追加」ボタンをクリックすると、破損したpdfファイルを追加します。
破損したPDFファイルを追加できたら、右下の「修復」をクリックすると、ファイル修復が開始されます。
修復完了すると、「プレビュー」をクリックして修復できたPDFファイルをプレビューできます。そして、「保存」ボタンをクリックして、修復できたpdfファイルを保存できます。
(*ファイルをプレビューできない場合もあります。この場合、直接的にパソコンに保存してファイルを開いてみてください。)
他のソフトでの閲覧ができるのであれば、ファイル自体が壊れているというよりは、保存形式が違うだけです。
Internet Explolerを利用している場合、以下の2点をチェックします。
PDFファイルを開くには、パソコンにAdobe Acrobat Readerがインストールされている必要があります。そのため、PDFファイルが開けない場合、Adobe Acrobat Readerがインストールされているかチェックしてください。スタートボタンを左クリックのうえ、設定のアイコンを左クリックします。
次に設定画面で「アプリ」を左クリックしてください。
すると、画面右側にインストールされているアプリの一覧が表示されるので、Adobe Acrobat Readerがあるか確認します。Adobe Acrobat Readerがインストールされていない場合は、公式サイトからダウンロードしてください。
Adobe Acrobat Readerがインストールされているのであれば、ブラウザ側で拡張機能として有効になっているかチェックします。
まずInternet Explolerのウィンドウ右上にある歯車アイコンを左クリックの上、「アドオンの管理」を左クリックします。
アドオンの管理画面が表示されたら、「表示」のドロップダウンで「すべてのアドオン」を選択してください。
画面左側で「ツールバーと拡張機能」を選択して、右側で「Adobe PDF Reader」の状態をチェックしましょう。
状態が無効であれば、右クリックして「有効にする」を選択します。
Adobe Acrobat Readerがインストールされていて、設定に問題がなければ以下の手順で修復を行います。
Internet Exploler以外のブラウザを利用している場合は、キャッシュの削除やブラウザのリセットを試してください。
Internet Explolerを利用している場合、Adobe PDF Readerのアドオンを無効にすると問題が解決する可能性があります。無効にする方法は「ブラウザ側でAdobe Acrobat Readerの拡張機能が有効かチェック」で紹介した流れと同じで、最後に「無効にする」を選択すればOKです。
ブラウザにキャッシュが溜まりすぎて不具合が起きている可能性もあります。そのため、ブラウザのキャッシュを削除するとPDFが見れない問題を解決できるかもしれません。Internet Explolerを利用している場合、まずウィンドウ右上にある歯車のアイコンを左クリックして、「セーフティ」を選択のうえ「閲覧履歴の削除」を左クリックします。
「閲覧履歴の削除」の画面が表示されたら「お気に入りWebサイトデータを保持する」と「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」にチェックを入れて「削除」を左クリックしてください。
手順はブラウザによって異なりますが、基本的な流れは似ています。
ブラウザをリセットしてPDFファイルが見れない問題が解消される場合もあります。Internet Explolerを利用している場合、まずウィンドウ右上にある歯車のアイコンを左クリックのうえ「インターネットオプション」を左クリックします。
「インターネットオプション」の画面が表示されたら「詳細設定」のタブを左クリックして、「リセット」を左クリックしてください。
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内野 博
編集長