excelが重い原因と5つの対処法

内野博

Aug 31, 2023 • カテゴリ: ファイル復元・修復

エクセルが重い原因を5つその対策法と共に紹介しています。Excelが重いと一言で言っても当然色々な理由が考えられるのですが、エクセルファイルの作り込みすぎや保存容量不足などが、重い一因だとここでは解説しています。

　目次：

・パート1：エクセルが重くなって、運行速度が遅い原因
・パート2：エクセルが重くなった症状
・パート3：エクセルが重くなった時の対処法
・パート4：破損されたエクセルファイルを修復する方法

パート1：エクセルが重くなって、運行速度が遅い原因

エクセルが重い原因は色々あります。エクセルのサイズが膨大であったり、メモリーやパソコンやスマホ内の容量不足。または新しい更新プログラムをインストール中であったり、ウイルス対策ソフトでスキャン中の場合もあります。原因を特定しないとエクセルが重い状態が続く事が考えられますし、excelが重い問題を解決できる力が一定数あれば、早くその悩みから抜け出せられそうです。

パート2：エクセルが重くなった症状

さらにエクセルが重いと言う症状は、エクセルの問題だけではない事もあります。例えば最新の更新プログラムをインストールしていない事で重い場合、セキュリティの脆弱性を解消していないと言う可能性が高く、ウイルス感染する恐れがあります。さらに既にウイルス感染しているから重いと言う事もあります。またexcelを使いながら、調べ物のためにブラウザなど他のソフトを立ち上げている事もよくあると思いますが、これらの操作も重い事も考えられるはずです。

パート3：エクセルが重くなった時の対処法

・ウイルス対策ソフトでスキャンする

ウイルスが原因でエクセル重いかどうかは、当然ウイルス感染被害があからさまに見えているか、プログラム的な事に精通していない限り分かりません。ですのでウイルス対策ソフトでスキャンして、感染されていないか？チェックするのも大切です。なお自己増殖するタイプのウイルスもありますので、重いと感じるエクセルだけではなく、パソコン全体をスキャンしましょう。そしてセキュリティプログラムも当然最新のものにして下さい。

・大量に計算をしているならなるべく簡易化する

この大量に計算をしている事での遅い問題は、エクセルならではかと思います。エクセル内でよく使う複雑な計算式やVLOOKUPやSUMIFなど、その関数自体がそもそも複雑な内容だから重いと言うのもあります。対処法としては、余分にデータを見てしまう自動式から手動式への変更です。やり方は[数式]タブ→[計算方法の設定]の順にクリックし、「自動」から[手動]にします。

・自動保存の設定を変更する

エクセルには自動保存機能がありますが、それが行われる度Excel中の計算をやるので、計算式が多いとエクセルが遅い原因となります。通常は自動保存の間隔は10分となっていますが、そこまで短い間隔でなくていいと感じる方も一定数いるはずです。設定変更のやり方は「ファイル」タブから一番下の「オプション」をクリック。（もしくは「その他…」をクリックして「フィードバック」の下の「オプション」を押す）左側の選択肢から「保存」を選び、自動保存が不要な方は「次の間隔で自動回復用データを保存する」のチェックを外して「OK」ボタン。もしくは自動保存の間隔を、1分から最大120分までの間で入力して「OK」ボタンを押して下さい。

・メモリーや空き容量を増やす

メモリーや空き容量が足りない場合、エクセルに限らず他のソフトを立ち上げたり使ったりするのも遅くなりがちです。メモリーはいっぱいなのに作業をしているのは、両手で大量に物を持ったまま仕事をしているのと同じで非効率です。常駐ソフト含み、立ち上げているソフトを閉じるかメモリーを増設。また空き容量が足りないのも遅くなる一因となりますので、不要なファイルを整理するか外付けで増やすなどしましょう。