2025年10月にWindows10のサポートが終了したことから、「バックアップを取って次のOSに移行しよう」と考えるユーザーは多いのではないでしょうか。
Windows10のバックアップ方法はいくつかあり、個別にデータのバックアップを取ったり、PCの設定やソフトなどを丸ごとバックアップしたりする方法を選択できます。
本記事では、こうしたWindows10のバックアップ方法を優しく解説します。
目次
Part1:Windows10のバックアップに関わる基礎知識

PCのデータは、プライベートからビジネスまで、あらゆる機密情報や個人情報が保存されています。そのようなデータたちをしっかりと守るには、バックアップの基礎的な知識から理解を深めることが大切です。
Windows10のバックアップで知っておきたいポイント
- 定期的にバックアップを取るべき理由
- Windows10でバックアップを取る主な手段
はじめに、Windows10のバックアップについてこれら2つのポイントを解説します。特にPC初心者の方はぜひ参考にしてください。
Part1-1:定期的にバックアップを取るべき理由
コンピューターは年々着実に進化を遂げています。しかし、私たち人間がいつの時代も突然の病に倒れる可能性があるように、どのような機械も、故障のリスクは常に付きまといます。
また、PCは、ある日突然次のような状況に陥ることもあります。
起動しない
最新のアップデート後に動作が不安定になる
データを保存するパーツ(SSDやHDD)が故障する
自身の誤操作によってデータやフォルダを削除してしまう
ウイルスに感染する
動作が重いので安易な思いつきで初期化してしまうなど
「何年もPCを使っているし、誤ってデータを消すなんてありえない」と思う方も多いでしょう。
しかしある日突然、PCがいつもと違う挙動をしていたら…
「昨日ダウンロードしたファイルがいけなかったのかな?」
「見よう見まねで操作すればなんとかなりそう」
そのような考えで、マウスのワンクリックによってデータが消えてしまうこともあるのです。
そのため、定期的にバックアップを取ることはとても重要と言えます。定期的にバックアップを取っておけば、少なくともまっさらな状態に戻ってしまうような事態は回避できる可能性が高いです。
Part1-2:Windows10でバックアップを取る主な手段
Windows10でバックアップを取る手段はいくつかあります。便利なもので、昨今ではさまざまな機能やツールで初心者でも簡単にバックアップを取れるようになりました。
大まかな手段は次の通りです。
別の保存媒体にデータをコピーする
PCの標準搭載機能を利用する
オンラインのクラウドストレージ上にデータをコピーする
詳細は次の項目でご紹介しますが、初心者の方でも操作できる方法が必ず見つかるはずなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
Part2:Windows10でバックアップを取る方法

今回は、Windows10でバックアップを取る方法を5パターンご紹介します。ぜひお好きな方法を選択してみてくださいね。
Windows10でバックアップを取る主な方法
- 外付けHDDやSSDにデータをコピーする
- クローンデータ作成ツールを利用する
- [ファイル履歴]機能をオンにする
- クラウドストレージにデータをコピーする
- OneDriveを活用する
Part2-1:外付けHDDやSSDにデータをコピーする
最もシンプルで簡単な方法です。PCの設定丸ごとというよりは、写真、画像、動画、テキストやオフィスファイルなど個別のデータのバックアップを取りたい方におすすめの方法となっています。
用意するものはバックアップ用の外付けHDDまたはSSDと、PCに接続するためのケーブルのみ。十分なデータの保存容量があるものを選びましょう。
手順はとても簡単。
ステップ1 PCと外付けSSDまたはHDDを接続する
PCと外付けSSDまたはHDDを接続します。
ステップ2 エクスプローラーを開き、バックアップが必要なフォルダやファイルを右クリック
エクスプローラーを開き、バックアップが必要なフォルダやファイルを右クリックします。
ステップ3 [コピー]を選択
[コピー]を選択します。
ステップ4 エクスプローラー画面左にある[PC]の中から、外付けSSDまたはHDDをダブルクリック
エクスプローラー画面左にある[PC]の中から、外付けSSDまたはHDDをダブルクリックします。
ステップ5 外付けSSDまたはHDDの部屋の中で右クリック
外付けSSDまたはHDDの部屋の中で右クリックします。
ステップ6 [貼り付け]を選択してコピーしたデータを外付けSSDまたはHDD内に貼り付ける
[貼り付け]を選択してコピーしたデータを外付けSSDまたはHDD内に貼り付けます。
これでデータのバックアップは完了です。
Part2-2:クローンデータ作成ツールを利用する
Windows10におけるクローンデータとは、PCのシステム設定からデスクトップの配置など、中身を丸ごとバックップをとったものを指します。
クローンデータの作成に対応したバックアップツールを使用することで、簡単にWindows10のクローンデータの作成が可能です。
記事の最後にご紹介するデータ復元ソフト「Recoverit(リカバリット)」なら、データの復元のみならず、クローンデータの作成もできます。
初心者でも親しみやすいインターフェースで、次の通り簡単にWindows10の設定を維持したまま、データの移行ができますよ。
ステップ1 Recoveritを起動し[パーティション管理]>[システム移行]の順に選択
Recoveritを起動し[パーティション管理]>[システム移行]の順に選択します。
![Recoveritを起動し[パーティション管理]>[システム移行]の順に選択](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/4776/windows-10-backup-methods3.png)
ステップ2 画面上部でデータの移行元、画面下部でデータの移行先ディスクを選択し[次へ]を選択
画面上部でデータの移行元、画面下部でデータの移行先ディスクを選択し[次へ]を選択します。
![画面上部でデータの移行元、画面下部でデータの移行先ディスクを選択し[次へ]を選択](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/4776/windows-10-backup-methods4.png)
データ移行先に保存されているデータが上書きされても問題なければ続行し、データの作成完了を待ちましょう。
これで、クローンデータによるバックアップは完了です。
BIOS画面から起動ディスクの優先順位を移行先ディスクに設定すれば、バックアップしたデータを使ってPCを起動できます。
もちろん、バックアップデータとして保管しておくのもおすすめです。
Part2-3:[ファイル履歴]機能をオンにする
WindowsPC標準搭載の「ファイル履歴」機能を「オン」にしておくと、定期的に自動でデータをバックアップしてくれるようになります。「オン」にする前のデータはバックアップされませんが、「オン」に設定したあとであれば自動バックアップが可能です。
ファイル履歴をオンにする手順をご紹介します。
事前準備として、USBメモリやHDD、SSDといった外付けのデータ保存メモリをPCに接続し、[コントロールパネル]を開きましょう。コントロールパネルは、Windows検索を使うとすぐに見つけられます。
![検索バーに[コントロールパネル]と入力しコントロールパネルを開く](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/4776/windows-10-backup-methods5.png)
ステップ1 [ファイル履歴]を選択
[ファイル履歴]を選択します。
![[ファイル履歴]を選択](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/4776/windows-10-backup-methods6.png)
ステップ2 [オンにする]を選択
[オンにする]を選択します。
![[オンにする]を選択](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/4776/windows-10-backup-methods7.png)
オンにすると、定期的に自動バックアップが実行されるようになります。
Part2-4:クラウドストレージにデータをコピーする
クラウドストレージとは、例えるならインターネットを使用してファイルを保存したり、共有したりできるデータの保管場所です。クラウドストレージなら、SSDやHDDをあらたに用意することなく、データのバックアップが可能です。
また、オンラインで完結するため、データのバックアップや、バックアップデータの復元も操作が簡単な点がメリットといえます。
主要なクラウドストレージサービスを挙げてみましょう。
OneDrive(Microsoft)
DropBox(DropBox)
iCloud(Apple)
Googleアカウントの使用頻度が高いのであれば、Googleドライブが手軽に利用できておすすめです。
Part2-5:OneDriveを活用する
MicrosoftOffice関係の使用頻度が高い方や、今後もWindowsOSを使用予定なのであれば、OneDriveも良いでしょう。
なお、iOSユーザーの間ではやはりiCloudやDropBoxが人気のようですね。
Part3:Windows10のデータが復元できない時の解決策

「バックアップデータが消えた」「誤ってデータを消してしまった」「システムの不具合でデータが消えた」など、あらゆる問題によってデータを失っても、すぐに焦る必要はありません。
Wondershareが提供する「Recoverit(リカバリット)」は、PCの丸ごとデータ移行から、失ったデータの復元まで、お手持ちのPCのデータ管理を幅広くこなす高機能なソフトウェアです。
ドキュメント、画像、動画、写真、音声、メールなど1,000種類以上のファイル形式に対応しており、ビジネスからプライベートまで大切なデータを守ります。
先述したように、初心者でもわかりやすいインターフェースとなっていますので、ぜひ無料ダウンロードでお試しください。
以下は、「Recoverit」で消えたデータを復旧・復元する手順です。
ステップ1 復元場所を選択します。
パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーにファイル保存場所が表示されます。ここでは、特定の保存場所を選択してください。
スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。

ステップ2 消えたデータをスキャンします。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、時間かかる場合もあります。

ステップ3 消えたデータをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!

終わりに
Windows10のバックアップ方法には、外付けHDDやSSDへのコピー、クローンデータの作成、ファイル履歴機能、クラウドストレージやOneDriveの活用など、さまざまな手段があります。
大切なのは、自分が守りたいデータの範囲や、今後のOS移行の予定にあわせて、無理なく続けられる方法を選ぶことです。
万が一バックアップデータが消えてしまった場合や、誤操作・システム不具合でデータを失ってしまった場合は、記事内でご紹介したRecoveritなどのデータ復元ソフトもあわせて参考にしてみてくださいね。