Mar 19, 2025 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元
皆さんは「場所が利用できません」や「〇〇〇は利用できない場所を参照しています」といったエラーメッセージを見た事があるでしょうか。このエラーメッセージはウィルスやマルウェアなどは関係ないエラーですので安全ではありますが、場合によってはデスクトップのデータが全て消えてしまうなどかなり困った事態を引き起こします。もしこのエラーでお困りの方はぜひ最後まで御覧ください。
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皆さんはパソコンを使って「場所が利用できません」と表示されたことがあるでしょうか。これはエラーメッセージで、主にファイル名に問題がある場合に表示されるものです。
この表示は比較的誰にも起こりやすいエラーメッセージですが、このエラーが出るとそのドライブにアクセスすることができなくなってしまいます。ではこのようなエラーが起こる状況とその対策を考えていきましょう。
このエラーが表示されるにはいくつかの原因がありますので、一つずつ見ていきましょう。
このような場合、「c:\windows\system32\config\systemprofile\desktopは利用できない場所を参照しています」という文言が表示されるはずです。このエラーはWindowsのバージョンに関わらず発生するエラーで、更新プログラムや互換していないアプリの他に何らかの原因でシステムファイルが破損したときにも発生することがあります。
このようなエラーが発生した場合、デスクトップのデータはすべて消去されデータやファイルの保存ができなくなりますのでデスクトップの復元を行わなければなりません。
デスクトップのパスをコピーします。このエラーが表示されたら、ユーザーフォルダ下のデスクトップを「C:\Windows\system32\config\systemprofile」に移動させます。その後パソコンの再起動を行えばエラーが解消されるかもしれません。
このエラーはWindows10のバージョン1803・1809にアップデートした場合に起こりやすいエラーです。このエラーが起きてしまう原因としては、システムの復旧をしようとした際にバージョン1803、1809に更新されたことで復元ポイントが存在しない状態になっていることが要因のようです。
対策方法・ 以前のバージョンに戻す
一番簡単な方法は以前のバージョンに戻すことです。
あとは指示通りに手順を進めれば問題ありません。ただしこの方法はアップデートして10日以内でなければ利用できないのでその点はご注意ください。
このような場合に考えられるのはLhaplusのようなWindowsで使われている圧縮解凍ソフトが最新バージョンになっていないことです。圧縮解凍ソフトによっては手動で更新する必要がありますので、まず確認してみるといいでしょう。
対策方法
非常にシンプルですが使っている解凍ソフトを最新バージョンにしてしまえばこのエラーは解消されます。自分のパソコンの解凍ソフトを調べて最新バージョンをインストールしましょう。また、最新バージョンでも不具合が起こった場合は別の解凍ソフトをインストールすることを勧めます。複数インストールしても競合することはありませんので問題なく扱えるはずですので安心してください。
もしこのエラーでファイルを紛失したのなら、「Recoverit」をご利用ください。Recoveritは強いデータ復元ソフトで、どのような状況でどんな形式のファイルを失ったかを問いません。画面も分かりやすく扱いやすいのでぜひお試しください。
以下は、「Recoverit」で「場所が利用できません」エラーで紛失したファイルを復元する手順です。
パソコンで「Recoverit」を起動してから、消えたファイルの元場所を選択します。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してください。「開始」をクリックして、選択した場所をスキャンし始めます。
「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!
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内野 博
編集長