【場所が利用できません】というエラーが出る状況の対処法

皆さんは「場所が利用できません」といったエラーメッセージ状況があるでしょうか。困りますね。ではこのようなエラーが起こる状況とその対策を考えていきましょう。

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内野 博

Sep 25, 2024 • カテゴリ: Windowsコンピュータ復元

皆さんは「場所が利用できません」や「〇〇〇は利用できない場所を参照しています」といったエラーメッセージを見た事があるでしょうか。このエラーメッセージはウィルスやマルウェアなどは関係ないエラーですので安全ではありますが、場合によってはデスクトップのデータが全て消えてしまうなどかなり困った事態を引き起こします。もしこのエラーでお困りの方はぜひ最後まで御覧ください。

 目次:

パート1:「場所が利用できません」と表示される事象について

皆さんはパソコンを使って「場所が利用できません」と表示されたことがあるでしょうか。これはエラーメッセージで、主にファイル名に問題がある場合に表示されるものです。

この表示は比較的誰にも起こりやすいエラーメッセージですが、このエラーが出るとそのドライブにアクセスすることができなくなってしまいます。ではこのようなエラーが起こる状況とその対策を考えていきましょう。

パート2:3つの「場所が利用できません」というエラーが出る状況と解決策を別々に紹介

このエラーが表示されるにはいくつかの原因がありますので、一つずつ見ていきましょう。

1 更新プログラム、互換していないアプリをインストールした後に発生した場合

このような場合、「c:\windows\system32\config\systemprofile\desktopは利用できない場所を参照しています」という文言が表示されるはずです。このエラーはWindowsのバージョンに関わらず発生するエラーで、更新プログラムや互換していないアプリの他に何らかの原因でシステムファイルが破損したときにも発生することがあります。

このようなエラーが発生した場合、デスクトップのデータはすべて消去されデータやファイルの保存ができなくなりますのでデスクトップの復元を行わなければなりません。

対策方法・デスクトップのパスをコピーする

デスクトップのパスをコピーします。このエラーが表示されたら、ユーザーフォルダ下のデスクトップを「C:\Windows\system32\config\systemprofile」に移動させます。その後パソコンの再起動を行えばエラーが解消されるかもしれません。

2 Windowsのアップデートの後に「〇〇〇は利用できない場所を参照しています」と表示される場合

このエラーはWindows10のバージョン1803・1809にアップデートした場合に起こりやすいエラーです。このエラーが起きてしまう原因としては、システムの復旧をしようとした際にバージョン1803、1809に更新されたことで復元ポイントが存在しない状態になっていることが要因のようです。

対策方法・ 以前のバージョンに戻す

一番簡単な方法は以前のバージョンに戻すことです。

  1. スタートボタンを押して「設定」を選択する
  2. 「更新とセキュリティ」を選択し、メニューから「回復」を選択
  3. 「前のバージョンのWindows 10に戻す」で「開始する」を押す。

あとは指示通りに手順を進めれば問題ありません。ただしこの方法はアップデートして10日以内でなければ利用できないのでその点はご注意ください。

3 zipファイルを解凍する時に「〇〇〇は利用できない場所を参照しています」と表示された場合

このような場合に考えられるのはLhaplusのようなWindowsで使われている圧縮解凍ソフトが最新バージョンになっていないことです。圧縮解凍ソフトによっては手動で更新する必要がありますので、まず確認してみるといいでしょう。

対策方法

・圧縮解凍ソフトを最新バージョンにする

非常にシンプルですが使っている解凍ソフトを最新バージョンにしてしまえばこのエラーは解消されます。自分のパソコンの解凍ソフトを調べて最新バージョンをインストールしましょう。また、最新バージョンでも不具合が起こった場合は別の解凍ソフトをインストールすることを勧めます。複数インストールしても競合することはありませんので問題なく扱えるはずですので安心してください。

パート3:「場所が利用できません」エラーで紛失したファイルを復元する方法

もしこのエラーでファイルを紛失したのなら、「Recoverit」をご利用ください。Recoveritは強いデータ復元ソフトで、どのような状況でどんな形式のファイルを失ったかを問いません。画面も分かりやすく扱いやすいのでぜひお試しください。

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以下は、「Recoverit」で「場所が利用できません」エラーで紛失したファイルを復元する手順です。

ステップ1 まず「Recoverit」を起動して、消えてしまったデータの元保存場所を選択します。

パソコンで「Recoverit」を起動してから、消えたファイルの元場所を選択します。ここでは、「HDD」タブでハードディスクを選択するか、[場所]タブでデスクトップを選択してください。「開始」をクリックして、選択した場所をスキャンし始めます。

消えたデータの保存先を選択

ステップ2 パソコンの消えたデータをスキャンします。

「開始」ボタンをクリックして、パソコンから消えたデータをスキャンし始めます。スキャン終わった後、見つけたファイルはフォルダあるいはファイル形式ごとに表示されます。

復元されたいデータをスキャン

ステップ3 パソコンの消えたデータをプレビューして復元します。

パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイルがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元」をクリックすれば完了です!

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