PCの温度が高くなると、PCの動作が重くなる・フリーズする・アプリケーションが落ちる・頻繁にファンの音が大きくなるといった問題が発生しやすくなります。
本記事では、PCの温度を確認する簡単な方法を3つ解説。画像付きで分かりやすくお伝えします。
PCの温度を確認すれば、発熱トラブルにいち早く気がつき、適切な対処ができるかもしれません。お困りの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
Part1:PC(CPU)の温度を確認する前に知っておきたいポイント

PCの温度とは、基本的にPCに内蔵されている「CPU」の温度のことを指します。
CPUの温度を確認する前に、まずは以下のポイントを理解しておきましょう。
理解しておくべきポイント
- PCの適正温度とは
- PCの発熱トラブルが及ぼす重大なリスク
Part1-1:PCの適正温度とは
PCを起動しただけの状態のCPU温度は、おおよそ30度~40度台が一般的です。
ウェブサイトの閲覧や動画の視聴など、PCで何かを行うとCPUには多少なりとも負荷がかかり、温度が上昇します。この場合の適正温度の目安は50度~65度前後以下と考えておきましょう。
ゲーム配信や動画編集などを行うとさらにCPUに負荷がかかり、温度が高いときは70度~80度台にまで上昇することもありますが、90度前後に近づくと注意が必要です。
CPUが高温になった場合は、一度PCでの作業を中断し、何らかの対策について考えましょう。
Part1-2:PCの発熱トラブルが及ぼす重大なリスク
CPUの発熱トラブルは、以下のような症状の原因となります。
発熱によって起こりやすい症状
- 動作が重くなる
- 頻繁にフリーズする
- アプリケーションが落ちる
- PCが勝手に再起動する
このような症状を放置すると、最悪のケースでは重要なデータが保存できなかったり、データ自体が消失してしまう可能性も。
CPUが発熱した場合は、記事の後半で解説している内容をもとに、対応策の実施をおすすめします。
Part2:PC(CPU)の温度を確認する3つの方法と手順
PC(CPU)の温度を確認する方法は、主に3つあります。
主な3つの確認方法
- Windows標準搭載のパフォーマンスモニターを利用する
- コマンドプロンプトから確認する
- フリーソフトを利用する
それぞれ画像付きでお伝えしますので、ぜひ参考にしながら一緒に操作してみてくださいね。
方法1:Windows標準搭載のパフォーマンスモニターを利用する
Windowsに標準搭載されている「パフォーマンスモニター」機能を利用する方法です。手順を解説します。
ステップ1 タスクバーの検索ボックスに「コンピューターの管理」と入力し、[コンピューターの管理]画面を開く

ステップ2 [パフォーマンス]>[モニターツール]の順にクリックし[パフォーマンスモニター]を開く

ステップ3 緑色の[+]アイコンをクリック

ステップ4 [Thermal Zone information]の下層にある[Temperature]を選択し[追加]をクリック。[OK]で画面を閉じる

ステップ5 [グラフの種類の変更]アイコンから[レポート]をクリック
![[レポート]を選択](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/1707/check-pc-temperature7.png)
ステップ6 表示された数値から-273を引いて摂氏に変換

画像の例の場合、318-273=45となり、CPU温度は45度ということになります。なお、この画面に表示されている数値は「ケルビン値」と呼び、次のコマンドプロンプトを使った方法にも登場します。
方法2:コマンドプロンプトから確認する
コマンドプロンプトを使用した場合も、表示されたケルビン値からCPU温度を割り出すことができます。手順は次の通りです。
ステップ1 タスクバーの検索ボックスに「コマンド」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行

ステップ2 wmic /namespace:\\root\wmi PATH MSAcpi_ThermalZoneTemperature get CurrentTemperature
と入力しEnterキーを押下

ステップ3 表示された数値÷10-273を計算し摂氏へ変換

こちらはケルビン値を10倍した数値が表示されるので、上記の計算式で摂氏を割り出します。画像の例の場合、3162÷10-273=43.2となり、CPUの温度は43.2度ということになります。
方法3:フリーソフトを利用する
フリーソフトを利用する方法もあります。今回は「HWMonitor」というフリーソフトの使い方をご紹介します。
手順は次の通りです。
ステップ1 公式サイトへアクセスし [SETUP・ENGLISH] > [DOWNLOAD NOW!] の順にクリック

ステップ2 ダウンロードフォルダから [hwmonitor_~(バージョン)] をクリックしソフトウェアをインストール

画面の案内に沿ってインストールを進めます。難しい操作はありません。
ステップ3 HWMonitorを起動し、CPU欄の [Temperature] > [Package] の数値を確認
![CPU欄の[Temperature]にある[Packageの数値を確認]](https://recoverit.wondershare.jp/images/article-trans-image/1707/check-pc-temperature15.png)
左の [Value] 欄にある数値を確認してください。画像の例の場合は40度が現在の温度です。
注意:「タスクマネージャー」ではPCの温度は確認できない

タスクマネージャからCPU温度が確認できると便利ですが、パフォーマンス欄からCPU温度を確認することはできません。先述した方法のいずれかを使用して温度を確認しましょう。
Part3:PCの温度が高いときの対処法

PC(CPU)の温度が高い場合、主な原因とともに、適切な対処法を理解し実行することが重要です。ここでは、PCの温度が高くなる原因と対処法について解説します。
Part3-1:PCの温度が高くなる原因
PC(CPU)の温度が高くなる主な原因には、次のようなものがあります。
温度上昇の主な原因
- 長時間の動画編集
- 高負荷なゲームプレイ
- ファン部分へのホコリの蓄積
- 冷却機能の劣化
- バックグラウンドでの複数のプログラム起動
このような原因を特定できれば、適切な対処法がわかります。まずはこれらの原因に心当たりがないか今一度確認してみましょう。
Part3-2:PCの温度が高いときの対処法
PC(CPU)の温度が高い場合に、すぐに実践できる対処法をご紹介します。
温度が高いときの主な対処法
- 可能な範囲でファン部分をクリーニングする(定期的に行う)
- メーカーアプリなどを利用してCPU動作を「パフォーマンス重視」に設定する
- ファン、吸気口、排気口周辺に障害物がある場合は解放する
- 使用していないアプリやバックグラウンドプログラムを終了する
- 冷却パッドなどのグッズを使用する
例えば布団の上などでPCを使うと、ホコリなどが蓄積しやすい上、熱もこもりやすくなります。PCの設置環境や、定期的なクリーニング、PCの使い方などを工夫してCPUの温度上昇を防ぎましょう。
Part4:CPUのパフォーマンス低下でデータが消えてしまったときの解決策

万が一、PCの異常な温度上昇やパフォーマンスの低下によって、大切なデータが消えてしまった場合は、データ復元専用ソフトをご活用ください。
「Recoverit(リカバリット)」ではPCに保存したドキュメント・画像・動画・音声・メールなど1,000種類以上のファイル形式に対応。初心者でも理解しやすいインターフェースで、簡単にデータ復元の操作ができます。
お困りの方はぜひ無料ダウンロードでお試しください。
以下は、「Recoverit」で消えたデータを復旧・復元する手順です。
ステップ1 復元場所を選択します。
パソコンで「Recoverit」を起動すると、左側のサイドバーにファイル保存場所が表示されます。ここでは、特定の保存場所を選択してください。
スキャンしたいフォルダをクリックすると、選択した場所をスキャンし始めます。
ステップ2 消えたデータをスキャンします。
スキャンしたいハードディスクをクリックすれば、スキャンが始まります。
スキャンは数分かかりますが、サイズの大きいファイルが多数存在する場合、時間かかる場合もあります。
ステップ3 消えたデータをプレビューして復元します。
パソコンのデータをスキャンした後、失われたファイル・フォルダがあるかどうかを確認するためにプレビューを行います。その後、復元したいパソコンのファイルにチェックを入れて、「復元する」をクリックすれば完了です!