MPEGをMP4に変換する方法・再生できないMPEGファイルを修復する方法もご紹介

MPEGは動画ファイルのなかでは特に古い拡張子のため、他の種類と比べて画質やフレームレートが劣ります。本ページでは、MPEGをMP4へ変換する方法を解説します。

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内野 博

Aug 31, 2023 • カテゴリ: ビデオ・写真復元/修復

MPEGは動画ファイルのなかでは特に古い拡張子のため、他の種類と比べて画質やフレームレートが劣ります。そのため、MPEGファイルを使う場面があると、MP4へ変換したいと思うでしょう。変換は簡単にでき、専用ソフトがなくても可能です。

本ページでは、MPEGをMP4へ変換する方法を解説します。再生できないMPEGファイルを修復する方法も紹介するので、参考にしてください。


MPEGとは?MPEG2とMPEG4の違い

MPEGとは、動画や画像を圧縮したファイルの1つです。MPEGは動画を1988年に設立された動画ぞうの圧縮規格を作る組織でしたが、今ではその規格の名称となりました。動画データは容量がとても大きいため、送受信を行うには圧縮しなければいけません。そのため、動画データを圧縮するためにMPEGが登場し、その後新しい規格が発表され続けています。

MPEGは以下の3種類がありますが、この記事で取り上げるのは名前の通り「MPEG」となります。

MPEGはこの中ではもっとも古く、他の拡張子と比べると画素数やフレームレートなどは劣ります。

拡張子

画素数

フレームレート

MPEG

352×240、または352×288

25〜30fps

MPEG2

720×480、1920×1080

30fps

MPEG4

1280×720、1920×1080

60fps

MPEGの画質はVHS方式のVTRクラスで、最新の規格に比べるとかなり劣ります。MPEG2はテレビ放送、ハイビジョンクラス以上の高画質です。そのため、DVDやデジカメへ搭載できるクオリティです。MPEGはフレームレートが向上されており、より細かな描写を表現する際に使われるようになりました。

ちなみにMPGファイルはMPEGの動画に音声を記録するためのファイル形式で、MPEGや MPEG2に含まれていることが多いです。

MPEGファイルをMP4に変換する方法

MPEGファイルをMP4に変換する方法は、以下の2通りあります。

  1. オンラインで変換
  2. 変換ソフトを利用

それぞれの方法を詳しく解説します。

方法①:オンラインで変換

もっとも手っ取り早いのは、変換サイト「Convertio」を使う方法です。
Convertioのサイトを使うと、以下の手順を行うだけでMPEGファイルをMP4へ変換できます。

  1. 「ファイルを選ぶ」を左クリック
  2. 表示されるダイアログボックスでMP4へ変換したいMPEGファイルを選択
  3. 「開く」を左クリック
  4. 画面の指示に沿って変換のうえ保存

無料でお金がかからないので、変換ソフトを用意できない人には打ってつけです。

方法②:変換ソフトを利用

動画ファイルの変換ソフトを利用する方法もあります。 ネットで「MPEG MP4 変換ソフト」と検索すると、あらゆるソフトが出てきます。有料と無料どちらもあり、ソフトによって使い方も違うので、自分にあったものを選ぶといいでしょう。
また動画編集ソフトを使い、以下の方法で変換する方法もあります。

  1. 動画編集ソフトでMPEGファイルを開く
  2. MPEGファイルを開いたプロジェクトをMPEG4として書き出す

動画編集ソフトを利用している人は、こちらの方法も試すといいでしょう。

再生できないMPEGファイルを修復する方法

MPEGファイルが再生できない場合、そのファイルか再生ソフトが破損している可能性があります。再生ソフトが破損している場合は、再インストールで対処できます。しかし、MPEGファイルが破損している場合、PCの基本機能では修復できないので厄介です。

MPEGファイルが破損しているのであれば、Wondershare Repairitを使って修復しましょう。「Repairit」は操作が簡単なファイル修復ソフトで、成功率が高く1億5000万人以上のユーザーが利用するほど人気です。

MPEGを含めたあらゆる動画ファイルの拡張子に対応しているうえに、画像やOfficeファイルも修復できるほど万能です。万が一のトラブルへの備えに用意するのもいいでしょう。

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以下は「Wondershare Repairit」 で再生できないMPEG動画を修復する手順です。

ステップ1  再生できないMPEG動画を追加します。

「Wondershare Repairit」を起動した後、「+追加」ボタンをクリックし、パソコンから再生できないMPEG動画を追加します。そして、右下の「修復」ボタンをクリックします。

再生できないMPEG動画を追加

ステップ2  再生できないMPEG動画の修復完了を待ちます。

「修復」ボタンをクリックし、修復作業が始まります。修復完了まで、少しお待ちください。

再生できないMPEG動画の修復完了を待ち

ステップ3  修復されたMPEG動画を保存します。

修復された動画をプレビューして保存します。

再生できないMPEG動画を保存

以上の操作で破損した動画を修復する操作は完了です。

また、「Wondershare Repairit」を利用すると、動画の修復だけでなく、写真ファイルの修復にも対応できます。データ破損に困っている方は、ぜひ利用してみてください。

破損した動画ファイル修復ソフト

Wondershare Repairit - 動画修復ソフト

  • Windows/Macで再生できない、破損した動画ファイルを修復
  • MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVIなど多種類の形式に対応
  • 撮影中、記録中、転送中、編集中、変換中、処理中に破損した動画を修復
  • Canon、Nikon、Sony、GoPro、DJIなどカメラで撮影された動画を修復
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