現代では、紙で保存することを減らす傾向があり、あらゆるものをデジタル化して保存するようになってきました。それは、自宅でも職場でも同じことで、とにかく紙での保存は極力なくす方向でいます。紙で保存している際には、どこに保管したのかわからない場合がありますが、電子データの場合だと、もし分からなくなっても検索すればすぐに出てくるので便利です。しかし、電子データのデメリットとして、急にデータが見ることができなくなってしまう場合があります。パソコンに保存してたものの、そのパソコンが故障してデータにアクセスできなかったり、ディスクが破損してしまって使用できなくなったり、また、パーティションが破損したことによるケースがあります。
また、メールにおいても同様のケースが考えられます。メールボックスのデータが消えていたりといったトラブルが考えられます。このように、データは保存に便利な反面、きちんとバックアップをとっておかないとデータが消えてしまった場合に混乱してしまうので優位する必要があります。そこで、データをリカバリーするために何らかの施策をしなければいけないのですが、Wondershare「Recoverit」がその一例です。Wondershare「Recoverit」を使用することで、消えていたデータがリカバリーされるのです。Wondershare「Recoverit」の使い方はとても簡単で、パソコンが得意でない方でも容易に使える仕様になっています。ここでは、Windows版とMac版について、その使い方を説明していきます。
Wondershare「Recoverit」には、Windows版とMac版がリリースされていますが、ダウンロードすると、その使い方に変わりはありません。ですから、Windows版を例として、使い方を説明させていただきます。
WindowsパソコンからRecoveritを起動します。起動できた後、下記の製品画面で、消えたファイルの元保存場所を選択して、右下にある「開始」をクリックします。
そうするとRecoveritは自動的にデータのスキャンをスタートします。
スキャン終了後にファイルが見つかれば画面にリストアップされるので、復元したいファイルをチェックし復元ボタンをクリックしてください。復元したファイルを保存する場所を指定するウィンドウが表示されますので、適宜保存場所を指定します。(ご注意:「上書き保存」を避け、元のファイルと同じ保存先は選択しないで下さい。)
Mac版の使い方について、詳しくはこちら:ヨノイブログ
以上のことでリカバリーは完了です。これを見て、Wondershare「Recoverit」の操作はとても簡単だということが分かります。データがどうしても出てこない場合は、ディープスキャンというモードを選択すると、出てくるかもしれません。これは細かいところまでスキャンするので、少々時間を要することがありますが、隅々までスキャンすることで、データ復旧には有効な手段になります。
このように、「Recoverit」は隅々までスキャンすることができるので、かなりの確率で復旧をすることができますが、あくまで可能性が高いというだけで、完全ではないことには留意しておかなければいけません。ですから、保管にはバックアップが絶対に必要ということになります。デジタルとして扱うからには、使用者が最低限の情報リテラシーを携えておくことが必須で、知らなかったでは済まされないのです。ですから、職場においてもパソコンの使い方について教育する必要があるでしょう。
「Recoverit」はデータの修復してくれるソフトとしてかなり優秀なソフトっぽい感じだね。 ...
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内野 博
編集長